【伊吹山】

標高1377m

月10日(火) 快晴一時ガス

SIVAさん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 伊吹山登山口 

登山口820−3合目950(休憩20)ー5合目1025−8合目1130(休憩)
山頂1213(昼・散策)1325−5合目1420(20)−登山口1605


SIVAさんとの定期

花見だったら伊吹でしょう。
そりゃ結構なことでと、すんなりケッコウ、、いつになく? (笑)

けど問題は、草っぱらの炎天下、それのジグザグ登り。
考えただけでゾォー (´Д`)

しかも、今や0合目からとなった伊吹山、また、私とだったらスタートが8時半になるし、、
予報はピーカンだし、、(ドコが悪い!)

大丈夫、ガスはワシが保証する。(^^)v
あっそ。

と、ついうっかり、ガス男の話を真に受けてしまったのが、、そもそも、、

まーなーんですか、このお天気!


もう、向かうところ敵なし!
って感じの快晴の空を仰ぎ、登山口に8時過ぎ。

ありがたいことに、以前に比べて駐車場が増えている。
しかも、ほとんどが駐車料金500円!

これ全て、伊吹山が0合目からになった恩恵、、ついでに登山道に屋根もつけてよ。
イテッ!\(-、-メ

良心的なジイチャンの空地?に停めさせてただき
SIVAさんは、まるで親戚みたいな口ぶりで挨拶を交わしてる、、、もしか、ご親戚? (笑)



それにしてもこのお空、
キミは行くのかそんなにしてまで〜〜♪
あぁ〜

覚悟は宜しいか
いざ出発!

いうても最初は植林やもん、、と階段道から樹林に入り
まぁ、広々と歩きやすい。



路傍には、何やらワケあり気な 「ひろきち地蔵」
傍らではクサフジ満開!

スゲェー!( ゚ ρ ゚ )

ときめいたのは最初だけで、そこからはもう、クサフジだらけ!

「いわゆるクサフジ街道だ。」
と、どこかに書いててほしかった。(笑)


20分ほどでゲレンデに出た、、
え、マジ?

車で上れば、ずっと樹林帯、だから、てっきり三合目までは登山道も樹林帯だと思ってた。
甘かった。(>_<)


花は、さっきのクサフジ以外、どっから見ても外来種やろ、、ってな、どぎついルドベキア、


振り向けば景色、、とりわけ霊仙山が悠然、、
伊吹に来とるんやなぁ、、

感慨にふけってるところをみると、この時はまだ、余裕があったようで、、(笑)



その先も、気休め程度の樹林帯に入っては、すぐまた草原エリアになって、
咲いているのは、やっぱりクサフジ。(笑)

あれはクララか?
というのが、そのムンムンしている草むらに一本、二本、、
けど、そんなとこに入るなど、と〜てもとても、

で、とりあえず、望遠にしとく。(笑)



SIVAさんは、ただ坦々と邁進してて、もう、とっくに花観察を放棄している。

あ、フウロソウやで、ナデシコもあるで、と、一応
云うだけのことは云っておく。(笑)


「ねぇ〜 何やったっけ? このモサモサしたの、、」

「カワラマツバ」
吐き捨てるような返事、、

あぁ まだ、かろうじて意識、あるのね、、みたいな。(笑)



1合目で借りたのに、3合目でまたトイレを借りて、(用事、なかったけど、(^^ゞ
そのまま、横の木陰にへたり込む。

もぉ! 動かんぞ、、って感じの誰か、、、(笑)

スイカ食べよ!
キンキンに冷えたスイカが出てきて、一口食べると、清涼感がシュワーッ。(^▽^)/

よくやった、、もぉ、ここで十分や、帰ろ! 
と、草むらの中心で叫びたい。(^O^)/


伊吹の「合目」は、距離ではなくて、嘗て、参詣者が休んだ所を刻んだのだと。
へ〜
標高では、もうここで、半分は来てるはずなんだと。
へ〜

ほんまだろうか?(笑)

前は、ここまで車で来てた、ということに気づき、なんだか切なくなってきた。(笑)


もう10時前だが、ユウスゲはぐったりお休みモードなので、意を決して先へ進む。

ウツボグサ、クルマバナ、、
どれもこれも気の毒なほど陽に当たってる。(笑)


5合目に10時25分

山ガールがベンチで休憩中なので、私らは、もうちょっと先まで頑張ろか、、、うん、
と・に・か・く・暑い、、んですけど、(笑)


時折、風がスーッと吹くが、登山道はよく歩かれててくぼんでいるため、
風が、うまく流れてこない。

それが致命的なのは言うまでもないこと。

(´_`。)

ヒヨクソウに、キバナノレンリソウ、咲き残ったヒメウツギ、
あ〜もう何でもええ!
とか思いながら、、気力でしゃがんで撮ってる私。

我ながらいじらしい。(笑)

この辺りから伊吹らしくなって、普段なら意気揚々、、ってところだけれど、
如何せん、今日はパワー、ゼロですわ。


よくまぁ、登ってきたぜと見下ろせば、
シシウドがポツリポツリと咲いてて、気がつけば避難小屋

でも、周囲は人でいっぱい、休む気になれん、、ここもパス!
はぁ〜



終りかけのハタザオや、暑さに耐える健気なママコナ、
よっこらしょと、撮ってたら、
何ですか?

通りすがりの人が、不思議そうに覗きこむ。
今や伊吹も、「花」じゃない人の山になったのかぁ、

キバナノハタザオ  ミヤマママコナ  ハクサンハタザオ 


灼熱地獄は容赦なく、
こんなに必死に登ってるのに、さっきからヤマホタルブクロとシモツケが増えたくらい。


これといった話題もないまま、行導岩プレート
いよいよ足が上がらなくなってきた。


←行導岩

8合目
タイミングよく空いたベンチにどっかと座って
おやつだぜ!

夏バテのバテバテでも、お腹は空くのよ、ありがたい。(笑)


一息ついたら、イブキトラノオ、クサタチバナ、カノコソウ
ようよう気持ちが「花」に傾いて


ギボシやぞぉ〜

おぉぉ、、SIVAさんが喋っとる!(笑)


ミヤマコアザミ、花の終わったグンナイフウロなどが出てきて
ようよう山頂祠が見えて


12時13分 ついに祠前、、あぁ、着いたかぁ、、

もう、何の望みもありません、、ただただ、ここで、休ませて、、(笑)


ヤマトタケルさんの前は、さすがに人が溜まってるけど、全体的には疎らな感じ。

とりあえず昼や、と、駐車場を見下ろす原っぱに腰を下ろして
簡単な食事をしていたら
みるみるガスって、駐車場が真っ白けっけ。

なんで、ここで本領発揮するかね、チッ!(  ̄っ ̄)

あ〜北尾根くらい、撮っとくんだった、、と、後悔先に立たずって、これ?(笑)


俄かガスると、暗雲立ち込め、今にも降りそう。

ご承知のように、こうなると私なんぞは、もう寒いくらいで、
じっとしてるのが辛い。

同行人は、まだしばらく動きそうにないので、仕方なくザックを任せて、独り、近場をブラつきに行く。



小屋の裏手でキスゲが咲いてる、

さっき言ってた、植えたヤツというのはこれのことか?
訝りながら近づくと
ガラクタ置場にヒメレンゲが密生してたり、、

なんてとこよ、伊吹って。(笑)




真っ白けっけの原っぱで、ついにSIVAさんが立つのが見えたので
急いでそっちに向かう。

ミヤマコアザミ、イブキトラノオ、
以前、7月初めに来た時は、もっとあちこち、群落だったように思う。

今年は不作か、時期外れか?
なんだかショボイぞ!



ヤマトタケルさんの撮影ポイントが空いたので、とりあえず撮ってもらって、早くも下ろうとするSIVAさん。
えっ、今、来たとこやけど?

せめて、そっちのピークまで周ってよ、、ほら、シシウドも咲いてるし、と促すと

ワシ、シシウド嫌いや。
さよか。

みたいなことにも、なりながら、、(笑)


無理やり、西側ピークを周らせて、なるほどこっちも何にもないね、、と、(^^ゞ

気がつけば、少しガスが上がってきてて、眼下には、今朝、喘いでた登山道がクネクネと蛇のよう。

よくも、あれを登ったものよ、と、自分を誉めてやりながら、、(#^.^#)\(^^*


あまりゆっくりしてると、帰りが遅ぉなるでぇ〜

まるで孫に言うようにSIVAさん。
うん、ワカッタ。

13時25分 下山開始。
まだ、十分、暑いんですけど、、(笑)

下りだせば、また陽が照ってきて、もぉ、どーにかしてちょーだい! ( ̄_ ̄||



究極のガス男が相手でも、伊吹とだったら、そういう巡りあわせになるらしい、、それも山の醍醐味か、、
まぁ、よぉ、覚えとこ。(笑)

帰りは花も撮るぞ、、と言うてはるので、そうバタバタとは下りんやろ、
と期待してるのに、

あれぇ、もう、あんな遠くに行ってる、、、お〜い、待ちやがれぇ〜〜〜 (T。T)/~~~



今から登ってくる団体さんがいる、、今からだと帰りはどうするん?
きっと、上でバスが待ってるんやろ。
なるほどね。


5合目まで来て、やっと休憩。


また3合目で休むもんね、、と思ったが、
期待のユウスゲは、まだ時期尚早か、ほとんどお目にかかれず終い、、、つまりが休憩なしで、(笑)



最後は1合目までのゲレンデ歩き
ここがまた最高に憂鬱!

あ〜雪山に行けばよかった、、とか浮かべながら、、
展望だけは極上で、

朝以上に、くっきりしている琵琶湖などを、ぼぉーーー ( ̄。 ̄)



あら、休憩?

1合目のゲレンデ歩きを何とかこなし、後はもう、ゲームオーバー、みたいに萎んで
木陰にへばってはる、、、ま、私もそういう気分だが、、(笑)


やれやれここから樹林帯
とか思ったが、疲れてるからか、ここからも意外と長く、

朝より道が延びたんちゃうか? 
とか思いながら、重い足を引きずって、(笑)


初めてO合目から登った伊吹山
もうこれで、思い残すことないかなぁ、、、って、時が今に至っても、つらつら思い起こすのでございます、、




感謝! (笑)