【弓折岳】


標高2588m

月20日〜22日(土〜月) 雨時々曇り

しろくまさん ・ Mちゃん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 弓折岳 

鏡平600−弓折岳720−鏡平山荘820(25)−秩父沢1023−わさび平山荘1130(45)−新穂高バス停1340

山小屋の夜も、寝たような、寝てないような、、
でもま、寝つきはよかった、3時間は寝ただろう。

で、5時の朝食
如何せん、食欲がない、、(--;



朝方、上がっていた雨も、今また降りだし、富山県では避難勧告も出てるのだとか

頼みの綱だった明日の天気も、いつの間にかお日様マークが消えていて、、

この天気を押して、上まで登るか?

稜線に出れば風もあり、下手をすると横殴りの雨かもしれない、
それでは傘が役立たず写真が撮れない。

そんなこんなで、もうこれ以上、上に行くのはヤボ。

でも、せっかく来たし、せめて、稜線に上がって、弓折岳だけでも踏みましょう。
ということになった。



6時出発。

双六岳の表示に従い、木道を渡っていけば、早くも池畔にチングルマ、コイワカガミにマイヅルソウ
花はどんどん高山系になってくる。

今日は雨でしょぼくれてるけど、またいつか、見る日もあろうと
自分で自分を励まして、



高度を上げるに従って、樅沢岳の稜線が、ガスの間にチラチラ覗き
これの延長線上に、どれだけの景色が広がっているのかと、思うほどに口惜しい。



笹っぱらになると、アオノツガザクラ、ミヤマキンポウゲなども仲間に加わり



やがて道は雪渓を周りこむように、弓折岳の斜面を斜上する。



その間、ずーっと傘を差したまま。
たまに、双六小屋から下山してきた人とすれ違う。
縦走組は晴れ間に会えたか。



ハクサンイチゲが出てくると、弓折乗越
ここを右に行けば双六岳
私たちは左へ


辺り一面にシナノキンバイ、ハクサンイチゲが咲きあふれ
もう、ここで十分!


と、思ったけど、弓折岳は、このすぐ先ですよ、、だって。
あっそ。(^^ゞ



相変わらずの花街道を、ものの数分で弓折岳。


三角点に近づき、おもむろにザックを探るしろくまさん。

「これだけは、撮っとかないと。」
カシャ!



7時25分下山開始。



グンナイフウロ、エゾシオガマと、撮り逃がした花を拾いつつ、


晴れてたら、まったりしたい所だけれど、



昨日に比べ今日の降りは、大したことないようで、
そうなると格段に歩きやすく

鏡平山荘の屋根が見えたと思ったら、もう下りてきてしまった。
8時20分


ちょっと小休止してから発つ。

やっぱり、ここで、踊ってもらって、(笑)



お花たちにも遊んでもらって



霧にけぶる雪渓を愛おしみつつ



どんどん下って、10時過ぎには秩父沢。



高山行のバスは1時間に1本だけど、15時前に着けば十分
急ぐことはない。



と、何度か花に傅いて、の〜らりくらり、
わさび平小屋、11時半


 ちょうどいい時間なので、ここでお昼にする。

私は相変わらず食欲がない、まぁ、後は、林道歩きだからね
多少、食べなくても平気かと、トイレを借りてタイツを脱ぐ。



体の締め付けがなくなったからか、それからは体調も回復してきて、、(笑)

見上げればブナの木に、イワガラミ、ツルアジサイ?がボンボリのようにぶら下がっている。



タマガワホトトギスは、昨日よりもさらに咲いた気がする。(笑)



林道に下りてからも、花はひっきりなし。


さっき目覚めたオオヤマレンゲ
ハクサンオミナエシも、咲いてたんや。



ゲートを越えて、
いつの間にやら雨もやみ、橋の上から山が見える、、あれは焼岳ですね。


この分では、予定よりも一台前のに乗れそうや、
と、言いながら、閑散としたバス停に着いて、
時刻表を覗き込む。

ゲッ 後、5分ですやん!


ま、高山で一本遅らせれば、お土産も着替えもできるから、、これに乗ってしまいましょうか。

ほんと、お疲れ様、おかげでたいそう有意義でした。

 高山駅のツバメさん 鏡平山荘のお弁当