【浄法寺山】
1052m

11月05日(土) 曇りのち雨

ミツ ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 浄法寺山 

青少年旅行村910−展望台1018(15)−冠岳1040−浄法寺山1135(30)−びんつけ地蔵1255−駐車場1345

・・・秋の福井 小旅行 3日目・・・


福井の旅も、いよいよ3日目、最終日
温泉宿の朝食は7時からだったけど、部屋食で、まったりしてて、宿を出たのが8時前
(>_<)



お昼は下山後にソースカツ丼でも?
とか思いながら、一応持っておこうと、九頭竜川界隈まで南下して、昨日見つけたコンビニでサンドイッチ。
これでええか。

ナビさんに言われるままに、住宅地をクネクネ行って、
「←青少年旅行村」
これや!
と、ナビに逆らい左折する。(笑)

坂道をぐんぐん上がって、「蛇谷滝」の表示を過ごし、さらに、か細い道を上がっていくと
旅行村の駐車場。
な、なんと、ほぼ満車!
土曜日だから?

奥が管理棟


管理棟の向こうに「清水小場」という水場があり、つめたい水を口に含んで、ここからスタート。
9時10分



のっけから急な階段、
見上げれば、ススキ越しに、ええ色してる尾根が覗く。
この坂に耐えたら、あっこだぞ!



しかし登山も3日目ともなれば、さすがにもう足が重い、
今日はまた、冗談にも触れたくないようなお天気で、おのずとテンション低いまま。(笑)

されど登らねば!
「どこが緩い斜面やねん!」
こんな時に限って、ガイド本の文言を覚えていたりするのだが。(^^ゞ



それでもモミジはモミジだし、
間近で見るより、少し離れて見る方が、いや、向こうの景色と合わせた方が
魅力的に見えますわ。
と、だんだん乗り気になってきた。

急登だけのことはあり、高度はグングン上がっていくし、景色もその分、どんどん広がる。



ロープをつかんで足停めて、振り向けば九頭竜川が帯のよう、
そして真下にミツがおる。(笑)

ねぇ〜 後ろの景色、見てるぅ〜〜? (^O^)/
一応は伝えとく。



傾斜は一向に緩む気配無く、この分では冠岳まで急登のまま。

ふと、右手に一服できそうな岩場。
枝をつかんで伝い歩き、岩壁のとこまで行って覗き込む。
お〜コワ、、(。。;

このまま岩壁を登れそうだけど、強風に飛ばされそう、、やめとこ。(笑)。



再び登山道に戻る。

その後も高度を上げるに従い、景観はどんどん増していくから
もう、振り向き放題、休憩のし放題。
モミジも濃くなるいっぽうで。



しかし誰も来ない、あんなに車が停まっていたのに、、きっと皆、もうとっくに登ってしまったのだろう。(笑)

その後もロープにつかまって
展望台の分岐まで1時間ほどかかって着いて



モミジの中を左に折れて、展望台にたどり着く。
手すりも完備の展望台



眼下の「青少年旅行村」がオモチャみたいで、
永平寺の街並みや大仏寺山、吉野ヶ岳のことなどが、案内板に記してある。
ここも誰もいないので、お菓子を食べて、うっとり眺める。



分岐に戻ってその先を、少し進むと冠岳の山頂



ここのモミジが真っ盛り!
行く手には浄法寺山の稜線や、南丈競山の避難小屋もポツンと見える。

いったん下って尾根道に入る
標高1000mを越えると、さすがに紅葉も疎らになった。

ここが「ラクダの背」だろうかと思うあたりで 「じょんころ広場」 へ下る細い踏み跡
丈競山との谷間に下る新道らしい。



正面に浄法寺山を見て
それがどんどんこっちに近づいて



やがて山腹のジグザグになり、冠岳から1時間ほどで、浄法寺山山頂にたどり着いた。
11時半



山頂は小広場になっていて、その真中に展望台。
さっそく上がって、白山は?
たぶん、ど真ん前が白山のはずだけど、残念! さすがに今日はガス。
荒島岳も、経ヶ岳も、みんなガス。



お隣の丈競山の山肌も紅くて、こっちもええよと呼んでいる。

あっちまで縦走していく人もいるけど
私らはヤッケを羽織り、ベンチに座って、温かい紅茶とサンドイッチ、
なんだか、やっと秋になった、って気分。(笑)



丈競山から山ガール(?)の団体さんが、押し寄せてきたので、
入れ替わりに下山する。

往路を辿りつつ
こっち向きでもモミジは綺麗、曇っていても華やかだ。



雲行きが怪しいと思っていたら、途中から雨が降ってきた。
ちょっと急ぐ。

冠岳分岐は直進し、その後も、よく整備された樹林の道、、のはず?



なるほど確かに、びんつけ地蔵までは遊歩道で、
こっちを取って正解だったと思っていたけど、その先からはロープや鎖場、岩、そして岩の連続で、、
あっちゃー (>_<)



雨は大した降りではないが、顔にあたって冷たいし
岩も濡れると滑りやすい
カメラを濡らすとまずいから、出そうとした手を引っ込める。
あっちもこっちも撮影ポイントなのに、

デカい岩を過ごしたところで、やっと岩群から解放されて
振り向くと、岩場にミツ!
わぉ!



そして、あのデカ岩が「獅子岩」 だったのね、、と今、気づく。 (笑)

獅子岩からは、「青少年旅行村」 らしい道になり、
モミジの方も一段落して、右上には屏風みたいな岩が聳える。
あれが黒岩か?



最後は落ち葉を踏みしめながら、駐車場に13時45分。




最初から雨だったら山には行かず観光してた。
でも結局、3日間ずーっと山
そう、山三昧。

後は、19時前のサンダーバードで帰るだけ。

もう晩ご飯は、デパ地下でもファミレスでも何でもええわ。
えっ、そんなもんない?(笑)


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