【獅子ヶ岳〜七洞岳】

月8日(土) 晴れ

標高 733m〜778m

Mちゃん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 獅子ヶ岳


登山口10:05−獅子ヶ岳10:57(5)−P715 12:05(昼25)中岳(P731)12:54
七洞岩13:38(5)ー七洞岳13:55(30)−林道14:55−小萩16:04

温暖な気候を求めて、三重県の度会(わたらい)町へと大遠征、することに、

いつものように橿原7時に拾っていただき、名阪の針インターまでもすでに雪!
ここはひとつ慎重に。

インターが8時で、これでもう安心、と思いきや、周りの景色はまだまだ雪!
こういう世界を見慣れてない人は、やっぱし凹む。(^^ゞ
ここも慎重に。

油日岳 錫杖ヶ岳

名阪国道〜伊勢自動車道と乗り繋いで、
一時はどうなることかと思った天気も、名古屋との分岐を過ぎる頃には、パカンとまっ晴れ!
南国ムードたっぷりに、
勢和多気インターで降り、さぁ、ここからは二人ががりで予習の成果が試される?(笑)

R42を進み新田を左折、、次は田口大橋、、えっ? そっち?
と、意見が分かれたら、運転手優先で、
田口大橋の先を右折、すぐを左折、注連指(しめさす)に向かい、注連指への分岐を左折して日の出の森へ、
ここや!
目の裏に焼き付けてきた景色そっくりの三叉路、、それを左折して麻加江小萩林道に入る。
ヤッタ〜! 拍手!!



と絵に描いたような展開ですが、実はここからの峠越えでまた一苦労(笑)
道は霜で真っ白だし、気を緩めたらいつスリップせんとも限らんし、、と、ビクビクすること15分、
日の出の森展望台

その駐車場に停めトイレを借りに入ったら、、な? 何の音?
と、トイレの扉をコンコン
やっていたのは、なんと嘴!
マジか!

宮妻峡に引き続き、今回も紅白二羽のニワトリに熱烈歓迎、受けました。(笑)

日の出の森 展望台にて

本日の取りつき「小萩登山口」は、まだ先でして、
正面にめざす獅子ヶ岳を眺め、いったん下って山の南へ周り込む

獅子ヶ岳

横に「ルネッサンスの森」とも書いてある、
ルネッサンスって? (笑)

とりあえず左の空き地に停めて
今、10時。
橿原出てから3時間、家を出てから、おやまぁ 5時間!の道のりでした。


今日は周回コースを取る。
先に林道か、最後に林道を歩くか、
さぁ どっち?
けど、みごとなお天気なので、もう、さっさと登って展望ゲットだ!(^O^)/
と、満場一致で、獅子ヶ岳へと向かいます。

獅子ヶ岳への登山ルートはどっさりあって、ここに着くまでも「山頂まで○分」道標をいっぱい見てきた。
でも周回するならここがイチオシ。
山頂まで最短で900mとある、、獅子ヶ岳だけなら、他の方がいいと思うが、(笑)


落ち葉踏みしめ、どれが道?
と、戸惑いながら登りだすが、そのうち黄色いプレートが点々と、
ご親切にも随所に掛けられ、
「ここは右」「ここも右」と誘導してくれ、
ただし急!
そう、最短ルートにありがちな、(笑)


20分ほどで尾根に乗り、ここがさっきニワトリさんに会った「日の出の森」との分岐
山頂まで16分と書いてある。

それに逆らい右折して、「弁当岩」に寄ることに、、
あのピークだろうか?


と、岩やアセビを掻い潜り、数分で左に岩。
おぉ、これや!


ここから見上げる獅子ヶ岳が獅子岩を伴って構えてる。
おぉ!


先ほどの分岐に戻って山頂へ
一枚岩を登りきったら大展望の断崖絶壁、、そのさらに上の岩からMちゃんが首を出している。(笑)
あっこが獅子岩やね。


獅子岩からは見渡す限りの大展望 ヽ(^o^)丿

踏破記念に、(^^ゞ

遥かに霞む水平線、あっこの入り江は五ヶ所湾か、英虞湾か
北に目を転じれば、堀坂山に白猪山?
その右には伊勢湾が白く弧を描き、なら、鈴鹿とかも見えとるん?

英虞湾・・・五ヶ所湾


展望を楽しみながら5分ほどで山頂
ここからの景色も申し分なし。

白猪山  堀坂山   経ヶ峰 獅子ヶ岳山頂 熊野灘

休憩もそこそこに七洞岳への縦走に入る。
正面のピークを見ながら、うっすら雪道を、ダラダラ下ると登り返し、
右奥に三峰山か、白い山が見えている。

獅子ヶ岳を発つ 三峰山   局ヶ岳

ふいに目の前にデカい岩が立ちはだかって、Mちゃんが攀じ登っていき、今、それに立とうとしてる
展望岩!
もうちょっと顔出して〜 (^O^)/ と、下から、けしかけて、


私も岩まで這い上がりると
こんにちは!
単独のオジサンが、七洞〜獅子をピストンされているところだと、私らは周回なのだと話して説明、

右は獅子ヶ岳

二人で撮ってやる、その岩に立て、もっと奥まで行って!
こんな絶壁に立たせておいて、それからシャッター聞くのやめてぇ〜 怖いぃ〜〜 はよ撮れぇ〜〜〜


岩上から大展望も、ガクガクしながら撮りまして、


オジサンと、しばし同行する、
ポコポコしたコブを越え、次の展望岩まで10分弱。

さっきの岩とは向きが異なり、向かう七洞岳が正面だ。
あそこまでかと思うと、ちょっとウルッ、(T_T)

最奥が七洞岳

見惚れていたらオジサンにモデルを頼まれて、(^^ゞ
今度こそモデル料ガッポリだぜ! と請求したのに、軽く一笑、、また失敗! (笑)


この縦走路には、随所に黄色い道標がついていて、尾根を外さなければ、
まず迷うことはないだろう。
P691(表示なし)を過ごし、下りきった所が「小萩西登山口分岐」


僅かに登るとP715に出て、南斜面から臨む五ヶ所湾、そのリアス式ぶり?がステキ!
ポカポカと暖かく
山腹に蛇行する林道、、、帰りはあれを辿るんや
なんか  長そうだけど、(^^;

英虞湾  五ヶ所湾 山腹の林道 七洞岳

私らここでお昼にするので、オジサンとはお別れ、(^.^)/~~~

ここでのお昼は正解で、次のP931へは激登って植林帯に突入し
そのP931(中岳)も藪山。



植林を抜けると、正面に嫋(たお)やかな七洞岳が迫ってきた
左がフェンスだが、鹿なんているのか?

(鹿も、イノ獅子も、ヒルもいるらしい)

あの七洞岳への、どの斜面を登るんや? (^_^;


その先の植林帯が「山の神東登山口分岐」で、「コース最大の難所」とある、
大岩を右から回り込んで踏み跡が七洞岳へと続いてる。

ロープで激下る 右山腹に林道

鞍部に下りると「一之瀬登山口分岐」
これを下る人、いるのかな?


そしていよいよ「七洞岳 1.2`」 地点まできた、もうすぐや。

だけど道が、いや斜面が、ものすご〜く急、ちゃいます?
これをオジサン、ピストンされたんかい。(゜.゜;



長いロープを伝って、ワシワシ登るMちゃんが登り終えるのを待って、私もロープに食らいつき
ようよう登りきったら「山の神分岐」
やれやれ。



その先をもういっちょ、激登ると、「←展望岩」の道標
岩が斜面に突出してて、岩に乗れば 今日、越えてきた尾根、獅子ヶ岳までが眺望。
最高!

眼下に林道 展望岩上

Mちゃんも大喜び、ここでは少し、時間を取ろう。(^_^)/


西日になって、五ヶ所湾の向こうには英虞湾もくっきりしてきて、あの白い棟が「スペイン村」だよとMちゃん。
ふ〜ん


13時45分、
七洞岳へ最後の登り、、もうちょっとだと思うと力が抜けてくる。(^^ゞ

七洞から下山してきた男性に軽く会釈、
この日、山中で出会ったのは、この方と、さっきのオジサンのみ、

着いた! ヽ(^o^)丿

七洞岳 13:55
お昼や休憩を入れて獅子ヶ岳から3時間弱。

午後になってもいい天気、なので、またまた大展望をほしいまま。

白猪山  堀坂山 かなた伊勢湾 光る熊野灘

彼方に鈍く光っているのは熊野灘、伊勢湾が遠くになって、三峰山がグンと近づいた。
獅子ヶ岳より七洞岳の方が山容が優しい。



西の方へ少し下ると、だだっ広い広場
反射板とかあった?
ヘリポートだったのか?

再びヒイヒイ登り返して、七洞岳でティータイム。
お手製ケーキ、ごちそう様。(^^ゞ

真っ赤な蕾をたわわに付けたアセビとスギ!(゜-゜; に見送られ、
14時20分
五ヶ所湾を見納めながら山頂を後に尾根伝い


やがてそれが激下り。

こちらへは、ちとマイナーなのか、テープは少なめ、ここにも「最大の難所」とある。(笑)

難所 分岐

鞍部に下りて、表示に従い左折して、
植林帯をずんずん下ると15分ほどで、林道に飛び出し、ここが「一之瀬西登山口」


後は、林道をただただ歩いて朝の登山口へと戻るのみ。

左手の尾根を見上げ、舗装路をてくてく、
こんな道なら自動車で入れたか、と、それがやがて未舗装になり、たまにワダチもできている。
自転車なら行けるかなぁ、


話してる間に、道は再び舗装路に、そしてそれが登り坂、、もう着くだろうと思うのに、再び始まる登り坂。
まぁ、林道は慣れてるし、16時には着くだろう
と、小萩西登山口では、そこから下った人に会い、次の分岐を左に取ったら、また登りかよ、(笑)

小萩西登山口

小萩登山口に16時5分
ご苦労様ぁ〜

まだ帰路も長いから、日の出の森でお茶しよう!

かの駐車場では再び、
紅白地鶏?に出迎えられて 感無量! 謝謝、(゜〜゜;(笑)



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