【局ヶ頂】

月23日(日) 晴れ

標高 310m

ツッチョさん ・ しろくまさん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 局ヶ頂

海ぼうずP8:40−相賀浅間山9:15−局ヶ頂10:55(休35)
伐採地12:05(昼40)−網代浜−米子浜−駐車場15:30
そして「南海展望台」

南伊勢の海を見に是非!
と、三重のツッチョさんに誘っていただき、しろくまさんと二人、夜明け前の尼崎を脱出、
並みいるネズミ取りを掻い潜り、新名神をぶっ飛ばすの?(笑)

白い鈴鹿を遠望しながら亀山JCT
待ち合わせの久居インターに 約束より1時間も早く着いてしまって、(>_<)
朝食中のツッチョさんを仰天させる、
すんませ〜ん、(^^ゞ

ツッチョさんの車に乗せていただき、伊勢道をさらに南進、
勢和多気ICより一つ向こうの玉城で降りて、すぐのコンビニに寄ったら、
R22をさらに南進、五ヶ所湾の相賀(おうか)浦まで。

尼を出てからトントン拍子♪
やっぱ、車は早ぇ〜 ありがてぇ〜(^O^)/

元は学校だったという「海ぼうず」(体験館?)の駐車場に停めさせていただいて、
ここまで来ればさすがに潮風も暖かいねと外に出て、
ところで尼崎はどこに?

実は、遠路はるばる、南伊勢の「尼崎」を訪ねてきたのでした。(笑)

あぁ、それは、あの山の裏なので、「南海展望台」に登らないと見えません。
そうかぁ、


えっ 南海キャンディーズ?
ってなことを、今頃、言うてるヤツもいる、オイオイ(^◇^;

傍らにはアロエの派手な花があっけらかんと咲いていて、
浜に下りると、ハマダイコンや、トベラの実はザクロみたいにパカンと割れて
水仙も満開ですよん。

アロエ ハマダイコン トベラの実

なんだかすっかり春ですね

見上げると高台にある「海ぼうず」の裏山に鳥居さんが見えていて
あっこまで一気です。
はぁ

海辺によくある急階段をヒイヒイと上がって「海ぼうず」
奥のトーテンポールの所が登山口。

海ぼうず トーテンポールではない!
似てるけど

そして見た目どおりに激登りになる
ご褒美に、展望がどんどん開けて、弓なりのニワ浜や、手前には大池、さっきの地べたがみるみる眼下。

大池  ニワ浜  田曽浦 かなた宿浦の浅間山 葛島

15分ほどで鳥居さんまで登りきって、ここが相賀浅間山かな、
そばに小さな祠がある。


北に連なってる山の、台形に盛り上がっているのが「切間の鉢」で、その右隣に「獅子ヶ岳」もチラッ。
わぁ!
上がればもっと見えますよ。

切間の鉢

高度を稼げば、またすぐに展望。

今度は左に熊野灘の黒い海
振り向けば、五ヶ所湾の彼方に英虞湾が霞んでる。

熊野灘 ニワ浜 かなたに英虞湾

先ほどの「切間の鉢」を「七洞岳」と「獅子ヶ岳」が挟むようにポコポコ。
歩き始めてまだ30分なのに
この展望はオイシイぞ!

尾根に乗ると、木々の間に向かう「局ヶ頂」が垣間見え、登山道はまるでブルドーザーが通ったような王道になり、
中腹にある「祠」への分岐をやり過ごす。

今日は周回するので、さらに尾根道を伝っていくと、また展望地に出て
ベンチまである。


このエリア
なんでも「南勢テクテク会」というNPO法人が、地域の山整備にご尽力されているとかで、
わっ、ここも伐採されてるわ!ツッチョさんもビックリ。(笑)

咲き始めの藪椿、アセビにヒサカキ、低木の照葉樹林帯が続くが、
ちょっと行くと展望地ってのが、まぁ、たまげる。(笑)
嬉しいけど。(^_^;

正面に局ヶ頂 ヤブツバキ

軽いアップダウンの後に 「米子浜分岐」を過ごし、いよいよ正面に「局ヶ頂」の優美な山容が現れて
あの斜面がキツイんです。
なるほど、それはよく分かる。(笑)


山頂を目前にして、一度、ガツンと下る、もぉエエってほど。(笑)


そしていよいよ難所の登り、
なんだけれども

ありゃ、段が切ってあるわ、ここも整備されたんやぁ

そのステップが斜面になっても、杭とロープで至れり尽くせり、

それでも直登に飽きて
途中でロープを潜り、こっそり海を覗きに行けば、

おぉ ヨットだ。
優雅やなぁ

あ〜らヨット!


「局ヶ頂」 11時前に着きました。(^^)v


山頂は小広場で、モチロン、大展望とベンチが待ってた。(笑)
左には入り組んだ五ヶ所湾、右には塩竈浜が優美な弧を描き、その先には「鼻」と呼ばれる半島も累々と伸びていて、

ベンチに座って、大海原を見ながら、しろくまさんが大量に持ち上げてくれた大福にかぶりつく。
うまっ!
すいません (>_<)
止ノ鼻 五ヶ所湾 塩竈浜

北の伐採された所から彼方にうっすら白い山、大台はあっちかなぁ。


30分があっという間で、お昼は途中の展望地まで我慢して
海に向かって激下る。


それが樹林帯になり、軽く登れば伐採地。
なるほど、白い山がよく見える? (^_^;


「塩竈浜」分岐を過ごし、次のピークがまた絶景!
ここでお昼に。


海は空を映して碧く、陽だまりの斜面はポカポカと暖かく
こんなとこなら
冷たいオニギリで十分だった。

ツッチョさんからポンカン 甘〜い!
山で果物、久しぶり。(^^ゞ

シダかき分けて下っていくと、正面に小ピークが現れて
右は海までスーッと切れ落ち、覗きこんだら岩屑に波がプカプカ
うわぁ〜(@_@)
気をつけて!

岩盤の尾根が続き、ここはやっぱり見せ場よね、、って。(^^ゞ
危ないなぁ、見てられへん
と、申されましても、こっちから見たら、しろくまさんの乗ってる岩の方がよっぽど怖いもん!(笑)

\(>_<)/

岩のピークから下れば細長い止ノ鼻の岬が正面になり、向こうには志摩半島

さらに下ると崖っぷち、青い海がグッと迫って


網代浜の分岐を見送って、さらに海が近くなり、覗き込んだら海底が透けてる、(。。!
小さな岩にカモメが舞ってて、釣人がいる。


そしてついに「赤石鼻」が覗きこめる先っぽに出た。

赤く長い岩の先端が海に突き出て、まさに絶壁!
それ以上、行くなっ!って、二人がかり、

(@_@;

絶壁を周り込んで網代浜に下りる。

斜面に蔓延るフユイチゴ、
入り江に寄せる波穏やかに、小岩にはビッシリと岩のりがこびり付いて
食べれるの?
美味しいですよ。

網代浜


今ちょうど引き潮で、絶壁をへつれそう?
でも濡れるとイヤだから、やっぱり斜面へシダかき分けて激登る、


そっと浜を覗き込み、あれはやっぱり無理だった、

表示に従い尾根には上がらず、斜面をへつって米子浜へ。
ここも丸い小石の浜で、潮が引いたところだけ砂浜になっている。

米子浜

並んで座って、海を見ながら小休止

浜から再び山に戻って もうちょっとやとワシワシ登る最中に、ドドドッ! イノシシや〜ん
まさに猪突猛進!

今の見ました?
見た見た、一心不乱だったよね
ビビったぁ、
と、ツッチョさん、私らは六甲で見慣れてるので、さほど恐怖心もなく、(^^ゞ

よく目立つ目印! 祠の地蔵さん

祠からさらに登って本道と合流し
ここからは相賀浦に下るだけ
楽勝!

と、思ったが、このガレた下りが曲者で、始末の悪い浮石に何度も足を掬われながら、
景色も見ながら、(笑)


まもなく懐かしきニワ浜が見えてきて、梅香る集落に戻ってきました。


今、15時半、どうします? 時間押してるけど、、
行く行く 行くでしょ?(笑)

車に乗り込み
礫(さざら)浦の方に周り込んで
駐車地から急階段を、ヒイヒイ上がれば展望広場、
おぉ!

今まで何度も画像で見てきた姫?セーラー服の少年か、
ホンモンや!(^◇^)!

南海展望台

ニワ浜に夕やみの迫りきて
彼と一緒に、心ゆくまで尼崎を見物しよう!
もうすっかり寒いけど。(笑)



もういっちょ!
ここが南限 ハマチンチョウゲ 海苔の養殖


ご案内、ありがとう!


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