【六甲山】

・・・今どきの六甲・・・

07 08 01 晴れ

チー単独

家7:30→阪急塚口駅7:40→宝塚駅(阪急バス)8:30→有馬バスターミナル9:05

有馬9:10→白石滝10:10→似位滝→(紅葉谷道)→旧極楽茶屋12:05(40)
→五助山13:55(10)→五助堰堤15:00→阪急御影駅15:50

御影駅16:00→塚口駅16:25→家16:35

交通費  往路   220円 +550円 = 770円
 復路   260円 = 260円
 合計 =1030円

 ←
今回は縦長なので、スクロール地図で。
『←』 が、旧極楽茶屋です。


そろそろだ、、と思います。

一昨年の6月 単独行さんと 六甲の白石谷を下った時
岩壁にビッシリ 『イワタバコ!』 その葉をつらつら眺め
咲いてれば さだめし、、、と思ったのです。

岩壁にビッシリ♪


あれから2年が 過ぎました。

台風は迫ってるし、予定もゴチャゴチャ詰まってきてるし
今日しかないねん
ちょっと無理した門出です。

今時の低山なんて、、自爆でっせ、、止めとき!
とか 聞こえてきそう(笑)
でも
裏六甲からの沢筋なら
比較的 楽チン♪ なのですよぉー

さーて 問題の花 咲いてますでしょうか?

アカメガシワ
フサフジウツギ↑ ヒヨドリバナ ダイコンソウ コマツナギ↑


ハッハッハ 咲いとる、咲いとる!
別の、、ですけど?(笑;

裏六甲の花って 何でか『上品』だ と思いません?

                 あぁ〜撮った人が やね?  イテッ(^▽^)\(−−

湯槽谷峠分岐を 左に折れて
いよいよ沢筋です。

冷やぁ〜
涼しいぃぃ〜〜〜
ゴキゲ〜ン(゚-゚)v

もうこれだけで 550円のバス代 モトを取ったようなもの、、

         ダハハ(^◇^)v ←幸せな人だ

クサアジサイ タニタデ↑


デジカメで チーさい花らと格闘してたら
いつの間にやら白石滝に。
        ありま ←有馬\(~o~)/

白石滝↑


えっとぉ〜 イワタバコ?
そ、そうでした。

岩肌に貼り付いた 葉っぱを ずぅーーっと見回して、、
うーん
似位滝にも 行ってみるかな。
と、白石谷から右折し、ゴルジュをへつって

おっ 咲いとる!
こっちにも

ザレ場をガシガシ
滑る滑る
それにもメゲズに、、、

深い谷間のイワタバコ
今ちょうど
咲きはじめた ばかりです。

日当たり良いとこのが 早いみたい。

蕾もどっさり付いとるわ。

イワタバコ
花は、たったの2日の命です。
咲いては枯れ 枯れては咲いて、次々に、、、


ヤマトウバナ
岩場にべタベタ↑ ミズタビラコ?↑ 谷をつめる↑ 似位滝↑ 


紅葉谷道にひょこん♪と、飛び出し、、
ふ〜む
七曲滝の方からも 人の声があがって来てます。

七曲なんて、氷瀑の時 以来やなぁ、、
と、行きかけて
やっぱ、やめとこ! 戻るのしんどい、、、(^^ゞ
と、
もうこのまま谷道を 旧極楽茶屋まで登りつめて
表六甲へと 下りることにしました。

紅葉谷周辺は なんと、青森県辺りの気候と似ているらしく、
ブナやイヌブナの混じった落葉広葉樹林

中でも「ブナ」は、六甲山全体で100本くらいしかない
へぇ そうなんかぁ

その貴重な一本を、撮りました。


サジガンクビソウ ツルニガクサ オカトラノオ  ブナ


紅葉谷を上がりきった所で、ちょうどお昼♪
今日は、オニギリと梅干、それに残りものも持ってるので
ちょっとは喉を越します 正解(^^)v

すぐ横を、足早に 過ぎていく人たち ぱらぱら、ぱらぱら、、
落ち着かへんなぁ、
そうやん! ここは分岐だった!
(>。<)ゞ

さーて どこを下りますか?

地図を広げて

まぁ 今日の体調なら最短距離を 五助かなぁ
と、縦走路をしばらく西へ
そして左折

さ、左折ぅ〜
これを? この中を、、ですか?
は、完全に草むらでした。

\(-o-)/

ま、そのうち何とかなるだろう〜♪
と、草やら笹が ぼーぼー茂ってる中を かき分け、かき分け

五助には
つい6月にも来ているんだけど、これほどヤブではなかったし、、
けど今は
もうすっかり草に覆われ 足元 まったく見えまへーん、、

(。。;!

救いなのは ただ! クモの巣がない?
ははーん ひょっとしてもう誰か 今日 通ってはんなぁ〜

(゚▽゚;


ケキツネノボタン アカショウマ ヘクソカズラ オオバノトンボソウ


「あっ! こんにちは」
五助山の手前で 年配カップルとバッタリ♪

「お独りですか?」
「ハイ この先って、草ぼーぼーでしたよ (^v^)」
「こっちもでしたよ (^v^)( ^)o(^ ) まだ左折する方がマシだったか、、お気をつけてね」

と、この界隈にお詳しい方に お会いでき
ホッ♪
お二人の踏み跡が 残ってる間に、、

(^◇^)v

と、背丈よりも伸びきった草を掻い潜り、ススキをつかみ
その葉で手を切らぬよう 注意 注意、、
バリバリガサガサ♪
云われた分岐に 気を配り

うわぁ〜! こっち崖やんかぁ〜

(@。@;

と、何度も何度も危機一髪に遭いながら、こっちの方が まだマシな道 なんだし!

何度も 自分に言い聞かせ
格闘すること2時間余

出たぁ〜 助かったぁ。

\(^o^)/

まだだす!
大詰めに控える 大好きな難儀な(?)渡渉
もう
ぐっしょり汗で 渡りつつ

             イエーイ(゚-゚)/ ←どこがじゃ!

五助山から 五助堰堤のサギ(!)


ぶっちゃけた話
この最短ルートを選んだのは
ただ
まだ見ぬ「打越山」を踏みたかった、、タメでした。

でも
この時点でもうすでに 疲労は極限状態、、(笑;
やめや
ここは素直に
御影駅へ 向かうぞ!

シュン(_”_;

思い返せば 今どきの六甲なんて
ちょうど、夏山に行ってたり、足を傷めてたり 雨で思いとどまってたり、、
で、
マトモに来ては いなかったのです。

(*_*;

夏に アルプスの山々が、お花畑へと変身するように
六甲もまた 夏には変身するんだね、、、、という、ごくあたり前のことに
今さら気づいたりして

ガンガンに焼けたアスファルトを 頭を冷すすべもなく、
ただひたすら
駅へと急ぐチーで ありま ←有馬!\(^o^)/ した。

めでたし、めでたし


ヤブマオ キンミズヒキ イヌビワ ウシハコベ ボタンヅル


【出会った花たち】

〔あかね科〕ヘクソカズラ  〔あかばな科〕マツヨイグサ・タニタデ  〔いらくさ科〕ヤブマオ

〔いわたばこ科〕イワタバコ  〔きく科〕ヒヨドリバナ・サジガンクビソウ 

〔きんぽうげ科〕ケキツネノボタン・ボタンヅル・アキカラマツ(蕾) 〔くわ科〕イヌビワ(蕾)

〔けし科〕タケニグサ 〔さくらそう科〕オカトラノオ 〔しそ科〕ヤマトウバナ・ツルニガクサ

〔たで科〕ギシギシ 〔とうだいぐさ科〕アカメガシワ 〔なでしこ科〕ウシハコベ

〔はえどくそう(くまつづら?)科〕ハエドクソウ 〔ばら科〕ダイコンソウ・キンミズヒキ

〔ふじうつぎ科〕フサフジウツギ 〔まめ科〕キハギ・コマツナギ・ヤマハギ・ネム 

〔むらさき科〕ミズタビラコ 〔やまごぼう科〕ヨウシュヤマゴボウ 〔らん科〕オオバノトンボソウ


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