【六甲山】


07 10 30(火) くもり

チー単独

家8:15→阪急塚口駅8:29→六甲駅8:50

六甲駅8:50→長峰堰堤9:25→摩耶山掬星台→穂高湖→記念碑台(昼)→油こぶし(休)→六甲駅16:45

阪急六甲駅16:49→塚口駅17:15→家17:25

交通費  往路   260  復路  260円 = 520円

 ← 中央左端の 「↓」 が 摩耶山 掬星台

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

紅葉ドンピシャ!
、、って感じに見せていただく 皆さまのレポやご報告の数々
羨ましくもあり、、さりとて 叶いませず、、

うーん(゚_゚;

そうだ!

と、ひらめいたのが、「六甲のリュウノウギク」 でした。

六甲にリュウノウギクが咲くの?
「ええ 『どーこにでも』 咲きますよ!」

「どーこにでも」 って (ー _ー;
そんな、、

実は、今までにも 見たことはあるのです。
だけど
ほとんど人の踏み入れない岩場とか、忘れ去られたような急坂を登ってる最中に
ほんの一輪。


こりゃ どう見ても 「どーこにでも」ってふうじゃ ありません。

ならば
その 「どーこにでも」 を 確かめにいく?
適当に?

(゚.゚)

だって 「どーこにでも」 咲くんでしょ?

そーだけど(−。−#

はて、、どこを、どう登ったら、、と、考えあぐねてラチ明かず、

結局
前夜9時ごろ
KEN先輩が貼って下さった摩耶山画像に、エンピツ倒れた!、、、みたいな、、

すんません!m(_ _)m

さて どうなりますか。

・・・・・・・・・・

翌朝

しっかり寝坊しちゃって 出遅れちゃって(^^ゞ
通勤電車に揉まれつつ
六甲駅 
9時前に降車。

そして

プレ画像


ここのパン屋がなかったら、わたしゃ、こんな坂 死んでも上らんわ!
ってな、名物(?)激登 長峰坂のアスファルトを過ごし
やっとホッとの長峰堰堤。

ふぅ〜

けど
問題はここから。

「どーこにでも」で 選んだのは
山寺尾根

キツイ登りが連続することで有名な摩耶山への最短ルート
ガイド本では 1時間50分 一般向き
と。

しかし
一旦 斜面に取り付けば、傾斜は緩むことをせず
登っても登っても、
息つくヒマなく、花なく、景色なく、、つまりは休む口実が、、ないーっ!

岩場から センブリ


ってふうでも ありませんが?

とにかく
2年前、Leoさんが六甲全山縦走に出場されるのにかこつけて の応援で
駆け上がった あの時以来の急坂を
その
何倍も辛く、、そして切なく、、ホウホウノ態で登っていくので
ありました。

あぁ〜 しんど、、
もぉ 死んでもゼッタイ 下りへんぞぉ〜、、みたいな、、

バタン♪

新階段や! 景色サイテー \(−−;
最後の階段 紅葉 なかなか♪

掬星台
11時 ちょっと前。

空腹は、オヤツとかで ごまかして
トイレを借りたら
さーて
六甲の方まで プチ縦走して 行きますかぁ。


広場をぐる〜り

あーっ!

リュウノウギク


それは、全くの想定外!

異例の早さの遭遇
だったので ございました。

はぁ〜

ただし
今まで夢に描いていたリュウノウギクは
清く正しく美しく
カレンフェルト台地の岩陰に ほのかな香りを漂わせ 可憐という名のもとに
咲かねばならず、、

しかし
この現実は、あまりにリアル、あまりに放ったらかし、、みたいな、

そしてそして
顔近づけても 高貴な香りに包まれる?

ってことも あんまりなく、、

「あんたほんまにリュウノウギクか?」
と、
葉っぱを擦(さす)れば

おぉぉ!
たしかに、この感触、この匂いじゃ
(^^)v

とまぁ 納得、するわけですが、、

とにかく、、
予定では、もう少し標高の高いところで、身を寄せるように、慎ましやかに一本。
やっと 出会えたのねぇ、、よよよ、泣き崩れるチー、、、みたいな、、

やだねぇ、、、

もう 用事は済んだし、下りたりして、、、(笑;


せっかく登ったんだし、もうちょっと会えるかも、、だし
少し探してみます。



アゴニー坂、穂高湖、全山縦走路、、

順々に

マユミ(実) ドウダン?


わずかばかりの「秋」を感じて、、

たまには
他のモノにも 目を向けて、、

ミツバベンケイソウ ノササゲ ズームで
デカキノコ ナワシログミ 保塁岩


お腹 空いたぁ〜
と、
穂高湖を 通り過ぎてしまったら、もはや 食事の場所など見つからず、、
菊の花だけ見つかって?
えぇーっ?

えぇぇーーーっ!

リュウノウギク リュウノウギク これは ノジギク?
ヤクシソウ ノコンギク シマカンギク?


そーなんです。
探すまでもなく、ポツリポツリ♪

道ばたに一本、目線の先に一本。
リュウノウギク

そういえば一度だけ

これは ノジギクちゃうか?
(゚.゚)

というのがありました。

実は このノジギク、「国体」の名称にもなってる 兵庫県の花ですが、
こちらの方が 六甲では稀少らしく、、
未だに我が目を疑っております。

とにかく
六甲のリュウノウギクには 口アングリといった感じで
やっと
記念碑台のベンチに転がり込み

(´〜`;)

もう
全てを忘れて
しめしめ めし、メシだぁ〜
と、
やっとホッと一息。(-。-)y-゚゚゚




摩耶山 あーんなに向こう。

思えば遠くに来たもんだぁ♪

もう
感極まって?
せっかく買ってきた「パン」が 喉を越しません(−。−;

ほな ちょっと腹ごなし する?

ふらふらするうち

またもや



リュウノウギク これは シャスタデージー? リュウノウギク
ヤマツツジ ツリガネニンジン リンドウ


降参ーん(^.^;/~

こうして
是が非でも見たかったリュウノウギクを
たっぷりと見させていただき

(。。;)

うわぁ〜
いつのまにやら もう3時半!

と、慌てふためき 下山するハメに、、

最近 こんなん多いもんね (^_^;


六甲では 中腹以上 日当たりの良い場所に咲く
というリュウノウギクは
ほんとに「どーこにでも」というが如く

健やかに強靭に、花びらをカッと見開いて
排気ガスを浴びながら、はたまた機材の下から伸び上がり、縦走路脇で刈られ残って
シブトク 一生懸命に
 咲いていました。

その逞しさにほだされて

あなたに会えて ほんとうに良かった ラララ〜ララ〜ラ♪

(^_^)/~

クロガネモチ ワレモコウ
シロヨメナ ヒヨドリバナ


めでたしめでたし
m(_ _)m

ところで、、、
パンは?
あぁぁ、、油こぶしで 食べましょうね、、(汗;


【出会った(撮った)花・実など】

ノブドウ ブッドレア(花後) アオツヅラフジ(前)
ヘクソカズラ(後)
シロシキブ(植栽?) ツルリンドウ


あおい科 ムクゲ(実)
あかね科 ヘクソカズラ(実)、ツルアリドオシ(実)
あぶらな科 イヌガラシ
ききょう科 ツリガネニンジン
きく科 ノコンギク、ヤクシソウ、コウヤボウキ、アキノキリンソウ、シロヨメナ、リュウノウギク、ノジギク
ヨシノアザミ、ヒヨドリバナ、ハキダメギク、キクバヤマボクチ、シマカンギク、シャスタデージー?
コメナモミ
きんぽうげ科 ボタンヅル
くまつづら科 シロシキブ(実)、ヤブムラサキ(実)、ムラサキシキブ(実)
ぐみ科 ナワシログミ
しそ科 ナギナタコウジュ、アキノタムラソウ、
つつじ科 モチツツジ(蕾)、ヤマツツジ
つづらふじ科 アオツヅラフジ(実)
にしきぎ科 マユミ(実)
ばら科 ワレモコウ、
ぶどう科 ノブドウ(実)
ふじうつぎ科 ブッドレア(花後)
べんけいそう科 ミツバベンケイソウ(花後)
まめ科 ノササゲ(実)
もちのき科 クロガネモチ(実)
ゆり科 ヤブラン(実)
りんどう科 センブリ、ツルリンドウ(実)、リンドウ


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