【唐笠山・滝山】

標高1118m 1140m

月15日(土) 晴れ時々くもり一時雨

Mちゃん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 高野辻 

高野辻845−−唐笠山1110(5)−高野辻1327−滝山1430−高野辻1543−白六山(途中まで)


Mちゃんとの定期
予報が定まらず、気分も定まらないので、とりあえず大塔町まで行ってみて、
都合で決めよう、ということになる。

でも? 意外と晴れてる。
だって、私が見た予報では晴れだったのだとMちゃん。
あ、そう?

では、稜線コースにしましょう、という話になりました。(笑)

「高野辻」に8時半。


ここが今日のベースキャンプ?
この展望ならまあまあやね。



一通り景色を見てまずは唐笠山へ。

おっと、その前に三角点を踏まなければ、(^O^)/
そう、でした。(笑)

と、高野辻からすぐ北にある、『点名 殿野、標高1106m』 を踏みに行く。

おい、いきなりかよぉ、ってな斜面を登っていくと良いらしい。


その三角点までは、時間にすると10分強で、踏み跡も一応、付いてるし、すぐ尾根にも乗るのだけれど
それがまぁ、ちょっとした藪!

おかげで、まだか、まだかと、長く感じられて、
ふぅ〜
こんなんで、この先、大丈夫か。(笑)


三角点を踏破してからは林道に沿う。
それはちょうど真下を通ってるので、崖飛び下りたら良いのだけれど
アカン!

そんなこと、と〜てもとても、ま、パラシュートでも持ってれば。(笑)


起点に戻るのもシャクなので、しばらく藪かき分けてトレイス辿って進む。

しかし、皆さんすぐ諦められたのか、その心もとない踏み跡は途中でスッと消えてしまい
いや、みんな、根性なしやな! (^◇^)

とか言いながら、30分程もがいたけど
やっぱ、あかん

で、ついに挫折。

で、ここしかないぞの高さのところで、どひゃと林道に飛び降りた。
イテ〜
けどまぁ、まずはこれでひと安心。

そして林道歩き、、これがめちゃくちゃ暑いんですけど、、(笑)



そんな贅沢なことは言えず、、しばし、その炎天下に耐えてると前方で工事、
木材を運び出してる。


ご苦労様と横を抜けようとして、あら、この辺だったら飛び降りやすかったのね、、と。(笑)

林道はまだ作りかけで、一部アスファルトになってたりする。
たまに展望が開け、美形の唐笠山や、西には金剛山なども覗いたり、で、ちょっと嬉しい、みたいな感じ。(^^ゞ



結局、林道終点まで45分ほどかかった。

林道終点からは尾根に延びるトレイス辿って尾根に乗る。
木の間からは稲村ヶ岳が覗いてて、ちゃんとバリゴヤノ頭も頭を出してる。


殿野から来てる巡視路分岐を経て、そのまま進むと伐採地。
ここからの展望は素晴らしく、唐笠山も前方に覗く。



このまま伐採尾根を詰めるのかと思ったら、左の踏跡をトラバース気味に進んでから
尾根に乗るらしい。

途中の岩場で覗いてみると
眼下には鉄塔、殿野から上がってきている送電線とかも、よく見える。



再び巡視路に出合う、
さっきとは別の唐笠山直下からきている道のようだ。

分岐がややこしかったのはここまでで
この先はもう、山頂までの尾根筋を忠実に辿るのみ。

しかし、これがまあ、地形どおりの激登り
空きっ腹には、応えますぅ

おっと、オバチャン、行き過ぎとる! (笑)


唐笠山は見てのとおりの藪山だけど、雑木と植林のボーダーで雰囲気は良い。


せっかくなので、お昼はさっきの伐採地で、ということになる。

あのトラバース道は辛かったので、もう少し下にある巡視路を戻るつもりが
気がつけば、やっぱり同じ道を歩いてたりしたけど、(^^ゞ

伐採地で景色を見ながらランチ・・・


大峰から来る風が心地よく、トンボもいっぱい飛んでいて
もう、秋色満載やなぁ、



往路を辿って、高野辻まで
もう三角点には寄らず、そのまま林道を歩いて戻る。


作業車はまだお仕事中。

林道の方が楽だろうと思ったのに、意外と道はクネクネしてて、なんと最後に上り坂、、
ま、これは我らのいつものパターンなんだけど。(^^ゞ



フェンス越しに白六山や唐笠山、さっき辿った尾根が連なる。
唐笠山は、やっぱり美形だ。



高野辻まで戻りちょっと休んだら、午後の部、滝山へ向かおう。
13時35分


林道を歩きながら、景色の変化を楽しんでいる。

眼下に見えてるのはもしや篠原集落か?
ってことは、その上に続く尾根は、先日行った下辻山かな?

ほんまや〜
反射板が2枚、立ってるし。ヽ(^o^)丿

ズームで⇒


こちらからの唐笠山も確認しながら
15分ほどで、左手に手摺付き階段、、といってもほとんど上部は崩れてる。


これを登れば滝山までは楽勝か、と思いきや、それは全然、甘くって、

途中にいくつかコブがあり
そのコブから派生する尾根に意外と迷い込みやすかったり、(特に復路で)
そして、例によって山頂直下がやっぱり激登!

まぁ、恐るべしピラミッド型、、というべきか。(笑)


と、突然の時雨!

さっきまで晴れていたのに、山の天気は侮れないなと、ザックカバーを慌てて付けて、
滝山山頂14時半。

山頂表示がない
なんで? 前はあったのに。(/_;)


滝山は天和山とセットで、以前、二人で登った。
その天和山へは来た道を少し戻って東進すればたどり着く。

今日はそのまま往路を辿って高野辻まで引き返す。

(滝山からの展望)
高野三山方面  稲村ヶ岳 

雨は大したことなくてすぐに止み、高野辻に戻ってきたら15時40分

ススキの穂が秋風にたなびき、
いやぁ、風流ですな。
ナンバンギセルくらい生えてれば最高だけれど、、(笑)

ガスが上がって、弥山もそろそろ見え始めてる。

弥山          七面山

後もう一座、白六山を踏めば、高野辻三山?制覇だな
と、途中まで林道を辿ってみたけれど、チェーンが掛けられ立入禁止。
以前は入れたようだけど、今は禁止になったようだ。

では、殿野の水を汲んで帰りましょう、、ということにする。





《 出会った花・抜粋 》

ハガクレツリフネ  アケボノソウ  シコクママコナ 


 アカバナ フジウツギ  ミヤマウズラ 


オニルリソウ  オトコエシ