4/30 (休日) 晴れ 

御池岳・土倉岳    標高 1194 m   歩行時間(約)6時間 (散策を含む) 

しろくまさん  チー 

アバウトな地図・・・・ ←  + 辺りが駐車場


家(お迎え*しろくまさん)5:20→(コンビニ)→しろくまさん家→豊中IC5:45→八日市IC6:35→(コンビニ)→君ヶ畑 駐車場 7:30

駐車場 7:45→取り付き→878ピーク8:50→918→石楠花ピーク10:10→尾根11:10→奥ノ池→(昼30)→1194ピーク→土倉岳→鉄塔(休憩)→ノタノ坂→駐車場16:00


駐車場16:10→(コンビニ)→八日市IC17:00→豊中IC18:15→しろくまさん家→家18:50

高速代 2750円 × 2 = 5500円
ガソリン代 = 1790円



御池岳には ずーっと憧れていて、、

といっても訪れたのは 早春と秋 たったの二度。
どちらも しろくまさんとボタンブチまで行きついて
「あれですよねぇ〜」 と、T字型をした尾根を指し 
またそのうちに、、とか言い残したまま 今に至る。

バック T字尾根 

「一番で伺います!」 しろくまさんは、昨日の山疲れもなく 意気揚々!
チーも それなら(^O^)/ と、未だ 生々しいコンサート気分を一新し
前に送ってもらってた地図とか、、、地図とか、、

ありゃ? 手がかりって これだけ? 
と、等高線に点線くらいを書き込んだ、地形図を覗き込み、、
φ(.. )  

高気圧が たまたま強くてバンバンザイ!
悪天なら 諦める覚悟で おりました。m(_ _)m

アクセスなら お任せ! と、天狗堂取り付きまで 
何往復もしたことのある(!) 田舎道から林道へ、、
しかし情けない(^_^; 記憶のカケラも ございません、、(笑)

意外にデカイ 駐車場に 一台ポツンと到着し、、

ここで 合ってますよねぇ、、
しろくまさんは 半信半疑。


現在地 確認中・・・

念には念(!)のスパッツ付けて 御池川沿い
舗装路から小橋を渡れば 気分はすっかり上高地♪ 
いーえ、ほんまの上高地なら ここで私、遊んでますぅ〜♪ (^_^)/~(笑)

斜面をチラチラ 取り付き捜し。
傾斜がきつそう、テープも雑多、、

「もう ここにしましょう!」 言い残してしろくまさん
うっすらの踏み跡を ガシガシと登リ出す。

これが道かい! 、、ってなヤツ、、、
あぁ〜 観念の登りやなぁ〜

しかし、それは 「道」ではなかった(!) 
やっぱし、、(;_;)
と、申し上げたいくらい倒木バタバタ 草ボウボウの ヤブ斜面
それを、ひたすら バリバリバリと漕ぎ上り 

背後には 天狗堂
右手前方は 藤原岳界隈

「えっ あれが 藤原?」 (正しくは静ヶ岳でしたm(_ _)m
とか言いつつ、何とか 息を整える(-。-;

あっ イワウチワ! のショボイの一本。
あとは 今が盛りのキランソウ  
それに フモトスミレやタチツボスミレ
そう、、登っても登っても 麓スミレ、、、なんですわ。(笑;)

さっきの景色のお隣りに 釈迦や御在所が見えだすと
ようよう傾斜も緩やかに、

左に植林 右に雑木 のどかな尾根に ポンと飛び出し、
「ここが P878みたい。 たぶん、、」

ふーん これが 「T字」の端 なのかぁ、、 

取り付き? 天狗堂 静ヶ岳 釈迦 御在所 登ってもフモト、、

T字の端から中央部までの尾根伝い

何ごともなかったかのように、穏やかな雑木林 
しみじみと 味わいながらゆさゆさと

木々の間に 今日のゴール テーブルランドがちらちら見える。
あの辺りの尾根筋を たどるのかなぁ、、

T字の中央部までは 標高差 高々40m (^_^)v 
、、ってな、気持ちのよい尾根歩き♪

喉もと過ぎれば 激登、忘れて
只今 とっても寛ぎモード、、、 
にしては 花が少ない、、と、思いませんか?

思い出したように ミヤマカタバミ イワウチワ、、
群れていないと撮る気がしない、、
とか ワガママ 言ってると、、

どーやっ!  
って感じに イワカガミ
インパクトのあるピンク 飛び込む!

そうか、イワウチワは もぉ 終わりだね♪ 
季節の移ろい 感じていると、、
いーやまだや! 
と、未だに踏ん張っるイワウチワも、、 恐れ入りました、、m(_ _)m

それに交じってスミレたち
ゆり科も ポツポツ加わって、、いみじくも すずやかな尾根遊び♪


寛いでます〜♪ ちらちら御池、、、 寛いでますA〜♪ おぉ!

T字 中央部から いよいよ T字の基部へ。
表示ないけど 向こう 下りになってるから、、たぶんここでしょう。

御池の壁が 正面に仁王立ち。
来るとこまで来た、、って感じで見上げつつ、まぁ 結構な高低差だぜ!

オオカメノキの白い花 
左手には、土倉岳の稜線や、、銚子岳の尖がりも、、 

まだ9時台なのに、お腹グーグー (^^ゞ
次第に尾根 痩せてきた(笑)

斜面に はびこるイワカガミ、、
シャクナゲの木が あたり一面 生い茂り、いつの間にやらすっかりジャングル!
どこかに花が、、と、期待して、、、

あっ 咲いてるやん!  急な斜面に ただ一本
チーさん そっちは危ないです! こっちにしましょ!
よかった 貴重な木もあって。(^_^)v

根っ子という根が 岩や斜面に絡みつき ネを上げそう
足の踏み場に窮しつつ 七面山(大峰)を思い出す、、、

シャクナゲピークの辺りでは
見上げる空に目をひくタムシバ あっちの山腹 こっちの頭上、、

再び地形図覗き込み、等高線がツメツメの難所は もうすぐね、、
と 緊張キンチョウ、、(−.−#

左手には御池の稜線 ガレた岩壁、、かの有名な天狗ノ鼻やら ボタンブチ。
人のうごめくのが 見える。
あの上まで 登るのかぁ〜

まさに、手に汗握るココチです、、、 (笑;)


オオカメノキ 土倉岳稜線 銚子岳 ボタンブチ おぉ!A

風 爽やかなブナの林を過ぎ、ついに始まる激登り!

ここからどうぞ、、の踏み跡も いつの間にやら 消え失せて、
頼みのテープも白状に、
「どこなと 登れ!」 と 突き放す(笑)

ゼェゼェ ハァハァ、振り向けば 再び背後に天狗堂 (^_^;/~

足元にはバイケイソウ すき間を縫ってニリンソウ、、
ポツリポツリと微笑んで、、
「可愛いなぁ、、」
逐一ほほえみ返してたら、画像は どんどん増すばかり、、 (笑) 

「チーさ〜ん これも 撮りますか?」
「いいわ あなた撮っといてぇ   やっ やっぱし行く行く!」
ってな 余計な(?)カニ歩き するから なおシンドイ(笑)

テープなど、信用ならない激斜面 ほとんど這ってますぅ
、、状態を かれこれ30分程 やってましたか、、
ようよう、テーブルランドの端っぽに 転がり込んで、、

着きましたぁ〜
着きましたねぇ〜 はぁ〜
と、しみじみ、、、(笑)

ヽ(^。^)ノヽ(^o^)丿

おぉ!
眼前の、大展望に目を見張る。

鈴鹿の名峰 並んでいますね。
「竜 釈迦 御在所 雨乞 綿向、、こっち 日本コバ、天狗堂、、、」
「そうそう、、(゚.゚)  えっ! もぉいっぺん 言って (^^ゞ」 

だだーっ広い 御池岳のテーブルランドを見回して

さ〜て どこへ行きましょう?
ま、「御池」ですから、とりあえず 池探し、、、
と、笹ヤブ漕いで 奥へ奥へと、、、

これでしょうかね?
ようよう見つけた 奥ノ池は 干上がった単なる窪地、、

「池か? これ池か? これが池なのかぁ?」 \(-o-)/


バイケイソウの中を ナツトウダイ 地味です ほんのりピンク♪ ニリンソウ

奥ノ池? 笹に埋もれて


とりとめのない笹原を バサバサ漕いで
「ここにしよう!」
日陰を見つけて腰おろし 待望のオニギリランチです♪

「チーさんには珍しく 今日は2個も(!) 食べれてますやんか」
しろくまさんに 褒めてもらって (^_^)v

大の字になって 昼寝でも? の原っぱですが、
落ち着かないのは 何でだろ〜♪

あっちのピーク1194(たぶん)まで 行き
東のボタンブチからぐるっと周って 土倉への下山路に入りましょう。

ふむふむ
とか、分かったように頷くが、
朝からただの一個も 「表示」というものに お目にかかっておりません。
大丈夫かいな、、

「東のボタンブチは どこでしょう?」
「さぁ〜 どちらから来られました?」
「僕らは 鈴北から、、」
「私ら T字尾根から」

会う人 会う人に 同じように聞かれても、、(^_^;
と、立ち止まった瞬間に

「あっ!」
ってな 宝物にめぐり合えたりも、しましたね ヽ(^。^)ノ

しかしほとんどが 有毒植物の草むらでしたな。
要するに、鹿が食ってしまうのでしょう。 
何しか 「鈴鹿」は 「鹿」が「鈴」なり、、、ってなネーミング。  ホンマか!\(-。-


喜んでいただけたのか、、 1194ピークへ 藤原岳方面

たまに めっかる (^^)v

大展望 テーブルランドのエッジから、
「あの尾根を伝うのね きっと、、」
ってな 急斜面を見下ろして
「ここ!」 と定めて 一気に下るぞぉー  (^O^)/

、、かと思いきや、道はジグザグ 意外と楽チン♪
そう! あっちと違って 道「も」ある(!)

ヤマルリソウやハタザオなど、撮り残し花もチェックして。
30分ほどで鞍部に。

「土倉岳」 
今日 初めて見かける表示は、右に少し入ったところ。

元に戻って、明るい尾根道
次のポイントは、鉄塔道の右折点。

さて その先からは 塗りつぶしたような等高線! 
来たかぁ、、、ウーム(゚.゚;
と、気合も入るが、
やっぱりここも ジグザグジグザグ。

○部電力のお方って、よほど急坂が お嫌いなのね(笑)
おかげで(?) わずかなピークも ぐるーっと巻かされ (;´・`)

鉄塔見れば、立ち寄って (-。-)y-゚゚゚
ここが 最後の見晴らしでしょう。
、、ってのを いくつか(笑)

反対側には、今朝 登ったT字尾根やら天狗堂。

三叉路右で、茨川分岐、、
それを過ごすとノタノ坂。

意外や意外! それから先は、電力会社に見放され(!)
サンザン悪路に 四苦八苦、、(´〜`;)
アレも居そうな(!)沢沿いを 神妙に 急ぎ足、、 

とどのつまりが、崩壊家屋!
この板 踏んだら ぶち抜きまっせぇー
ってな 壁のすき間を まぁ 私は大丈夫だけどさ 
恐る恐る通り抜け、、

ようようの林道へと到達。
( ^^)Y☆Y(^^ )
清き流れに沿いつつ、鼻歌交じりに駐車場まで。

藤原岳方向 彼方 竜ヶ岳 あれを 下りてきた! 林道へ


運転・画像提供 ありがとう!


【出会った花たち】

あぶらな科 ハタザオ



いわうめ科 イワカガミ イワウチワ


かたばみ科 ミヤマカタバミ



ききょう科 タニギキョウ



きんぽうげ科 ニリンソウ キクザキイチゲ


くすのき科 アブラチャン



けし科 ヤマエンゴサク ミヤマキケマン


しそ科 キランソウ カキドオシ


じんちょうげ科 オニシバリ



すいかずら科 オオカメノキ



すみれ科 フモトスミレ ノジスミレ シハイスミレ タチツボスミレ ヒナスミレ?
つつじ科 シャクナゲ



とうだいぐさ科 ナツトウダイ



なでしこ科 ミヤマハコベ



ばら科 キジムシロ



むらさき科 ヤマルリソウ



ゆきのした科 ヤマネコノメソソウ アカヒゲボタン


ゆり科 ミノコバイモ ユキザサ(蕾)




苦戦してます(^_^; スミレたち  マチガイ ご指摘ください。 m(_ _)m

ノジスミレ? フモトスミレ タチツボスミレ ヒナスミレ? シハイスミレ?


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