【御着南山】

標高166m

月28日(土) 曇りのち晴れ

しろくまさん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  地図上の  が 御着南山 

御着駅905−御着南山1005−姫路バイパス1110−へり岩1200(45)−青の山1322
国道−高坪山1408−木庭山公園1452(20)−小赤壁−八家地蔵1555−的形駅1626


ほとんど地べたに近いけど、鉄塔道というのは、それなりに魅力満載!
是非!
と、お願いしたのは、氷雨に遭っても平気なくらいの姫路近郊の低山でした。


案の定、気の滅入りそうな天気を押して、御着駅に降り立てば
雨がパラパラ降りかかる、けど、きっとそのうち晴れてくる。

と、根拠のない自信に満ちあふれ? 土曜でもフル稼働中の工場の横を抜け、
これかな?

案内板の前で足を止める。


いかにも簡略地図だけど、展望広場が二つあり、それぞれに四阿も。

四阿って??
あぁ、東屋か! と、ここで学習する。(^^ゞ

山公園にありがちな丸太の急階段に喘ぎつつ、やがて枝尾根に乗りまして、
最初の四阿までは、もう一度、喘いでたどり着く。


ご褒美は展望!

背後には高御位〜桶居山の岩尾根ライン 西にはかの有名な小富士
ただ、ここからだと「富士」には見えん。
残念!


傍らの案内板には、なぜここを 「火山」と呼ぶかが記してある。


次の四阿(あずまや)へと歩を進めると、道は送電線に沿うようになり、傍らには牛岩という展望岩
ここからも、小富士の眺めが素晴らしい。
(ただしやっぱり富士じゃない)


もしやあれは姫路城の建屋では? と、しろくまさん。
これだけ遠いと、お城よりも建屋を被ってる方がよく目立つ? (笑)


展望を楽しみ、脇の鉄塔にも立ち寄りながら、2つ目の四阿に着きまして、
ここには展望がないので、次の鉄塔へと向かう。


御着南山が近づくと、いよいよ鉄塔が乱立してきて、これは圧巻!
素晴らし〜い。ヽ(^o^)丿

地形図でも、3方向から送電線が集結してて、
その送電線の行きつく先には、変電所やら灘浜の工場地帯。
その一角に火力発電所があるんだと。
道理で鉄塔密集地!(笑)


かたや、御着南山の三角点は、鉄塔に遠慮するかのようにひっそりナリをひそめてる。


相変わらず富士には見えん小富士山を、鉄格子越しに垣間見て、
「姫二火力線鉄塔25」を見るためだけに、わざわざ斜面を下ったり、(^^ゞ


南山に戻って、さらに分岐に戻り、山の西側を巻きながら、鉄塔道を南進する。

 小富士 高御位山 

「姫二火力線鉄塔24」は、眼下に姫路バイパスJCTが見下ろせる、ちょっとした景勝地で
まるで走行車両を、リモートコントロールしてる気分。(笑)


鉄塔23まで下ってくると、先ほどの南山の鉄塔群や、鉄塔24がよく眺めれて、
姫路バイパスの車の音も賑やかで、

しろくまさんは、さっきから漂っているウルメイワシの臭いの方が強烈らしく、
のたうち回っておられます。(笑)

 

「新加古川連絡線鉄塔48」は、送電線の交差点
それを見上げて、バイパスを越えるべく、一旦地べたに下りまして、、

直進すると、下の画像のような鉄梯子を下れたんだけど、、これは業務用、
やっぱアカンよなぁ、、と悔しそうに眺めながら、(笑)


西の方から回むようにバイパスに出て、陸橋を渡って、地道を西進、果樹園のところで左に折れて
あの稜線に、どこから乗れるか考える。


とりあえずよその果樹園に侵入、、
けど別に侵入しなくても、右から舗装路が来てて、それの奥の竹藪から山道に入れる
ということに、間もなく気づく。(^^ゞ

まぁ、まずは第一関門、突破です。


沼を見ながら山道を辿れば、まもなく巡視路マークが現れて、それに従い「姫二火力線鉄塔21」へ。

この鉄塔は、展望に恵まれないので
次の鉄塔20へと進む。


ところが行けども行けども、尾根には乗らず、だんだん道も荒れてきて
こんなんが関電の巡視路とは思えない。

GPSでご確認いただくと、いつの間にやら分岐を過ごし東の山腹に入ってしまってる。
こりゃアカン。

あわてて返すと左に踏み跡、
その分岐には、巡視路マークの代わりに「飾磨消防署」の標識がポツン。
これでは分からんで!(笑)



登っていくと右に展望が開けた伐採地があり、そっち経由で登りつめると「姫二火力線鉄塔20」

苦労して着いた割に不遇な鉄塔、
展望ないし、立地スレスレ!

 鉄塔21   高御位山 鉄塔20 

その先の鞍部が四辻で、直進すると「ヘリ岩」

「ヘリ岩」って何?
まさか、ヘリコプター岩?

「ヘリ」が、カタカナかひらがなかで揉めながら、あぁ、これね、という岩を見て、

あぁ、へり=縁 なのか
と知って、ホッとしたような、ガッカリなような?(笑)

ヘリ岩は小富士山のビューポイント、でもやっぱしここでも富士には見えん。(笑)



その先の「飾磨港加古川線2鉄塔」の下が暖かなので、ここでお昼にしておく。

次の鉄塔19は展望には恵まれず、塗料の色もグレーだが


そこから登り返して青の山が近づけば、いよいよ海も見えてきて、
テンション上がる♪

向かう高坪山まで送電線がビヨーンと伸びてる。
早くあそこに行きたいなぁ、、


ここまで来ると「的形ふるさと里山会」のご尽力で、表示の数も増えてきて
青の山へは難なく登頂。


喜び勇んで南進し、左の尾根によじ登れば、そこは、ポカンと開けた広場、
二人して愕然となる。(笑)


小屋ありますよね?
うん、
じゃぁ、ここが丸山ですわ。
はぁ、


この物置小屋以外にも、何かのアジト? 
みたいな掘建て小屋がかろうじて斜面に建っていて、人里臭プンプン、
そりゃそうでしょ、標高80mほどだもの。(笑)


左に鉄塔を見ながら、野道を下っていけば分岐、これを右に取ると
国道250線に出た。


この国道が交通量が多くてなかなか渡れそうになく、しばらく西進、無理矢理横断
振り向けば山麓に山陽電車が走ってる。

ところで高坪山の取りつきはどこ?

手持ちの資料では、丸山には行かないで東の住宅地に下りるように書いてあり、
けどもう、丸山には行ってしまったので、(笑)
それなら取りつきはここより東だなと、まもなく「的形ふるさと里山会」の明確な道標が出現。
素晴らしい!



登っていくと先ほどの丸山や掘建てアジトがよく見えて


さらに登ると、背後に今日辿った林立鉄塔や、高御位の岩群も見えてきて
気分は俄か、ハイハイハ〜イ!


「姫二火力線鉄塔15」の傍にひっそりと高坪山の三角点。
ふと傍の絵図を見ると、小富士の鞍部に姫路城の建屋が見えると記してある
ホンマや!(右画像にマウスを)

姫路城の建屋

高坪山から下っていくと竹林のトンネルになり、
この竹林は、かなりのもんだけど
持ち主不在か放ったらかしで、こんなに痩せては筍なんか出ん。(笑)


竹林を越えると、「的形ふるさと里山会」の本領発揮エリアとなって、もう表示だらけ。
たまによくわからないのもあるけど、道が正しい、ってことだけは確か。(笑)


明るい雑木の道が、三十三ヶ所霊場めぐりに変わって一瞬、慌てたが、
これも順路に従えば、車道に飛び出す。


西進しながら、どこかで木庭山に上がらなければ、、とキョロキョロしてたら
庭先のオバちゃんに 「どこ行くん?」 と呼び止められて、
赤壁やろ、浜やろ、ええで〜 はよ行っといで、私もすぐ、行くよって!
はぁ、、(笑)

表示に従い左折して、そのまま車道を上がっていくと立派な駐車場。
公園という名に相応しい広場とベンチ。

そして、目くるめく海が、眼前に広がった。ヽ(^o^)丿


ここ小赤壁は、三国志に出てくる「赤壁」の絶壁に似ていることから、そう呼ばれるようになったとか。

ここに来て、見事に晴れた空の色を、海に映して眩しくて
時を忘れてしばし佇む。

背後の広場に、小富士がちょこんと覗いてるのを確認し、
小赤壁の絶壁を東進。


南向きのテラスは気持ち良さげで、無謀にも覗きに下りてみたり
ちょっと岩に乗ってみたり、(^^ゞ

※ 

広場の先は断崖絶壁の行き止まりなので、
少し返して右に折れ、倒木くぐって遊歩道を下っていけば神社の前に出る。

これにて小赤壁・完結。

では、的形駅に向かいます?

いや、さっきおばちゃんが勧めてたお地蔵さんにも会っていこう!
何しか子宝地蔵らしいから。
何のために?(笑)

 小赤壁の稜線


 アバウト マップ