・・・何はともあれ、初登り・・・

2012 1月6日(金) 快晴

逆瀬川のパン屋〜行者山〜譲葉四山〜鉄塔No.19〜宝塚駅

(譲葉山東514m 譲葉山北524m 譲葉山南528m 譲葉山西555m)



こんなええ天気なのに家で燻ってたら、治る腰痛も治らんようになる、
と思えてきて、あちこち物色。

山もいろいろあるけれど、登山口に着くまでが邪魔くさいんよねぇ、ミツ。
なぁ、お昼、パンにせえへんか?

と、仕事に行くミツを逆瀬川くんだりまで引っぱり込むのに大成功!
それって職場と逆方向?
そう、早い話がアッシー ですね。(笑)

じゃあね〜 と、パン屋の前でお別れ。(^_^)/~

 樫ヶ峰

逆瀬川といえば樫ヶ峰だけど、今日はそっちへは向かわずに
橋を渡って坂を上って、逆瀬台の学校裏のどん詰まりから山道に入って、いきなりの急登に喘いで
行者山に登ります。

行者山は地元のハイキングクラブのご配慮で、随所に地図が完備され
迷う心配全くなし!
そう、取りつきさえ間違えなければ。(^^ゞ

そういう感じの 「よくあるミス」 は、置いといて、(笑)
まぁ、ご覧、この展望!


マジで、初登りにピッタリのお天気。
おまけに貸切

バンザーイ \(^o^)/

登山口からたったの25分で、この展望にありついてしまって、はてさて
今後の身に振り方に窮してます。
ほんま、どないしょ?

と、背後に連なる六甲連山を眺め、それの一角に岩倉山の反射板。
そういやあの隣に譲葉山とかあった。
あっこに登って宝塚に下山。

よっしゃ、決まった!



こういうのを「思いつき」と言いますが、今日はお昼もちゃんと買ったから大丈夫。(^_^)v

はてさてこれがハッピーエンドになりますか?(笑)

行者山からいったん下って分岐を右に、しばらく登ると六甲縦走路に出合う。

それを左に折れまして、すぐの薄い踏跡を登っていけば譲葉山に着く。
はずですが、

これがみごとな藪山でして、どこがピークかわからない。(笑)


確か山頂に木板が掛けてあったはず?
と、探せど見つけられずで、まぁ、この辺かな? と、適当にその辺の「杭」を撮っておく。(笑)


エエかげんなやっちゃ!(^◇^)ゞ

別方向に下ろうと踏み出して、あ、これちゃうの?
と、こっちの「杭」も撮っておく。

どちらかと言えば、これっぽい。(笑)


あ〜やれやれ。
ってな感じの譲葉山散策になりましたが、
実は「譲葉山」には、こういうピークが4つもあるのでございます。(!)

今のが譲葉山東で、次に行くのが譲葉山北

北っていうくらいだから、縦走路より北ですわ。
と、縦走路に下って、右の踏跡を辿って登る。

もちろんこちらも容赦なしの藪山で、おまけに赤子谷の方に通じてるのか
あっちこっちトレイスだらけ。
困ったぁ〜

こんな時、GPSがあれば、どこがピークかわかるのに、(/_;)
とりあえず、下ってる道には入らずに、
こんもりした所にヒラヒラしてるテープを見ては近づいて

山頂はどれや?
これか?
これでなくても、これにしよう。(笑)


と、ここもめっちゃアバウトに山頂をゲットして、再び縦走路に戻りまして、
お次は譲葉山南。

と、縦走路を西進すると、南側にちょっとデカめの藪山がある。
それを目指して、またまた踏跡を辿ります。

今までのピークハントでお分かりのように、このように上へ上へと登るのはいいけど、
最後の詰めで大わらわ。(笑)

特に、この譲葉山南の山上は緩くて、どっちを向いてもテープだらけ。
本物ピークはどれやねん?

とまぁ、さっぱりわかりません。(笑)

山頂表示のような気の利いたもんでもあれば良いが、
得てして、人にあまり見向きされてない山というのは、「不遇の運命」を、たどるのでしょうか?
つまりが放ったらかし。

でも、このまま下るのもしゃくなので、「杭」を見ては撮りまくる。(笑)
これか? これかな? これかもな?

 

しかし、こんなことでピークハントを済ませては 「クイ」が残る、、と思いません?
うーん、参った。

杭やら石ころやらを2つ3つ撮りあさり、諦めモードで下山しかけたその時!

あっ これやん!

という石の束にバッタリ遭遇。
さっきの祠から察するに、おそらくこの石束も嘗ては祠だったが、何かの理由で変貌を遂げられた。
なんでか敬語。(笑)

もう、これっきゃない!



そんなこんなで、ほとほとピークハントに疲れて、お腹も空いたが、
まだ最後のピーク、譲葉山西が残ってまんねん。

縦走路に下り立つと、道にはうっすら霜が降り
六甲もこういう季節になったのねぇ


と、気持ちの方も薄ら寒く、このままどっかで昼にしたい
けど
最後に残った譲葉山西は、譲葉4ピークの中で、最も高く、
555mとゴーゴーゴーと語呂もよい。

まるで、初登りにピッタリ!
ここだけでも良かった。


なわけで、今度こそ「モドキ」ではなく、「ホンモンピーク」をゲットするぞ!
と霜の縦走路をしばし辿れば左にトレイス

ピークで言うと、さっきの譲葉山南の西隣。

これ!
と定めて藪に分け入る。

幸いテープも付いてる、ここはまだ人の入った気配がある。(笑)

ところがピークが近づいたと思ったら、それが二手に分かれて
はてどっち?
ここはやっぱり上り坂、と、ワシワシ登ってピークに着いて
さて、ここでしょうか?

周囲の雑木が伐採されてて僅かに明るく、青空も覗いてる。
しかし目印になるようなものは無い!
あぁ〜


ほんで
こんな快晴の日に私は藪で何やってんねん、という哀しい現実に行きあたってしまう。(笑)

いーや、目指すものはただひとつ

何はなくとも ゴーゴーゴー!(^O^)/

と、ここは気合を入れなおし、
ってか半ばやけっぱちで、もう一方の踏跡に進んでいきます。

譲葉西、譲葉西と、呪文のように唱えながら

果たしてその先に正解は?

あっ!
あったか 山頂か?

いやぁ〜
まさにこれこそが、今日、初めて見る「譲葉山」の山頂表示。 ヽ(^◇^)丿


ホンマかいな。(笑)

ま、ホンマじゃないかもだけど、この藪山をさっきから歩き倒してるから
どっかでピークを踏んでるはず!

と、ここは意を強く持ち、すきっ腹抱え、とにもかくにも明るい所へ!
ゴーゴーゴー!
と、来た道戻って、さらに東進。

鉄塔傍の展望広場にたどり着き、やれやれと腰下ろす。


鬱蒼とした今までの道に反し、ここはまるで別天地のように明るく穏やか
そしてご覧、この展望!(笑)


そして、またしても独り占め。(笑)

\(^o^)/

甲山を俯瞰しながら、白身魚フライパンに齧りつく。
うめぇ〜〜



と、お腹が出来上がればふと我に返る、はてさてどこを下ろうか?
まだまだ苦労が絶えませんな。(笑)

以前、塩尾寺から宝塚に普通に下りるのにしくじって、(!)
気がついたら生瀬に向かってた、、って前科があるので、今日は迷わず宝塚、花の道!
とは思うけど、、

そう! 鉄塔に下れば、明るい展望も開けてる。
と、ピンときて?
鉄塔19 よし、これだ!

反射板から岩倉山の祠に寄って、縦走路を東進し、薄い踏跡を右折する。



鉄塔マークがないので、鉄塔道ではないかも? でも、意外といい道が続いて
それが、右手、スパッと切れ落ちたガレ場になって
眼下には宝塚
さっきの行者山やら甲山も覗いてる。


そのまま痩せた尾根を辿ると道は左に逸れていくが、目指すは鉄塔
直進ですわ。

コシダの藪を漕ぎながら激下りになっても我慢して、辛抱強く下っていけば
おぉ!

目の前に鉄塔!
これかぁ。


これぞ紛れもなく鉄塔19、私のラッキーナンバー!
そして空は紺碧。
わぉ〜



ただし展望なし!
(>_<)

ま、これが人生というものでしょう。(笑)

気を取り直して光ガ丘に下りようと、、鉄塔を回り込んで薄い踏跡を辿って下る。


道はやがて激下って、それが崖になり
あれれ。

この崖を無理して下ってまた腰痛とかぶり返すと泣くよなぁ、
すごすごと鉄塔19までよじ戻る。

でも、方向は合ってるよなぁ、と、再度、磁石を握って激下り、
周囲の様子にも気を配ったが
やっぱし同じガレ場に出てしまい、これはアカンと引き返す。
きっともう、廃道になったのだろう。

と、本日3度目の鉄塔19まで戻ってきて
しゃーない。

ここは観念してコシダの藪を激登り、分岐のとこまで戻るかな、、と思ったその瞬間!
何かが耳元で囁いた。

ここ、鉄塔やろ? ほなら「鉄塔道」とかあるんちゃう?

おぉ、そうや!

確か、塩尾寺の方から来てる 「鉄塔道」 があるはずと

鉄塔19の周りをぐるりと回って、おぉ、あった、ありました
プラ階段。ヽ(^o^)丿



これが見事に朽ちていて落ち葉に埋もれて、ほんま関電さん、巡視してはんの?
って感じだけど、ここは慎重に、ゆっくりゆっくり下っていけば
果たして橋! そう人工物。

制限荷重 150` か。
セーフ!(笑)

いやぁ〜軽量でヨカッタわ、、って、どこに150`もの巨漢がおるねん?
って思いながらも、もうホクホクで


鉄橋を渡って、その先のプラ階段モドキを辿っていくと、
ピッタシ車道に飛び出した。


やった! やりました。
宝塚駅まで外線、いや、凱旋気分♪

あぁ、今年も迷わず?元気で? 藪漕ぎ人生、まっしぐら、、かなぁ、、(笑)


アバウト*マップ 






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