・・・13日(金曜)・・・

桃岩展望台コース ・ 林道コース(途中まで)

香深港(フェリー)16:30→稚内18:25

稚内 泊


あっという間に礼文島最終日。
夕方のフェリーで稚内に戻らねばなりません。
もっと居たいような、これ以上いたらパンクしてしまうような、、、(^^ゞ

礼文の天気 ローカル放送の天気予報でさえ、テレビで「礼文の天気」はやってない。すべて「稚内」に集約される。
ただその予報も、局によって云ってることがさまざまで、「3時間毎の雨雲の推移」が、まだ役立つか。
ウニ漁の漁師さんは短期決戦の仕事なので、毎日、電話で天気の確認をしてるらしい。
結局、この日は 「南方が明るく、東風だから桃岩では降らない、霧も出ない」と励ましてくれた、
宿のオカミさん予報がミゴト的中した。ヽ(^o^)丿

桃岩コース 礼文トレックのオーソリティ、花と奇岩の名勝ぞろい。花の種類もここがイチオシ。
全長2.5kmを、1時間半〜2時間かけて、高山植物の咲く遊歩道をアップダウンしていく。
花はこの遊歩道沿いに咲くので、駐車場⇔桃岩展望台のピストンのみでは花好きさんは物足りん?
私らは外れの「知床」から、元地灯台、桃岩展望台へと歩いたが、やはり2時間以上かかってしまった。

林道コース 時間に余裕もあったので、桃岩展望台から香深港へと下る車道の途中から「林道コース」へと入る。
林道といっても未舗装だけど、ミツでも(?)ルンルン歩ける快適ルート。
全長8km、途中にレブンウスユキソウ群生地、 礼文滝への道、ウエンナイ(8時間コースへのコース)と続く。
いつ切り上げて戻っても良いコースなので、花トレックの団体さんも多い。無論、花も。
私らは礼文滝分岐までで引き返した。
 
島の事情 路線バスがあるが便数は少ない。島内どこでも手を上げれば停まってくれる? 
それ以外にはタクシー、レンタカー、レンタサイクルなど。(事情が許せば、宿の送迎)
島にコンビニは一軒しかないらしく、自動販売機もほとんど見当たらない。トイレは観光ポイントにポツポツ。
携帯が繋がらないことが多く(FOMAがマシとか) 公衆電話もほとんどないのでその心づもりが要る。


・・・本日のスナップ・・・


朝起きると曇っていた。 昨日とは一変して部屋から見る海も鉛色。

今日は知床からスタート
本日、精一杯の利尻富士


笹の道を上がっていくと、もうすでにお馴染みのチシマフウロやミヤマキンポウゲがちらほらしてくる。
笹さえなければ、きっともっと咲くのだろう、、、

ミツがタデ科を見つけたので、とりあえず撮っておく。(イブキトラノオだった!)

チシマフウロ ミヤマキンポウゲ イブキトラノオ ヤマハナソウ


小道に入ってみると、笹が途切れ草原になった辺りから花が増える。
絶壁を覗きこむとセリ科が点々。
「草原と斜面」 が花園ってことか、、

画像にマウスを…
大草原のチーさな… 草斜面と笹斜面


レブンキンバイソウ

ついにこの花見っけ!
元地灯台へと続くなだらかなスロープにも点々と咲いている

画像にマウスを… レブンシオガマ 画像にマウスを・・・
そっと覗いて・・・ 桃岩への道 クロユリ

「チーちゃん 危ない!
背後から亭主が 腕を引っ張る。

今日は強風で、それも高台になるほど凄まじくなる。
不意打ち喰らって うわぁ〜! 足、掬われることも、、(^_^;


遊歩道は保護柵完備で安全だけど、とにかく今日はどうしようもない強風!
おかげで「霧」も吹っ飛んでるのね (^_^)v
「花」も吹っ飛んでるのね (^_^;


画像にマウスを…
ハクサンイチゲ サクラソウモドキ オオカサモチ バイケイソウ レブンコザクラ


監視員のおっちゃんに激励?されつつ、とにもかくにも「桃岩」を目指す。

いつ ぶわぁ〜っ と来るやもしれず、壮絶な景色の中、手すりにしがみついて登る。

ついに霧だ!と思ったら、またさーっと去って行く。
そういう戦々恐々が、画像に出えへんのよね(笑;

画像にマウスを…
ぶっ飛ぶ レブンソウ! スズラン
あれは猫岩? カラフトハナシノブ 半開き 


おぉ桃岩!
突如 眼前にゴールの桃岩が出現する。
「桃やなぁ」 笑いたくなるほど「桃!」岩である。(笑)

画像にマウスを…
展望台にて(岩には登れない)

前半戦はこれにて終了、、
遊歩道をゆるゆる下って林道分岐のところまで行き とりあえずのパン休憩♪

画像にマウスを…
マイヅルソウ

そこっ マイヅルソウの絨毯や 座ったらあかん!(笑;


・・・後半の部・・・

『林道コース』

パンフにはこのコース見どころは「レブンウスユキソウ群落」と、うたってあるけど、モチロンそれだけではなく、、
これまで一輪ニ輪と見てきた花が、全員、一気に集合 (^O^)/  って感じです。

何でこんなとこに? ってな場所に平然と高山植物、あるいは諦めかけてた花に出会えたり。

やっぱり 「目玉4つ」は、強いですかなぁ ヽ(^。^)ノ


容量の関係で、ちょっと画像はチーさく m(_ _)m )

ツマトリソウ ノビネチドリ(赤花) ノビネチドリ(白花) シラゲキクバクワガタ

マイヅルソウ

ハクサンチドリ

オオバナノエンレイソウ

レブンウスユキソウ


花探しばかりでなく景色も楽しめました。
たぶん晴れてると利尻富士も望めるのでしょうが、、まぁ またの機会や。 (ホンマか!笑;


ゴゼンタチバナ

ツルシキミなども(笑)


礼文滝の方へも少し下りてみましたら、
途中ちらっと カラマツ、トドマツ林。
これは島がかつて森林だった名残で、今はそのほとんどが山火事で焼失してしまってて、
だから草原や笹原や、お花畑になったのだとか。




では そろそろ、、と、コースを引き返し、香深港フェリー乗り場へのアスファルト道を。

まぁしかし、この車道もまた花で凄まじい!
そういえば海岸沿いの斜面でも 「花ぶわぁ〜」ってのを 車窓からポカーンと眺めておりましたっけ? (笑)


ハマハタザオ レブンシオガマ シャク?


民家が近づくと
これは植えたの?放ったの?勝手に生えたの?
と、どっちを向いてもカラフルな花

花の礼文、、おいそれとは帰してもらえず ヽ(^o^)丿

時間に余裕を持たせておいた方が?

マンテマの一種 オオハナウド ワスレナグサ? ルピナス


翌 14日へ