【岩神山(見返り山)】

12月31日 (大晦日) 晴れ

標高240m(336m) 歩行時間 約5時間半

ミツ ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の 「↓」 が 岩神山

六十谷駅ー射矢止神社(10)ー大同寺霊園ー見返り山(10)ー鳴滝峠ー新池ー岩神山(70)ー観音山ー六十谷駅

自分ではなかなか言い出しにくいが、年末の大掃除はめっちゃめちゃ頑張った(!)
と思うので(笑)
本年の登り納めは 展望、温暖、楽ちん、安全、と4拍子そろったご褒美マウンテン。
それが山か、、といわれそうだけど、、(^^ゞ

しかし、昨年に続き、またもや寒波襲来で、
やっぱ 『関西のコートダジュール』 しか浮かばへん、、、ま、それもよかろうか、と。

・・・・・・・・・・

関空快速から切り離された後続の4両は、府県境を越え和歌山市へと入り
昨年も来ました六十谷(むそた)駅。

駅前通りを西進し、まずは射矢止(いやと)神社へと向かう。

境内には幹が10mもあるクスノキの巨木が、5本もブスブスと生えており、遠くからでもよぉ〜見えとる。
矢を射てばここに止まった、という謂れの神社には、天香具山命が祀られて、大晦日でも参拝者が絶えない。


神社を出て右折、大同寺へと向かう。
街中の迷路ならダンゼン! 「マピ○ン地図」がオススメです。(^^)/

大同寺霊園への道を北上すれば広い車道、それを横断して石段を上がると
有功(いさお)中学校横の登山口に飛び出す。

今回はアスファルトに強いミツのおかげ(?)で ここまでほぼパーフェクト。(^_^)v

モチツツジが戻り咲く、暖かい遊歩道、、
それだけでも来て正解!

随所にかかった『大福山→』
この道は、去年も晦日に通っている、、ミツはすっかり忘れてるけど、、(笑)

このまま進むと大福山で、かつては大福山が大同寺の奥の院だったため 「六十谷道」と呼ばれてた。
今は葛(かつら)坂 又はカツ坂 又は有功中道、、
とまぁ いろいろな呼び名が、、(笑;

道標もしっかり完備で、いろんな所に行けそうだけど、
今日は「札立山バスパス道」へ。
(※バスは来ない (^^ゞ

ものの5分ほどで「見返り山」

過去の記述によれば、鳴滝不動の一里(4`) 北にある「金剛童子山」がここ、、、つまり「金剛童子山」とも呼ばれている。

336mにして本日の最高峰
しかしながらこの展望! スバラシイ〜〜〜 m(_ _)m

札立山の方へ一旦下って、軽いアップダウンをくり返し、20分ほどで鳴滝峠
そのまま札立山へ向かってもええけど、今日はあえて鳴滝越を下ることに。


4年ほど前、地元の人の手で復元されたこの古道、
人が入らないと、すぐ荒れてしまいます、、ので入ります。(笑)

案の定
ビシバシと刈り込まれたササの急坂をくぐっていくと、無残にも竹が倒れまくった殺伐とした景色になり
ゴロ石と、ふか道で、歩きにくいことこの上なし!

こういうとこは、タンクローリークラスを4人ほど やっぱし連れて来るべきでした。(笑;


20分ほどで鞍部

架けてある橋が「溝の鉄板」みたいだが、それをコワゴワ渡ったら、だだっぴろい道に出て、左折すると「奥新池」。
こういうとこでは、ちょいと遊んどく。(笑)


元に戻り、危なっかしい朽ちた丸太をいくつか渡ってなおも下ると、デッカイ新池に出てきた。
(この池は地図にも載っている)


池のほとりに沿って進むと鳴谷林道
ショウべ谷沿いのアスファルトになるとトタンにミツ強し!(笑)

岩神山の取り付きまで、だらだらと下っていく。

途中、岩神山直登ルートもあるけど
不動尾根への分岐を過ごし、ヘアピン形にカーブした正規の登り口まで下りきって、、

ここだよ〜ん♪

さて いよいよ岩神山へと向かいます!

植林がウラジロなびく道になり、それが雑木になって、鉄塔に飛び出せば、有功中学への分岐。
ここからいよいよロープを伝う激登り!


それが一旦なだらかになって、正面の台形が岩神山、、かなぁ、と。


再び始まる激登り
短い距離だがかなりの勾配、、必死のパッチ♪ (注:今回パッチはない)

振り向けば、大展望がずんずん広がり
そしていよいよ岩神山

あぁ〜 なんという爽快感〜♪

南向きの山頂は、眼下に紀ノ川を象徴的に光らせて、テラスのように暖かく、
360度をほしいまま。

ミツが来るまで、すぐ東の東峯まで、ちょいと偵察に行っとく。(笑)

オジサン がんばる! これこれ! (^v^)

13:15 ミニラーメンとおにぎりで、遅いランチ。
ほんとに今日は風もなく穏やかで、寒波が来てるとは信じがたい。(笑)

友ヶ島っすよぉ〜ん \(^o^)/ 有田市 (地ノ島 沖ノ島)


ひとしきり展望を楽しんでもなお去りがたい山頂を後にする。
そう! 東峯行かな!
あっちが50p高いからゼッタイに行くべし! とミツを促し、、

(中略)

女神様との正面ツーショットは絶対イヤや! いうので、 しゃぁないなぁ〜 と、フスマ一枚? 隔ててもらって、 ^)o(^

オイッ!


もう、笑い転げてて、危うく、岩神観音さんを見過ごすところ、、あぶねぇ〜(^^ゞ

・・・岩神観音・・・

元々、洞窟に祀られていた観音さんを祠に移し替えたが、阪神淡路大震災で裏の崖から大岩が落ちてきて祠を直撃!
屋根を突き破ったが なんと!観音さんの横で奇跡的に止まったぁ〜
\(-o-)/

難を逃れた観音さんが、今もそのままのお姿でおわします。

危機一髪!


この岩神観音さんが山の由来にもなっている。
いやぁ ここも、格好の景勝地ですわ、、ええですねぇ観音さん。(笑)

岩神山を後に直進すると今朝の葛坂又はカツ坂又は有功中道かつては六十谷道 (もおええ?)に飛び出して、
右折しすぐの左手が観音山への分岐。

観音山にも展望があるんで、もうひと踏ん張り(^O^)/と ミツをハゲまし、、

ありゃりゃ?

ヤブだ! (>_<)

ごめ〜ん、ほんまにハゲ増したかも、(^^ゞ

バンブーになってるウバメガシのダンスを楽しみながら、アンテナ尾根を左に見送ると
やがて、東の展望が開けてきまして東観音山。

紀泉アルプス

籤法ヶ山? 雲山峰はどれかなぁ (^^ゞ

そのちょっと先に進むと、右側がどっと開けて
あぁ ここだったわ展望は、、(^^ゞ

本日最後の見晴らし台。

もうすっかり目に馴染んだ紀ノ川だけど、麓も近くなったので、銀の帯が目線の高さで渋いですぅ〜。


ずんずん下るとやがて登山口、そして林道へと。

左折し千手川沿いのアスファルトを たらたらと30分ほどで六十谷駅。

短い距離でも、中身濃厚でしたよねぇ、誰のおかげかねっ ねっ ねっ! (^O^)/ (笑)

リュウノウギク?


本日のイメージルート



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