【文殊山】

標高365m

月10日(火) 晴れ・濃霧

SIVAさん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 文殊山 

大正寺P947−小文殊1035−大文殊1105(5)−奥ノ院1135(昼・散策)
南井分岐1248−南井登山口1320−大正寺P1345
酒清水1357−橋立山1440(10)−酒清水1520−北鯖江駅1540


今年こそ、青春キップで文殊山! (季語のあるよな、ないような〜)

と、一念発起、、、そこへ、「青春キップがあるんなら、文殊山に行かへんか?」

え〜〜〜〜〜!
なんで同じこと考えてんねん・ボケ

ただし、登るのは車専用ルートだと、、ま、いいか。
さらに2時半には家に帰らなあかんねんて、 ま、いいか、、、よくな〜い!
私は山で青春を謳歌するんやもん。

湖西線、濃霧のために徐行徐行で、待ち合わせの新疋田駅に10分遅れでたどり着き
夜勤明けのSIVAさんに拾ってもらって一路、高速で鯖江へと。

こっちは快晴で良かったわぁ、、、えっ あの山、何だっけ? (^^ゞ


登山口の妙真寺に9時40分
お寺の駐車場に停めさせていただく。

大正寺町なのに、なぜかお寺は妙真寺、、こういうところが文殊の不思議?

傍らの看板に花の名前が紹介されてる、椿、シャガ、タムラソウ、マツカゼソウ、、
これらが一気に咲くワケかぁ、、
いちゃもん付けて、いざ出発! \(-、-メ


登山口の年代物の案内板が、歴史ある山だと語ってる。

樹林帯を登っていくとすぐ、ネコノメソウやショウジョウバカマ。
SIVAさんはカタクリ以外、興味ないやろ、と思っていたら、意外と撮ってる、
今日は花モードのようです、助かった。(笑)


15分ほどで岩題目分岐、、そっちへは寄らずに先へ、、
けど、あっちにカタクリあったかも?

と思うまでもなく鉄塔広場、、そこに、カタクリ小群落。ヽ(^o^)丿


カタクリとSIVA氏 いや、しばし、遊んでもらう。(笑)

沿道にはアオキが多い、トキワイカリソウも至る所に生えているが
花が咲くのはまだ先のよう。

覚悟していた百階段も、なんということもなく通り過ぎ、
雑木の中を登っていけば再びカタクリ。

場所ごとに咲き具合が違う、それってたいそう興味深、、とか、適当なことを言いながら
結局、撮ってる。(笑)


こんなちんたら登っていても、45分もすると天狗杉の小文殊にたどり着き、
ここからは銀座通りで、人の行き交う姿も多い。


ここの広場を突っ切れば、大土呂に縦走するが、私らは左折し大文殊へと向かう。

王道を、5分ほどで展望台。
この辺りでこの山のスケールを、そろそろ悟るようになる。(笑)



展望台に上ってみると、彼方、大日方面の雪山が、うっすらと霞んでて、
反対側の眼下には、大正寺や南井の集落
以上!みたいな、、(^^ゞ


尾根筋にはカタクリが、今を盛りと咲き競い、またまたここでも足止め食らって、、(笑)
けど
カタクリに夢中なのは私らくらいで、皆さんあっけらかんと歩いてる。

こっちでは、カタクリは雑草なの?と、思ってしまう。(笑)


所々、絨毯を広げたように、斜面一面、咲き散らばって、
ウハウハゲハゲハ、ヨダレが垂れそう。(笑)


紅葉展望地のすぐ先が、山頂の大文殊。
修復中のお堂の裏は眺めがよい。

展望なんて見飽きた感の常連さんに失礼し、私は展望を見に行くで! (笑)


先ほどの、大日〜浄法寺ラインの奥に、真っ白な山

これほど霞んでいても、あれは白山だ!と一目で分かる。
バンザーイ!(笑)



かなり、まったりしていたが、まだ11時過ぎ、
ここでは落ち着かないので、お昼は次のピークの奥ノ院、ということにして先へ。

一旦ガツンと下って登り返し、、その間にまたまたカタクリ。
巻き道もあり、角度を変えてカタクリ観賞できるのもまた、ありがたい。


雑木の間に奥ノ院のピークを見ながら、少し下れば南井(ならい)集落への分岐
その先には、またカタクリ。(笑)


そして、胎内くぐりの巨岩がある。

はて、どれが胎内くぐり岩? 
と思うほど、あちこちロープが張られてる。

あぁ、この細い岩間をくぐればいいのね、全く問題ないよ、私は。(笑)


そして奥ノ院に到着。

傍らに虎ロープで固定された小さな祠、広場の真中に、いずれ建つであろうお堂の敷地
その裏に三角点がございます。

ここで昼にする。


食べ終わってもまだ12時前で、まだ少し余裕があるので、
ちょっとだけ、先も見にいく。


ご多分に漏れず、
どこまで行ってもカタクリで、これ以上どうしろと?(笑)

カタクリに遠慮しながら咲いてる花を見つけるのも、また楽し。


引き返して、南井方面に下山。


植林帯のジグザグを、しばらく下ると山婆岩窟、
昔、山婆が住んでいたという、、、今は住まない、住みません!(笑)


ロープ伝いにトラバースして下っていくと、やがて小さな流れに沿うようになり
その先には八畳敷岩、七畳敷岩、岩上地蔵と、丁寧な説明書きがあるが、いずれも標識位置とずれてると
SIVAさんは気に入らない、、これが文殊の知恵なのに。(笑)

 

13時20分
南井の駐車場に無事下山。

ここから朝の妙真寺の駐車場まで、民家を抜けて、道を尋ねながら歩く。


朝の駐車場に13時45分

アンタは酒清水に行くんやな、、と、そっちまで送ってくれる。
これだけ見たから、もうどうでもいいかなぁ、、という気もするが、、い〜や、行くねん、行きまっせ−!(笑)

酒清水でお別れ (^_^)/~


冷たい水で手を洗い、1時間くらいぶらぶらするかなぁ、、と、橋立山に取りつく。
これがえげつない急登!

青春キップで来た人は大概、これを登らされる。
なんちゅう接待や、と思う。(笑)

西日の当たった斜面は、真夏かと紛うほど暑く、顔が火照ってみるみる汗ばんでくる。
こんなことならすんなり帰るんだったかと、愚痴の一つもこぼしながら、意地でも橋立山を目指してる。(笑)


しばらくすると傾斜が緩んで
景色や花を見る余裕も出て、、気を良くしてると橋立山に着きまして、、よっしゃ、今日はここまで!
水を飲んで引き返す。


さすがにもうこの時間だと登る影もなく、縦走された下山中の一組に会ったのみ。

北鯖江の駅まで、ちゃんと行きつけるのかと、日野山だけは同定できる車道をてくてく、

線路の方に左折して、やっぱり不安で道を尋ねて、(^^ゞ
15時40分北鯖江駅


電車が来るまで15分ほどある。
コーヒーで一服してたら、待合室でオジサンや車掌さんなど、いろんな人が話しかけてくる。

文殊山にカタクリを見に行ってました、と話すけど
文殊山? カタクリ?

えっ 皆さん知らないの?

これが本日最後のサプライズ。(笑)



《 出会った花たち 抜粋 》

 アオイスミレ シュンラン  ナガハシスミレ 


ヒロハノアマナ エンレイソウ ショウジョウバカマ


キクザキイチゲ キクザキイチゲ オウレン


ヤマエンゴサク ユキバタツバキ スミレサイシン