【剣山】

月20日〜21日(木〜金)

標高1954m
ミツ ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 剣山


20日
家5:20−宝塚5:40−布施畑6:03−鳴門7:10−板野−藍住(徳島道)
−脇町8:10−見ノ越9:50

見ノ越10:05
−西島10:55−大剣神社11:35−剣山山頂12:10(昼)
−次郎笈13;20(10)剣山14:55−一の森ヒュッテ16:00(泊)

21日
一の森10:20−刀掛ノ松12:20−見ノ越13:30(昼)

見ノ越13:55−雨乞ノ滝15:40(散策)16:40−眉山18:10(散策)−夕食
鳴門20:20−第二神明21:10−須磨−西宮21:30−家22:00


キレンゲショウマ
実は、この花を四国でまだ見たことがない。


今、ちょうどシーズンか。
四国は、我が家からだと一泊二日のエリア、そんならそれでええんちゃう?

宿も取れて、結構、すんなり決定でした。

ところが予報が、あれよあれよと悪くなり、好天なのは一日目の午前中だけ、だけ?!

そらあかん、、、急げぇー (^O^)/

大鳴門橋 左最奥が剣山?

叫んだって徳島道を降りてからの道は長い〜長い〜、、登山口到着が10時になってしまいました。

案の定、
もう かなり 曇ってきております。

見ノ越

こういう時は、やっぱりリフトよね?

、、という発想は私にはなく(笑) 剣神社の石段を上がって境内から登山道へ、、そう自力で行く!
よろしな? (−。−;

剣神社


剣山へは三年前の夏、関西勢の4人、単、しろ、さきょ、チ (頭文字のみ)で、賑やかに
石鎚山のついでに寄っている。

麓の民宿に泊まり、翌朝8時前スタート、、銘々、好きなように登った、、
私はしろくまさんと、剣山頂までピストンした。



今回は「一の森」に泊る。
天気の都合もあるので、今日中に剣山〜次郎笈を往復し、一の森へと。
そんなん行けるん?(笑)

鬱蒼とした樹林帯を、黙々と歩く。
途中でリフトと交差、、乗ってる人から 「歩くの大変そぉ、、」 とのお言葉も頂戴し、(笑;
50分ほどで西島

ここがリフトのゴールかぁ、、もうかなり登ってきたね、、とミツ。(゜ー゜;

いや!
まだ今はここ! ここからこう行って、、こう行って、、と案内板を指しながら、、、

ふーん
あんまり分かってないみたい、、(汗;

アゼオトギリ イヌトウバナ ハガクレツリフネ


それより、もう三嶺とかは、完全にガスに煙ってて、
あっちに行かんでヨカッタやん、、、っていう話しではなくて、、(-、−;

とにかく急ごっ!と、みこしを上げる。(笑)

剣山 雲海荘 西島から 剣山ドライブウェイ


山頂へのルートは3本あるが、今回は、真ん中の大剣神社を経由する「大剣道」。

「大剣道」って厳めしいネーミングだけど、意外と花がパタパタ咲いて愉しい。

イワアカバナ タニソバ テンニンソウ
クガイソウ ノリウツギ ミヤマタニタデ
ミゾホオズキ シコクフウロ シコクブシ


尾根道と合流するところに鹿避けネット。
その中を覗くとお花がいっぱい(!)、、やっぱここも「鹿対策」が深刻なようだ。

剣山ドライブウェイ       丸笹山

大剣神社の背後には、鋭い巨岩が突出している。
この「岩=大剣岩」が、剣山の由来だそうな。

柵の向こうにオタカラコウの群落。

名水百選の御神水(おしきみず)は、ここからちょっと下ったところにある。
行くか?

、、パスやろね。(笑)

大剣岩

鹿が寄りつかないのか、大剣神社周辺は、ちょっとしたお花畑になtっていた。

トゲアザミ オタカラコウ タカネオトギリ


さて、神社を後にすると、すぐに岩場、、おぉ、これよ。

この岩は、嘗て、私が剣の舞を踊ったところ、、迷わずあの日の再現を、、(^^ゞ
しかし、背後にあるはずの次郎笈はすでにガス中!(笑)


やれやれ
ガスの次郎笈なんかは、ゼッタイ、パスやな! (^◇^;
と、次郎笈に聞えよがしに言っとく(笑)

いよいよ山頂への登りに入った。

山頂の小屋を仰ぎみて、この辺りで山伏さんに会ったことを思い出す、
「明日は餅まきですよ!」と言われながら下山した。(笑)



ヒュッテの前から回り込むように階段を上がると 広大な原っぱ。
ここが、剣山山頂の草原、通称、「平家ノ馬場」と呼ばれているところ。

ミヤマクマザサの原に、木道が張り巡らされている。
随所にベンチ。

いやぁ、至れり尽くせり。

ミツは早くもその一角に場を占めて、ご飯だねぇ〜
いや、もうちょっと先まで行こう。(笑)


次郎笈が望めるとこまで行き、やっぱ、次郎笈はガスの中だな
と、確かめてから、おもむろにお昼。

しかし、おられるんですねぇ、こんなガスの時でも次郎笈に行かれる方が、、
わたしゃ 行かんで。(笑)

一の森 次郎笈 塔ノ丸方面


おにぎりを頬張りながら、何気に次郎笈をチラッ
あぁーっ!

ガ、ガスが、、ない!(^〜^;

えらいこっちゃ、次郎笈が、ガスのカーテンを押し上げて、こんにちはぁ〜 しとる!

まさに、今行かんといつ行くねん? ってなガスの上がり方。
!(^◇^)!

しかもいつの間にやら、ベンチの周りには、えげつなくもけたたましい爺婆集団が
すっかり我らを包囲して、飲めや歌えの大騒ぎ。

\(-o-)/

もうこりゃ、行くっきゃない!
メシもそこそこ、伸びやかな、次郎笈の尾根に向け いざっ いざぁー! (^O^)/

しかし、いつまでモツやら、、(ーー;

途中の笹原にザックをデポし
悠然と構えた山容に登山道が一本、たおやかに伸びているのを辿りながら、、今、行くから、待っとってぇ〜 (^O^)/

そこに無情なガス、、

オヨヨ(T_T)


顔面蒼白になってるところに、今度はガスが、スーッと引いて、山頂を覗かせる、、
次郎笈さまぁ〜 ど〜ぞ、ご無事でぇ、、

あぁ、
この如何ともしがたい緊張感!(笑)




振り向けば剣山の激斜面がこれまた厳めしく聳え
左手には一の森、、その狭間を縫うようにヨタヨタと進んでいるチーさん、、あぁワシか。(笑)

剣山 ワシ  次郎笈 一の森

見ノ越への分岐を過ごせば道はなだらかな鞍部になり
三嶺への分岐を越えて、いよいよ道は山頂への最後の登りにさしかかる、、


すんません、画像、多いですね、、どれ見ても同じなのに (^^ゞ

左手 丸笹山 来た道を振り返れば、

見上げれば、 ガ、ガスですぅ、、(涙;
おぉぉ なんてこと!


最終の登り坂は、さほどきつくはなく、
登るに任せてガッシガッシと15分ほどで あっけなく登頂。

次郎笈、、お初だす!


あまりにすんなり着いたのと、この表示見て、もしかして次郎笈は、まだ先なの?

とか思い、(^^ゞ
念のため、少し先まで偵察に行ってみます、、けど、、道、下ってるわ、(笑)

しかし、みごとにガスっちゃいましたなぁ
これが、次郎笈の大展望よ。(笑)

と、到着したミツと高笑い。(^◇^)

ガスの中というのは霧雨でもあるわけで、デポしたザックも気がかりだ、と
早々に舞い戻る。



途中、ちょっと気になっていた見ノ越分岐を左折して、「二度見展望所」まで行ってみた。

こっちは次郎笈の吊尾根を、側面から見る感じ、
剣山山腹には白骨帯が、、あぁ、、ああいうとこ、行きたいなぁ、、と、
この時、しみじみ思っとった。(笑)

上が切れた吊尾根
丸笹山    大剣岩と社

剣山まで戻ってくると、ガスが流れて青空も覗き、もしやまた次郎笈が?、、と、振り向いたけど、
その邪念も無用で、もう、すっかりガスに包まれ、、


ここは速やかに、一の森へと向かいます。

木道の原っぱにはシコクフウロや、オトギリソウ、アキノキリンソウ、コモノギク、アザミなどがパラパラ、
時にドドーッと咲いていて、何だかすっかり秋の風情。

コモノギク タカネオトギリ ツルギハナウド シコクフウロ

俗化した剣山とは異なり、こちらはしっぽりとした樹林帯

ガスに煙る針葉樹もステキ〜♪ とか思っていたら、ポツポツと雨が降ってきた。

予報が的中!
やがてそれが、ザアザア降りに、、



二の森から先は滑りやすい下り坂なので、ザックカバーして傘さしながら慎重に行く。



この期に及んで、まだ花とか撮ってる、誰や、(笑)

ミヤマガマズミ? カニコウモリ コノリウツギ?

荷物用のリフト場を越えると、突然のお花畑になってその奥に瀟洒な館。

おぉ ここや!

一の森ヒュッテ 16:00 着

レイジンソウ オタカラコウ ソバナ


いらっしゃ〜い
オーナーの内田さんが、心配して待ってて下さった。

\(-o-)/

部屋に荷物を置いたら下に降りてきて、、と、言われるままにダイニング
出されたお茶、、これ、何だと思う?

のっけから難問やないの〜(笑)

はて、香ばしいけど? なんかの豆やね?

ブーー!

さっき、笹を摘んできて煎じた、笹茶だ。

へぇ〜〜〜 \(-o-)/

 この茂った笹が飲めるんだ、ってのも感動だけど、
それを摘んで煎じて、待っていてくれた、、というのが もう、なんて言うか、、

ヨヨヨ(T_T)

夕食は、内田さんを囲んで、もう一人 お泊りのオジサンと4人で和気あいあいとなった。



蕎麦米の雑炊も、アメゴの唐揚げも、チクワ以外、すべて地の物、と、、それ、自慢やね?(笑)

これを一人で料理される、、だから大勢のお泊りは無理、という話。

食後はシコクシラベや、ゴヨウマツの切株のレクチャーを受けたり、スライドを見たり、、
どうせ部屋に戻ったって退屈だもん、おっと幸いと、わぁわぁ〜楽しむ。

シコクシラベの切株
黒くなっているところが第二室戸台風の爪痕だと。


何気に見やったおもての景色、、

あれっ 雨、上がってる、、う、雲海や!

おっ!

真っ先に飛び出したのは、なんと内田さん、、それにつられて私らも外へ、、


さて、ここから先は、スライドショーで、ご覧いただこうと思います。

概略を話すと
翌日は一の森周辺の散策をして、行場を経て、見ノ越へと下山しました。

嬉しい誤算、と言えば、翌21日はどっぷり曇りのはずが、時おり陽も射す、まずまずの好天になったこと。
おかげで画像が800枚を越え、ミツのと合わせて1200枚。

\(-o-)/

一覧を開けるだけで、写真を繰って繰ってのひと苦労、、腱鞘炎になりそ、、、(笑)

何かにつけすぐデジカメを向けたがるこのクセを、どないかせねばと思っている今日この頃、(-。-;

えっと スライドショーですが
全部で105枚あります、、異常な数です、申し訳ない、お時間、許せば見てやって。

m(_ _)m

スライドの画面が出たら、画面下の「」マークをクリックして「一時停止」を解除し、コマを進めて下さいね。
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スライドショー


五個売らん? いや、ご高覧 深謝です。

この期に及んでまだ! アフターハイクへと続きます。(^^ゞ


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