【綿向山】

月6日(日) 晴れ・ではない!

標高 1110m

しろくまさん ・ Mちゃん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 綿向山


駐車場8:00−あざみ小舎−5合目小屋9:32−行者コバ9:53(アイゼン15)ー山頂10:30(10)
雪遊びー山頂12:20(10)−丸太小屋13:00(昼)13:45−あざみ小舎ー駐車場15:00


2月に入って、今冬、お初の雪山に、しろくまさん、Mちゃんと行くことになった。

雪山ですからね、それなりの装備を!
はぁ〜
分厚いヤッケに、分厚い手袋、毛糸のパンツじゃなくて帽子、それにサングラス
アイゼン必携、ワカンは、、
一応、持ってきたら? Mさんはボクのを使えばいい
アナタ使わんの?
ええ、たぶん、これからも。
なるほど

と、慣れぬ準備も周到に(?)

久しぶりの三上さま

なんかボケてない?(景色の話)

コンビニでMちゃんと待ち合わせ、
あれは綿向

やっぱりボケてる、なんか空、黄色よね、(^_^;

道路の方はきっちりと除雪されてて御幸橋駐車場に8時前、無事到着。

まだ数台だけ

白い所は氷結してて、うっかり踏むとズルッ!
幸い、土の所に停めれたと、チンタラ準備をしていたら、続々、車がやってくる。

とっとと出よう!

尾根までが退屈で、気は急くんだが、道がテラテラに凍ってて駐車場から出るまでも一苦労。
そして、林道の滑ること!

えっ 私だけ?(^_^;

昨夜はガツンと冷え込んだけど、見上げる尾根は黒々で、大して寒くも感じない。

こんな明るい所だった?
の、天然記念物岩を過ごし、水無山分岐の小屋を過ごしたら、
いよいよ植林のジグザグに入る。


ジグザグはていねいに切ってあり、おかげで傾斜が緩く、たまに段差がある程度
その分、高度が稼げない。

早くも退屈してきた。
休憩はどこ?

2合目の鉄塔でしましょうか。
鉄塔、よっしゃ! え、そんなもん あったっけ? (^^ゞ

2合目表示からトラバースして、鉄塔の展望地に出てみたが、
あらぁ〜
うんざりするほどガスってて麓の町がようよう見える程度。


3合目、林道に飛び出たが、正面の尾根が絶望的に黒い、、霧氷なんて皆無
で、またジグザグ。(笑)



毎度おなじみ 「あざみ小舎」で、茶店屋さんごっこしてたら、
次から次へとお客さん、ではなくて、登山の人がたまってきて、そうそうに発つ
そして、またジグザグ


ここから5合目の丸太小屋までは15分ほどなのに、なんだか長く感じる、
テンション低いんやぁ〜

あぁ、着いた
でも、やっと開けた展望のはずが、呆れかえるほど霞んでて
いっそ吹雪いてもらった方が



ふつう、この辺りから付いてる霧氷も、本日は無氷、ただの枯枝
もう、行きます?(笑)

味気な〜い雪道に、時折陽が射し
辺りをパッと照らすから、もしかしたら、このまま青空になるのだろうか?
と、淡い期待を持たせてくれる綿向山のいじらしさ。(笑)


行者コバに着きまして、
さぁ、アイゼンか、団子か、、えっ 団子って!(笑)

しろくまさんの冷たいお団子が五臓六腑にしみ渡る。
俄か元気!(笑)


山頂まで一気や!

アイゼンつけたし、もう百人力で、なんだ坂、こんな坂、
ここの冬道、何でか私、燃えるねん!

\(^◇^)/



チーさんめっちゃ元気ですやん、と、冷やかされ(笑)

まもなく傾斜がゆるみ、最後のひと登りで、山頂に着いた。
鎌さん、こんちわ!

ありゃ?

本来ならば、正面バーンの鎌ヶ岳に雨乞岳
大賑わいの綿向山
のはずなのに、今日は、数名が静かに寛いではる程度
信じられへん。こんな綿向、初めてだ。(笑)

さすがにこればっかりは三人三様、ボー然で、(笑)
とりあえず先端まで行ってみたけど、
あかーん
下界もさっぱりで。


どうします?
まだ10時半や

登山道は寒くなかったのに、稜線に出るとさすがに風が強く、頬が痛いほど、
こんなところでは、何をする気にもならん。(笑)

周回しないん?
えっ、するんですか、なんもないよ、おまけに寒い、
はぁ、
じゃぁ、もう下山? せっかくワカン担いできたのに、、


そう、Mちゃんのワカンデビュー、私、楽しみにしてたんだぞー!

おばさんが喚くので
とりあえず、竜王山の方に向かう。(笑)

さすれば景色は一転し
真っ白な稜線に雪庇が波打ち、まるで絵模様のよう、


見るもの全てが白と黒。
墨絵だぁ〜

そして「幸福のブナ」をくぐって、幸福になろう!

おばちゃん! ちゃうちゃう!

惚れ惚れするような雪庇だが、
踏まないように用心しながら尾根を伝って


竜王山分岐まで来たら、ちょうど竜王山から登ってきたという人に会い
どうでした、あっち?
大変でした。
そうですか

しろくまさんはすっかり話し込んでる
じっとしてると寒いので、Mちゃんと二人、イハイガ岳の方に行く。
そっちから戻ってきた人ともすれ違う
どこまで行ってきはったんやろ?


風は強いが
振り向けば綿向山がまた墨絵!
さらに進んで稜線の先まで行くと正面にイハイガ岳の鋭鋒がついに姿を現した。
これを伝えばいくんやねぇ、


しろくまさんが追いついて来て
行かないんです?
行くって、この激斜面をかいな?

待ってぇ〜〜!(+o+)

か細い踏み跡もあるにはあるが、
ほとんどさらの雪斜面
二人、ごぼりながら激下るのを、必死のパッチで追いかけて
ようよう平らなところに出た。


下は笹原ですね。
ここで付けましょか、稜線は風が吹きすさんでるので、この辺りの方がいいわ。


わぁわぁとワカン装着、しろくまさんはスノーシューで、雪っパラをパカパカやる。
沈まん、来て来て! めちゃオモロイ!

モノトーンの雪原でぎゃぁぎゃぁはしゃぐ痛快だ
足跡のない真っ新(さら)の雪上に、穴開け遊ぶ愉しさよ、あ〜愉快愉快、、おっ 転んだ! 



30分ほどパカパカやって
そろそろお腹も空いたので、山頂まで戻ることに。
さっき下った斜面は辛いだろうか?
と、覚悟したけど、さほど、きつくも感じなく、
しろくまさんはツボ足で、Mちゃんはアイゼンに付け替え、私はワカンのまんまで、
銘々、好きなように激登る


戻ってきたら薄日がパッ!
あっ!


一瞬、期待したけど、もうこれ以上は望めそうになく、お菓子を食べて腹のムシを押さえて
朝の冬道を激下る。

30分も経たぬ間に5合目小屋、、お腹が空いてるとみんな早いわ。(笑)

外のベンチで昼にする。
相変わらずの靄だけど、ここまで来ればバカみたいに暖かい。


Mちゃんから手作りケーキやチョコレートが続々
いつの間にやら小屋は私らの貸切。
ずっとここに居たい気も(笑)



アザミ小舎まで下りてきて、やっぱり気になる屋根の雪。
しゃーない、ワシが降ろそか、
ストックで突いても、ウンともスンとも動かぬ雪。
やっぱり屋根に乗ろか?
危ないですよ、僕がやりますわ。
わ、一発で落ちた。



どんどん下って、雪道が黒々としてきたのでアイゼンを外す、

朝の氷はもう解けてるはず
後は林道だけ、というところまで来たのに、ここがまだ凍ってて、

ねぇ〜 みんな、なんで滑らんの?
なんで私だけ滑るねん!
ギャー!

ここも滑る! (>_<) ごちそうさま!


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