【摩耶山】

9/29 (土) 曇り一時雨

 標高698m 歩行時間(約)6時間20分 

しろくまさん・チー

地図・・・・ ← 歩いた大まかな地図

  
家7:25→阪急塚口7:34→阪急三宮(神戸市営地下鉄)→新神戸8:15

新神戸駅8:15→森林植物園東門10:40(15)→掬星台12:15(昼45)→穂高湖→長峰堰堤15:25→阪急六甲15:50

阪急六甲16:00→寄り道→塚口→家17:45

電車代 270円 + 200円+ 270円 =740円



六甲のアケボノソウ


3日前の六甲徘徊で、ようよう「六甲にも秋の訪れ」を悟ったチーは
天気のパッとしないのを口実に、しろくまさんを マイテリトリーに誘き出すことに
まんまと成功し、、

(^_^)v

まずは、新神戸駅すぐ裏手にある布引の滝へ。
ここは
那智、華厳に並ぶ「日本三大神瀑」の一つ、名瀑との誉れ高き いわずもがなの景勝地

、、ですが、、、

ありゃりゃ?

画像にマウスを印

本来のお姿 本来のお姿
雌滝 雄滝


クリックしてね印


こ、これは、どうしたことでしょう!
メイバクどころか、、メイワク? 大爆! (^▽^)/

水が無ーい!

な、なんと!
チーの面目まるつぶれ、
(>。<)ゞ

もぉ 可笑しいやら 情けないやら、、

\(^◇^;/

という感じに
今回のコメディーショーもスタートします。

滝の水量がないワケは すぐに分かりました。
上のダム湖の水が、神戸市民の貴重な飲み水なので、滝へのバルブを開いてなかった!

正解!

にしては、、

貯水池


水 ナミナミ、、ですよねぇ

、、ってことは やぱりバルブの開け忘れ? あるいは、、
しろくまさんへの嫌がらせ!

まぁ、エエでしょう。
当のしろくまさんは 展望台からの眺望に大満足!

うっすら関空


しかし、この展望のよさこそ、まさしく雨の兆候!
いかん!
グズグズしとれん、急がねば (^O^)/

あっ!

アキカラマツ タカサゴユリ ノブドウ センニンソウ


あかんわ。
こんなん 撮ってるようじゃ ハハハ(笑)

そして事態は
ますます マニアックワールドへと進展(?)し、、、

紅白(甲乙?)つけがたし

これを、しろくまさんの思う壺 とも言う。
(笑;

お隣りに スズメウリ、、でした。
一本から
紅白ゲンノショウコ
巨大!
ナンバンハコベ
ミズヒキ
開花株
白くな〜れ!(※↑マウスを)
ハダカホオズキ


実は、今日 彼を誘い出したのは 他でもなく
ついこの前の六甲で
「きく科」がドバーっと押し寄せて、マイ頭の中がグッチャグチャ

どれが何ちゅう花なのか、是非とも同定いただきたい、、
m(_ _)m

あのぉ、ですからね、、
花がうす紫のがノコンギク、、白いのがユウガギク、、

なるほどぉ〜
さすが しろくまさんや! ケケケ。

マウスを置くと正解が…?
ノコンギク ユウガギク 葉っぱギザギザ?


じゃぁ このギザギザ葉っぱは 何の花なのよぉー?

ゲッ!
そーゆーとこ見ないで下さいよっ!

えっ そうなん? しゅんませんm(_ _)m

と、せっかくの「定義」をぶち壊し、きく科にさらなる「不安」を与え、、(笑)
もぉー 先 行きましょ!

ところで どこ 行きますの? ボク ヤブランが、見たい、、
はぁ?

ヤブラン

それは昔々、彼と偶然 見つけたヤブラン群落のお話なんです、、が

ウ〜残念!
そりゃ だいぶ むこうですわ。

それとか、、こういうの

3日前の画像
サワヒヨドリ オタカラコウ ツリフネソウ ワレモコウ


行ってみたいと仰せなら参ります、、が、ちょっと 歩いていただくことになりますんです。
ボク 結構です。
さよか。

じゃぁ 摩耶山とかは? たしか未踏では?
それって六甲全山縦走の中継点?
ホイホイ
ほな。


森林植物園 東門前で一服し、ゼブラに残る植林帯を縫いながら
天下の「徳川道」へと入っていきます。

この道を ↑ やっぱり 参勤交代された?
はぁ、、

じゃぁ シェール道ってのは?
(!)
シュラインロード?

ヌクトゲートロック?
抜くとぉー
???(?_?)???

そこまでーっ! また調べとく。
、、ったく(ー。ー#

徳川道〜桜谷


相変わらず、道ばたには、
きく科に しそ科に まめ科がポツリポツリと 戯れて、、

えっ これを 登るんですか?
あたり前だの、、×××、、、だって摩耶「山」 ですよん。

と、叱咤激励

あっ 車道に出た、、
そう バス停ですの、、そのすぐ上が かの有名な掬星台。
摩耶山上広場

ほぉー こういうとこですかぁー

          へっへっ さすがのしろくまさんも感動しとんで(^◇^)v

まぁ 景色なと トクとごらん。

時計5分 進んでます


あららぁ〜 もう すっかり霞んじゃって、、

(>。<)/

お腹空いたぁ〜 ご飯だ〜ご飯だぁー♪

ムリヤリ 大騒ぎしてみせたり、(^^ゞ

東屋もちょうど空きましたし。

               うわぁ〜 しろくまさんの ウマそぉ〜! (こーゆーのも キモチ 大げさに)

こっちは見本、、、
淡○屋の地鶏弁当


ねぇ チーさん これ 食べます?
えぇ〜シバ漬ぇ〜 (ー。ー;



あっ 雨だ。
はぁ〜
は、結構 激しく降り出しました。
ふーむ

そういえば もう 掬星台の広場を行き交う人影も まばら、、

ま、まさか あなた、、あのロープウェイで 降りよう、、っちゅう、、
場合によってはねぇ

おいおい!

と、とにかく 私、時間稼ぎに トイレ 行ってくる(汗;

幸いにも、雨具を調えている間に雨は小降りに、、、そして止み、、

ホッ(^_^)v

アゴニー坂から穂高湖方面へと、彼の視界からロープウェイを とにかく消して
下山の態勢へと、、、

で、何で穂高湖なん?

また来た!
          だって、槍もあるし、、 (←意味ふめ〜)

           ボク、槍も穂高も キライですねん。 (←さらに意味ふめ〜)

もぉ〜(ー。ー;

せっかく雨も止んだし、ここまで来てるんだし、で、クマキラー(!)のドラえもんゼリー(!!)で釣って
穂高湖までは 何とか 引っぱってきましたぁ。

出口(入口?) シェール槍 こっちは ミゾソバ オオカナダモ だった (^_^;
アゴニー坂 穂高湖 ママコノシリヌグイ バイカモかも?


雨が止んで良かったね。
じゃぁ ここからほんとうに下山 しちゃうけど、未練とかは、、ないかな?
ない!

ほ、ほんま この男だけは、、、なぁ、、(笑)

でもまぁ おかげで寄り道することもなく
目玉のアケボノソウは、たったの2輪、、でしたが、、、

しろくまさんは それにこだわるふうでもなく、、

小さな秋を 拾い集めて、、

アケボノソウ クサアジサイ ツルニンジン ヤマジノホトトギス


杣谷の階段道は、いつの間にか、荒れた沢伝いになり、

ほらっ 滝が! 「布引の滝」よりも 水量が多いよ。(笑)
ほんまですねぇ。

では、チーさん はい! そこで。
パシャ♪



今 思えば 唯一ここが彼のカメラを唸らせた
ビューポイントだったかもしれません。

なぜなら
その後 無事に長峰堰堤まで下りてきて 看板の絵地図を眺めつつ

この「カスケードバレイ」っての、どこですの?
やだぁー 今 歩いてきた道じゃんか!

はぁ〜 こ、これでしたかぁ これが カスケードバレー (゚_゚)ヽ(^。^)ノそうそう



えっとぉ、、
それはちょっと 「バレー違い」 では?

ま、いいでしょう。
こんなにも、ウケたんですもん、、、、なんてったって!  アイド〜ル(^_^)v♪


画像提供 ありがとう!

・・・・・・・・

【アホくさくて読んだ気がしない という方へ】

六甲に足しげく通っている(?)にもかかわらず、尋ねられてもわからないことがいっぱい。

で、
ちょっと調べてみました。


〔地名の由来〕

徳川道 慶応三年 江戸末期 ペリー来航のアオリを受け、兵庫開港に至った幕府は、大名と外国人との
トラブルを避けるため、突貫工事でバイパスを作った。それがこの徳川道である。
ただこの道は完成後まもなく 幕府が大政奉還したことで、ついに一度も徳川仕様で使われる
ことなく、時代が変わってしまった、、という幻の道である。
A シェール道 六甲開発時代には、外国人も多く六甲山に登っていたが、
ドイツ人のシェール氏が、この道を好んで歩いたため、道名になったとか。、
B シュラインロード 江戸中期、六甲越えは、北摂と灘との重要な食糧運搬道だったが、この道沿いには、行者堂や石祠が多い
そのことから、外国人により、いつしかシュラインロードと呼ばれるようになった。
C ヌクトゲートロック 昭和40年頃までロッククライミング用として利用されていた高さ80mもの岩壁
(シェール道と徳川道の分岐辺り) 今は樹木に覆われ姿を没している。(由来は不明)
D 穂高湖 森と一体化している風情が、上高地の大正池と似ている、ということから。
E アゴニー坂 アゴがニー(knee=膝)につくほど、急でしんどい、、という意味で名付けられた。(和洋折衷ですが?)

今回はこのくらいで、、(大汗;

・・・・・・・

【花を見た気がしない という方へ】

今回はきく科、しそ科、まめ科を重点的に
本文中で紹介しきれなかった花を、科別に並べてみました。

〔出会った花など〕

26日(六甲) 29日(摩耶)の両日分です。

きく科@
シロヨメナ シラヤマギク イナカギク? アキノノゲシ


きく科A
ヨシノアザミ ボクチアザミ? キクバヤマボクチ? タムラソウ オオカッコウアザミ(植栽?)


きく科B
メナモミ オナモミ アメリカセンダングサ コバノセンダングサ ヤブタバコ


きく科C
アキノキリンソウ オタカラコウ オオハンゴンソウ ダンドボロギク ヤクシソウ


きく科D
ヒヨドリバナ サワヒヨドリ コウヤボウキ サジガンクビソウ


・・・・・・

しそ科@
ヤマハッカ ヒキオコシ イヌトウバナ アキチョウジ カワミドリ


しそ科A
ミカエリソウ アキノタムラソウ シソ(レモンエゴマ?) クルマバナ ナギナタコウジュ


・・・・・・

まめ科@
クズ ヤブマメ コマツナギ メドハギ


まめ科A
ヌスビトハギ アレチヌスビトハギ

・・・・・・

あかばな科
アカバナ ミズタマソウ オオマツヨイグサ


あかね科 あぶらな科 うこぎ科
ヘクソカズラ アカネ イヌガラシ ウド


おみなえし科 ききょう科 ぐみ科
オトコエシ ツルニンジン ツリガネニンジン ナワシログミ


しゅうかいどう科 たで科
シュウカイドウ イタドリ ハナタデ イヌタデ


なでしこ科 なす科
コハコベ ナンバンハコベ カワラナデシコ イヌホオズキ ヤマホロシ(実)


ひつじぐさ科 ふじうつぎ科 べんけいそう科 ゆり科
ヒツジグサ ブッドレア(フサフジウツギ) ミツバベンケイソウ ノカンゾウ


〔植物リスト〕
撮った物のみです。

科名 26日の植物 29日の植物
あかばな科 アカバナ、ミズタマソウ、オオマツヨイグサ
あかね科 ヘクソカヅラ、アカネ
あぶらな科 イヌガラシ
うこぎ科 ウド、
うり科
スズメウリ(実)
おみなえし科 オトコエシ
ききょう科 ツルニンジン、ツリガネニンジン ツリガネニンジン、ツルニンジン
きく科 ノコンギク、ユウガギク、イナカギク、シロヨメナ、シラヤマギク
ヨシノアザミ、ボクチアザミ、キクバヤマボクチ、タムラソウ
オオカッコウアザミ、メナモミ、アメリカセンダングサ、
コバノセンダングサ、ヤブタバコ、アキノキリンソウ、
オタカラコウ、オオハンゴンソウ、ダンドボロギク、
ヤクシソウ、ヒヨドリバナ、サワヒヨドリ、コウヤボウキ、
サジガンクビソウ
コセンダングサ、ヤクシソウ、ヤブタバコ、
ヒヨドリバナ、ノコンギク、ユウガギク
メナモミ、サジガンクビソウ、オナモミ
シロヨメナ、ヨシノアザミ、コウヤボウキ、
シラヤマギク、アキノキリンソウ、アキノノゲシ
きんぽうげ科 ケキツネノボタン、ボタンヅル(花後) アキカラマツ、センニンソウ
ぐみ科 ナワシログミ ナワシログミ
くまつづら科 ムラサキシキブ(実) ハエドクソウ
ごまのはぐさ科
シコクママコナ
しそ科 ヤマハッカ、ヒキオコシ、イヌトウバナ、アキチョウジ
クルマバナ、ナギナタコウジュ、ミカエリソウ
アキノタムラソウ、シソ(レモンエゴマ?)
アキノタムラソウ、イヌコウジュ、カワミドリ、
ヒキオコシ、アキチョウジ、ヤマトウバナ
しゅうかいどう科 シュウカイドウ
せり科 シラネセンキュウ
たで科 イタドリ、ハナタデ、イヌタデ、ミズヒキ、ミゾソバ、
ママコノシリヌグイ
ミズヒキ、ママコノシリヌグイ、アキノウナギツカミ、
ハナタデ、
つりふねそう科 キツリフネ、ツリフネソウ
とちかがみ科
オオカナダモ
なす科 イヌホオズキ、ヤマホロシ(実) ハダカホオズキ(実)
なでしこ科 コハコべ、カワラナデシコ ナンバンハコベ、
ばら科 キンミズヒキ、ダイコンソウ、ヘビイチゴ、ワレモコウ キンミズヒキ、
ひがんばな科 ヒガンバナ ヒガンバナ
ひつじぐさ科 ヒツジグサ
ふうろそう科 ゲンノショウコ ゲンノショウコ、
ふじうつぎ科 フサフジウツギ、
ぶどう科 ノブドウ ノブドウ
まめ科 クズ、ヤブマメ、コマツナギ、ヌスビトハギ メドハギ、ヤブマメ、ヌスビトハギ、アレチヌスビトハギ
みかん科
マツカゼソウ
やまのいも科 オニドコロ
ゆきのした科
クサアジサイ
ゆり科 ヤマジノホトトギス、ノカンゾウ、ヤブラン タカサゴユリ、ヤマジノホトトギス
りんどう科 アケボノソウ、リンドウ(蕾) ツルリンドウ、アケボノソウ、

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