【鍋尻山】

標高838m

月3日(土) 快晴

Mちゃん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 鍋尻山 

降車830-杉峠837-杉850-高室分岐905-地蔵峠955-鍋尻山登山口1010-山頂1143(20)
保月1250(昼)1350-地蔵峠1410-高室分岐1455-杉集落1510-杉峠1535-車1541


弥生三月ひな祭り
里はちょっぴり春の装い、そろそろ早春のエフェメラルに、お目にかかれそうな気がして、、
滋賀県側からでも行きやすい鍋尻山に決めました。

Mちゃん未踏、おまけに予報は快晴だよ、オッカサン!ヽ(^o^)丿

野洲はまだ曇ってる

南彦根で拾ってもらって、一路、保月へと向かう。
途中のゲートはすでに半開きになっていて、もう誰かが入ってるのかな?

杉峠まで、クニャクニャ林道、上がっていただき
そろそろ峠かという辺りで急に雪が増えてきて、路肩に一台、車が停まってる、、中には人も。

撤退されるおつもりか?
訝りながら進んでいくと、杉の倒木が道を塞いで通せん坊。
我らがM車は崖すれすれで、何とかクリアー、、(拍手!!)
しかし、その先には雪、さらに雪。

それをこの軽量人が蹴飛ばしたり踏んづけたり、、これでどや!
けどタイヤは空しくカラ回り。
覗いてみれば、その先にも雪雪雪のてんこ盛り!
こりゃ あかん。
もう、歩くしかない、、そぉかぁ、

今思えば、なんでここで転身しなかったのだろうかと、今でこそ笑えるが、、(笑)


8時半降車
支度してたらさっきの車のカップルが上がって来はって、どちらの山へお出かけに?
なんちゃって。(笑)

旅は道連れ、心強い!
けど、お二人の速いこと! みるみる小さく消えていく、、

5分ほど上がったところに多賀神木の杉峠
イザナギ尊がこの地に降臨され、村人の栗飯をおあがりになり、お箸を地面に刺したらそれが、
この杉のご神木になったのだと。
右画像がそのお箸↓(笑)

その先10分ほどで杉集落
今はもう廃村だけど、ついこの前まで人が住んでいたような気配すらある、、
傍らには乗合タクシーの案内板が、1時間前に連絡くれれば多賀大社駅まで行きますと、
へーそうなんや。(笑)


歩き出してから林道はずっと雪道で、それに足を取られてボッソボッソとまどろっこしい、
おまけに太腿が張ってきて
足首痛いし、めちゃめちゃ疲れる。(@_@;

沢沿いの林道をアップダウン、、雑木、植林と繰り返し
先行されてるお二人のトレイス辿って、カーブの車道をショートカット、、、しかしこれが雪深、填まりまくり!
よぉ見たら、先行者のハデに填まりまくった跡がある。(笑)


花なんて、、ってモードで、オニシバリすら咲いてない。

廃村から15分ほどで宮ノ谷林道出合。
一瞬、高室山に行く方がマシか?

アカン、全然、トレイスすら付いてない!(涙;


もう余計なことは考えず先行者の後を辿り、、面倒くさいが一歩ずつ、ボッソボッソとツボ足歩行、、
ふと正面に白い山やら、雑木のピークが覗いたり


分岐から50分ほどで、鍋尻山が正面に現れて、そのすぐ先が地蔵峠。
巨大な杉に囲まれた地蔵峠の祠さん

ここには何度も来ています。(^^ゞ


今日ばかりはMちゃんも、感慨ひとしお、、じっと見上げて佇んで、、
画像はなぜかワタクシですけど。(^^ゞ


もうここまで来ればの保月集落
すぐそこや!
と思うのに、まだまだ登らなあかんし、正面の山も近づかんし、、
でもって、なんであんなに山肌が白いの?
って、何を今さら!(笑)


歩き始めて1時間40分ほどで、やっと集落手前の登山口にたどり着き
先行のトレイスが山に向っているのを確かめ、私らも山へ、
10時10分


溝道が明るい植林になり、
トレイスあるので助かると、真っ青な空を仰ぎつつ
そのトレイスが 深く踏み抜いた跡になり、ここはヤバいと用心しながら、、(^^ゞ


雪の下は丸太だろうか?
被さった雪が昨日の雨で腐ってて、空洞だらけだったり、踏めば下までゴボっと突っ込む。
下手したら骨折! (>_<)

しかも、頼りにしていた先行者のトレイスが、あろうことか途中で諦め? どんどん下っていっている、、
あぁ、なんてこと。(゜0゜)

そういえば、以前、反対の𡚴原から登った時も前日の雨で泥んこヌタヌタ、
それをやっと抜けたら今度は地獄の腐った雪!
あぁ、あの気の遠くなるような記憶、、

そして今、植林でさえ困難なのに、雑木の雪がどんなだか、、
撤退するなら今や! と思う。

けどMちゃんは、諦めきれず、もう少し行ってみようと上を向いてる
それを醒めた目で見てるワタシ、(^^ゞ

無情にも雪は容赦せず
踏み出してはゴボッと踏み抜き、腿まで埋まって、
さすがのMちゃんもメゲるやろ、、と思うのに、エイッと這い出してまた一歩、、
あ、行く気!

慌てて追っかけ、とにかく植林ボーダーまで。


ここからはカレンフェルトの岩場になって、
所々、岩と土がむき出しで、足場も確保しやすくなった、ラッキー!

と思ったんだけど、本当に大変なのはそれからで
行く手には、ただの斜面、しかも雪質がボソボソのモロモロ、、


あそこ、山頂ですよね?
いや、あれのまだ向こう、、、と思う。(笑)

この斜面はヤバいなぁ、とか思いながら
ふと振り向くと、御池岳が何とまぁ!

輝く御池の左には三国岳も覗いてる、、でも、分かるのはその辺りまで、、
うーん、もっと見たいぞ!


だったら、とにかく登らんと!

景色に押されて一歩ずつ。
気を抜くとごぼるけど、超スローでもいつかは山に着けるやろ、
ガンバレ!


何度も止まって振り向いて、景色を仰いでまた一歩。

傾斜は容赦なく、急登になる一方で、
目の前の雪壁は腐り
まるでシロップがけしたカキ氷みたい、とMちゃん。
ウマいこと言う!(^◇^;

手をかければボロボロと、足を置けば腿まで填まり、、一歩も前に進めへん。(笑)

あぁ、この難所をどうすれば、

こんな絶景パノラマの中、足掻いているのは私らだけ、
なんと滑稽!
惨めな自分に笑けてしまう。(笑)



確実に広がっていく展望や、隣で頑張っているMちゃんや、昔の自分?に励まされ
気を取り直して一歩ずつ、疲れたらまた振り向いて
景色を確かめまた一歩。


Mちゃんはどこ?
見回すと、どんどん左に逸れていってる。
でも尾根に乗ってから修正できるはず、、だから私は私の道を行く、、ふと頭上に人の声。

まぁなんと!
リタイヤされたはずのお二人が、山頂をすでに極められ早くも下山されていく。
やっぱり登ってはったんや
私らも、リタイヤせんで良かったんや。(笑)

いつの間にか稜線に座り込んでるMちゃんが、展望に見惚れてる、
あっ、登ったんや!



ここまで来ればもう後は、なだらかな稜線を辿るだけ。
とにかく展望満喫や!


雑木の尾根をしばし進めば見覚えのある鍋尻山頂。

でも山頂表示は雪の中?
かろうじて個人の小さなプレートが、虎ロープにぶら下がってる。



そして霊仙山は、あの日と同じ壮大なスケールで存在感をひけらかし、伊吹の前に立ちはだかって、、
カッコいい!



霊仙をもっとダイレクトに見たいから、斜面をズルズル滑り下り、
もうここで精いっぱい、、


こっちもいいよ~と、Mちゃんが呼んでる
登り返してそっちへ行く、、うーん、もうちょっと右か、、右、右、、ボソッ!
うわぁ!
あれぇ~~~ \(>_<)/

 ※
\(@o@)/

腰まで填まったぁ~、\(^◇^)/

あぁ、来てヨカッタ、
よくぞメゲてる私をここまで引っ張り上げてくれました。m(_ _)m

夢見心地で大展望にうっとり~



まだまだ見惚れていたいけど、この強い日差しにどんどん雪が解けていく、雪崩になったら一大事!
そう思うと落ち着かなくて、お昼は下山してから食べようか
Mちゃんから栗まんじゅうを戴いて、、


展望にも暇乞い。


たった20分いただけなのに、もう雪は、だいぶ解けてて、
こんなロープあったっけ?
と、いつの間にやらむき出しになったロープを伝って、朝のトレイスを丁寧に、、

ふとMちゃんは、もう、あんなに小さい。
待ってぇ~~~~!(^0^)/


下山はホントに一気だった、保月まで、たったの35分。
森閑とした雪の廃村に人の気配なく。
先行されてるカップルも、村には寄らずそのまま戻っていかれたようで、、

私らは雪の解けた僅かなスペースに腰を下ろし
遅い遅いお昼を戴く。
なんか今日は食欲ないわ、と、言いながらもMちゃんは、ペロリと平らげニコッてしてる。(笑)
まだ私、一口食べたとこなのに、、(゜0゜;
ちょっとそこらで遊んでて。(笑)


保月の電信柱にも乗合タクシーのダイヤが貼ってある。
ここも1時間前に連絡すれば、多賀大社駅まで行きますと、、
へぇ~ してみよか?(笑)




〔目覚めたばかりの福寿草〕