【釈迦ヶ岳〜孔雀覗】

9月08日 (土) 晴れ時々ガス

標高1799m 歩行時間(約)6時間05分  

Mちゃん ・ チー


地図・・・・ ←  が釈迦ヶ岳  広域図    

 ← R168 旭川分岐付近(旭口)には、現在、トンネルが新設されています。
この二つ目のトンネルを抜けた所、すぐを右折すれば 
登山口への林道に回り込めます。(表示あり)


家5:10→JR塚口駅5:33→大阪→鶴橋(近鉄大阪線 快急)→大和八木→橿原神宮前7:00(Mちゃん車)→R169→R168→太尾峠の駐車場9:15

登山口9:25→古田ノ森10:25→釈迦ヶ岳11:15(5)→掾ノ鼻12:15→孔雀覗12:45(昼25)→釈迦ヶ岳14:20(10)→太尾峠の駐車場16:10

駐車場16:20→大和八木駅19:00(近鉄大阪線 快速急行)19:18→鶴橋→大阪→JR塚口20:26→家20:50

電車賃 往路 320円+610円 = 930円
復路 320円+540円 = 860円
=1790円
ガソリン代

釈迦ヶ岳は3度目。
十津川という あまりに遠いロケーションのため
1回目はしろくまさんと、ピーカン♪にもかかわらず、たどり着くので精一杯。

2回目はMちゃんとで、
登山口からすでにガスガス、途中からザァザァ降り
それが深仙の宿辺りで 突如! ピターッと止み、、、
(゚.゚)
その機に乗て一気に大日山 初登頂! という快挙を遂げたり、、、(笑;


2回目
1回目


今回は、
釈迦ヶ岳の先に伸びる奥駈道を、難所伝いに孔雀覗まで 往復しようという試み。

で、お天気は?

ミツを叩き起こし、本日の最新予報をゲット!
しかし
奈良県南部 十津川 20%→40% 昼曇り 15時弱雨
あぁ
また確率、上がってる。

午前中が勝負になる、、、か。

始発に乗っても 登山口着 9時15分

時間短縮?
前半戦 古田ノ森までならできるかも?

ほな 行きますよぉー

トイレを済ませ
階段上がって笹かき分けて それっ! とばかりに急坂ダッシュに打って出た。

 (^O^)/



やっとる場合か! めざせ 釈迦ヶ岳
峠の駐車場 大日山 中八人山方面? 古田ノ森から釈迦ヶ岳


盛夏を思わす好天に、ひょろひょろ揺れてるトリカブト
トンボ 飛び交い、大日 尖がり、、

デジカメ構えて初めて気づく
あーしんど(笑;
息はゼェゼェ、汗タラタラ

古田ノ森 10:25

おぉ 結構 ええタイムじゃん!
前は どのくらいだったのか?
さぁ〜 (^^ゞ

でも、あと1時間ほどで山頂だし、、、何とかなりそう、、

そして 未だ、快晴健在だ!

かの一枚岩 クサリ場
七面山 八経ヶ岳 大日山


展望のピークから一旦下って ヌタ場、千丈平へと 
黒焦げしてる(?)バイケイソウ

水場はまだか、待ち遠しい。

左に連なる 大峰の明峰
いよいよ急登に取り付いて、釈迦ヶ岳へとヒタヒタ迫る。 

もうちょっとやなぁ
と、思ったその瞬間! 突然 襲った空腹感、、
グ〜 腹へったぁ〜

(´Д`)

ようよう前鬼との分岐まで登りつめ
登頂まで後一歩! その一歩が、、上がりましぇーん(笑;

短い笹をバサバサ漕いで、鬱蒼としたシロヤシオの斜面 ひたすら尾根へ、尾根へ、、

はぁ〜

やぁ お釈迦さん! 戻って来てはるぅ〜

釈迦ヶ岳 登頂 11:15

へなへな

ヽ(^o^)丿ヽ(^。^;ノ

トリカブト 山頂 釈迦如来像 
水場 南の展望 


八経ヶ岳へと ずずーっと伸びている奥駈道。
それに向かって ひとまず下りだ、、

「おっ 休憩せぇへんのか?」
突然 前を行くおじさん 振り向いて、、

(゚.゚)?

「そっか、、Mちゃん 休む?」
「お昼は どうするん?」
「孔雀覗 あたり?」
「じゃぁ とりあえず先へ、、」

(^_^)/

鞍部めがけて下れや下れ、、
湿った斜面は石コロだらけ、、ツルツル滑るわ、、枝 引っつかみ、、

おっ 眼前に孔雀岳!
その岩肌には 無数の岩が ブスブス刺さって、、

スゲーっ!

「あれが、、五百羅漢かも、、」

岩場をすり抜け クサリを伝って どんどん下って 痩せてる尾根、、
馬ノ背か?

狭い稜線 そろ〜りそろり、、
エライとこやな ここも、、

うわぁ〜

、断崖絶壁、行き止まり

\(@@)/

五百羅漢? ↓・・さっきのオジサン おっと 行き止まり!
孔雀岳  よじ登って 連なる奥駈・・・


修験道
あちらこちらに岩場の行場、、うっかり伝って立ち往生、、

(*。*; 注意 注意、、

テープ こっちに!

どーもm(_ _)m

岩場の陰には、ひっそり小花
キャ 可愛いなぁ〜
危なーい! そっち崖よ! 行ったらアカーーン! 

リンドウ 岩場すり抜け


鞍部に下れば トウヒの森

ホッとしたのもつかの間で
再び始まる激登り、、、

おっと こちらも 崖っぷち
振り向けば 下ってきた崖、、、釈迦ヶ岳が釈然と!

おぉ凛々しい〜 

眼下の谷に 鋭利な巨岩が 突き刺さり
その背景には 波打っている七面、、八経、、、

スゴ〜イ

(゚.゚)(゚-゚)v

ところで、掾ノ鼻(えんのはな)は まだ?

釈迦を出てから かれこれ1時間、、
えっ! もう そんなに、、通り過ぎちゃったのかしら? 

不安を抱え
更なる岩場を よじ登った先
おじさん上からニタ〜

( ̄▽ ̄#

「よー来たなぁ アンタら」
ゾウノ鼻 ちゃう! 掾ノ鼻はどこですか?」
「おぉ ここやぞ」

あの岩に 行くとこだった(汗; Mちゃん 振り向けば、、釈迦ヶ岳 岩陰にダイモンジソウ
釈迦ヶ岳〜掾ノ鼻 掾ノ鼻 蔵王権現 


孔雀覗まで あと25分かぁ、、

見て! 釈迦ヶ岳にガスがかかってきてる。

ヤバイ!

立枯れトウヒの向こうには 尖がっている孔雀岳
急ごう! あそこまで、、

ヤセ尾根伝って
岩場に登って

孔雀覗は まだかまだか、、
どんどんガスに巻かれていく中、足だけが負けじと前進していく

あっ 朝 会った人よ!

すいません 孔雀覗は まだですか?
えっ そんなん ありましたっけ?

ガーン(゚゚) (゚.゚;

もうちょっとだけ 行ってみる!

孔雀岳ニセピーク?を越え 岩場によじ登り プレートどこだ、、

まさか、表示なし、、、ってことなのか、、

あーっ あったぁ!

( ^^)Y☆Y(^^ )

釈迦にガスが、、 あった! うわぁ〜 
仏生 孔雀 立枯れ地帯 ランチタイム


12:45
孔雀覗にて とにかくランチ。

そこ 崖と ちがうん?
平気! どーせガスで 何も見えへん、(^◇^)v

そのガスが 一瞬すーっと引いて、、眼下が、、

うわぁ〜

\(@。@)/

食事をしている間にも、ガスがどんどん充満してくる
グズグズしてると それに巻かれて 帰路が危ない
うっかり 支稜に紛れ込まないとも、、

んじゃ 戻りますか?

最後まで健在だった 七面、八経方面も ついにガスの中、、

そのガスにまみれつつ、ヌーっと尖がる岩稜 異様!

コンパスを 握りしめ、、
ダメ! そっち 行き止まり!

(^^ゞ

立入禁止のロープにも助けられ
あ〜ぁ
何とか 修羅場を脱出!

しかし、、
見上げる釈迦山頂 その高ぁーいこと、高いこと!

あやぁ〜 こーれーを 今から登るんですかぁ〜

ハァハァ ゼェゼェ
あかーん 足 上がらへーん おーい 待ってくれぇ〜〜い

健在だった展望 (^^)v 眼下の迫力! 戻ってきたぁ〜
孔雀覗〜釈迦ヶ岳


釈迦ヶ岳 14:20

もう誰も 残ってなんかいません♪
ヨレヨレ(笑;

今度 いつお会いできるか、、というお釈迦様に泣く泣く(?)暇乞いをし
駐車場へと 引き返します。

古田ノ森まで戻ってくれば 次第にガスも抜けはじめ
歩いているのは私らだけ、、やね
ハハハ

静かやねぇ〜

静寂の中 響いてくるのは 鹿の声

ピー ピー

あぁーーっ

わぁーーっ!

鹿やーっ! ファミリーや! バスハイクがあった みたい?
帰りましょ〜 お名残惜しい 駐車場


運転・画像提供 ありがとう!


【出会った花たち】

さすがに、少なかったです。

アキノキリンソウ コハコベ?


〔おとぎりそう科 オトギリソウ〕
〔きく科 アキノキリンソウ、ヨシノアザミ〕
〔きんぽうげ科 トリカブト〕
〔しそ科 イヌトウバナ〕
〔なでしこ科 コハコベ?〕
〔ゆきのした科 ダイモンジソウ〕
〔りんどう科 リンドウ〕

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