【大台ヶ原(コブシ嶺)】

月10日(木) 晴れ

標高 1410m

Mちゃん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が コブシ嶺 


駐車場9:45ー尾鷲辻(5)ー堂倉山11:05(40迷)−展望地12:40(昼15)−地倉山13:33−コブシ嶺13:45(10)
堂倉山15:32(10)−尾鷲辻16:20−正木ヶ原−大台駐車場17:25


今日は未踏エリアに挑戦するので、朝から戦々恐々としております。
その割には、しゃべる〜しゃべる〜(笑)

、、で、ついうっかり分岐を見落とし、かなり行き過ぎ、引き返し、大台ヶ原の駐車場が10時前になってしまいましたぁ〜
ゲゲゲ!(>_<)!


懐かしの駐車場に陽は燦々と降りそそぎ、平日にもかかわらず、かなりの車が停まってて、
私ら同様、今からの方もチラホラおられる。
遊歩道を一周されるのかな、、私らもそうしよか? (笑)

ハイキング、にしては、あまりに底厚の登山靴をドタドタ言わせて、木漏れ日の石畳を尾鷲辻まで。


30分かかるのに25分で飛ばせたね!
と、Mちゃんは希望的観測を述べるけど、あれほど急いでたったの5分かい! と例によって、むっちゃ「ネクラ」な私。(^^ゞ

遊歩道から離れ、南に延びる踏み跡に入る。

急に原始の森に解き放たれた、、って感じ、なんかどこでも歩けそうやね、
不安〜不安〜


目が慣れてくると、なるほど薄いトレイスも見えてきた
テープもあるか、、

たまに覗く展望や、ヤマツツジの朱色に戸惑いながら、たぶん、これが古道だろうと思しき道を辿っていく、、


どっかで左の尾根に乗らんとアカンのだが、、

と見上げれば ピンクの塊
シャクナゲやで!

堂倉山は、ひとまず置いといて、そのピンクの塊に突進する。(笑)
予想以上に花が付いてる
ゴキゲンだ。


周辺は、ちょっとしたシャクナゲジャングルになっていて、それを潜って
もう、勢いで尾根に上がってしまおう、

なんか、この辺の木の感じ、ネットで見たことがあるなぁ、、と思っていたら
表示はないが、電波中継局の建物、、

あれ 堂倉山やん!
なんだ ここか、着いちゃった。
思ったより楽勝。(笑)



えっと、次のターゲットは地倉山か、、ちょっと遠いな、、と地図に目を落とす。

こっちにテープが、、繋がってる!

と、テープにつられて斜面を下りかけ、、やっ 待って!
そっちは違う、別の山に行ってしまうわ。
と、また駆け上がり

でも、そっち以外にテープはない、やっぱりそっちとちゃうの? 途中で分岐になっているかも?
と、下りかけては、やっぱり違うとまた舞い戻る、
やっぱりないぞと、また行きかけて、、

うーん 困った、こんなとこでヒマ食ってる場合じゃないのに、、
いっそテープ拾って、そっちの山にしてしまう?
とか、途方に暮れつつ
再度 さっきの中継局、、うーん やっぱり 磁石はテープとは反対方向だ、、

そうか!
さっきの古道が登山道、あっこに戻ればええんだわ。
ってな当たり前のことに気づくまで、なんとまぁ、、40分もかかってしまいましたぁ。(>_<)

何度目かの中継局

古道に戻ると、ご苦労様でした〜 って感じに、さっそくシロヤシオの歓迎を受ける。
落花さかんなヤマツツジも、辺りを真っ赤に染めていて


あっちにもある! こっちにもシロヤシオ!
いや、それはツクバネやね。

ツクバネウツギ

古道の樹林帯なので、さほどの迫力はないけれど、花咲く木に逢うと、やっぱりときめく、
励まされて古道を進む、、


たまに右手に山並が覗く
竜口尾根だろうか、その向こうは大峰だろうか、、、あっ 行者還!
あれは分かるわ。(笑)

釈迦   (前は竜口尾根)  弥山 弥山   行者還山

古道は山腹道なので、どっかで尾根に乗らんとあかん、、

たまに崩落してるので、用心しながらトラバースしたり、山側に高巻きするよう誘導してるテープもあったり、、


お腹が空いたと思ったら、もうとっくに12時を回ってて
きのこもマクドに見えてきた。(笑)



この山腹ではあんまりなので、シロヤシオを追っかけて尾根まで上がって、展望のいいところで昼にする。


正面は地倉山かな?
あそこ 海も見えてるね。


10分ちょっとで急いで食べて、このまま尾根伝いに行く? とも思ったが、起伏もあって歩きにくそう、、
で、再び古道に下りていく。

疎らなシロヤシオに混じってシャクナゲも
あの木赤いね!
と、よく見るとなんと、アケボノツツジだ。

へ〜
白と赤の両方が同時に咲くんだ ここ。


あれは大蛇ー?

地形のゆるいところに出てきて、右にテープが続いてる、そっちだな、、
と向かっていくと、大峰が正面になった

大峰は横のはずだよ、何で?

振り向くと、左の尾根にもピンクのテープ、、

あ〜〜 あっちだ!
危なかったぁ、、危うく枝尾根にはいるとこ、、(^^ゞ

この上が地倉山や、たぶん。

炎天下の斜面をヒーヒー登ると、やがて右手にガレた山


きっとあれがコブシ嶺やで!

自分でもどうしたん、て思うほど元気! パワー全開、灼熱斜面を激登る。


ヤマツツジに見とれてる間に Mちゃんも激登ってって、
地倉山や! \(~o~)/


突然開けた南の展望 口を開けた深い谷
大谷かな?
その左手に、伸びている稜線、、あれこそが紛れもないコブシ嶺。
ゴールが見えたぞ!


ハゲ尾根を伝っていく、
Mちゃんは 小走りしてる、、私は一個一個の景色に見とれ、ドギマギしながら前進してる。

一旦、鞍部(雷峠)に下りて さぁ、最後の登り返しだ。


見上げる斜面は幼木帯
よく見れば、これ全部、シロヤシオ
シロヤシオの幼木が、斜面一帯にモコモコと育ってる、そのすき間をかき分け登っていく。
この木が成長して、やがてまっ白な花のトンネルになるのかなぁ、
その頃には、是非、もう一度来てみたい。(笑)

シロヤシオ アセビ

シロヤシオのモコモコがアセビのモコモコに変わって、その向こうにやっと見えた。
ほんまもんのコブシ嶺。


ズルッハゲやんかぁ〜 コブシ嶺
\(^◇^)/

尾根の真ん中に表示がポツンと立っていた。
やったぁ 着いたぁ〜〜〜〜



遮るものない大展望、
大峰も、木組峠に続く道も、尾鷲も海も みーんな見えている。

尾鷲 木組峠方面


大蛇ー   地倉山 弥山     行者還     大普賢  山上

振り向くと、堂倉山から間違って下りかけた地池高も見えている?


ひとしきり感動したら そろそろ戻らないと
約束の2時だから。

往路を辿って地倉山
復路こそ尾根伝いに行ってみよう、頑張って。

地倉山を越えると正面に大台ヶ原、その右手には地池高

大台 地池高  加茂助谷ノ頭

倒木地帯を抜け、シロヤシオのトンネル(モドキ?)「こんなんあったんやぁ〜」を抜け、
古道に下りそうになるのを、踏んばって尾根伝い。


お昼を食べた展望尾根から ひと登りすると 1362mのピーク
歩き易い方に流れると、古道に出てしまった。
あらら、
もう疲れたね、このまま行くか?(^^ゞ

今日、何度目かの堂倉山(笑) 到着 15時半


もうすぐだ、
にもかかわらず、大台の尾根へは結構な傾斜を攀じ登る、


戻ったらどうする?
やっぱり正木ヶ原くらいは周る?
あっちのシロヤシオも確かめておきたいし、、

ショボイ蕾 一本だけ満開

尾鷲辻からは遊歩道

さすがにしんどい
ヘロヘロになって木の階段を上がっていくと
もう夕方なのに、ベンチでゆっくり寛いではる人がいた。

こんにちは〜


正木峰まで上がってきたら、海が見えた、、地倉山は見えんけど、、
うーん


大峰の方はモロ逆光だから、もう日出ヶ岳まで行かなくてええ? (^^ゞ
うん もういいいい。

日出ヶ岳展望台     緑のトンネル(笑) 加茂助谷ノ頭

駐車場、17時半 出発

あっ! あの禿山は、、
きっとそうよね。

地倉山 コブシ嶺? 大普賢岳

車窓から 手を振ろう (^.^)/~~~



運転 画像提供 ありがとう!


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