【皆子山】

標高971m

10月14日(日) 晴れのち曇り

SIVAさん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 皆子山  

平740−東尾根−皆子山935(20)−散策−皆子山1100(60)−寺谷出合1205−林道1305−平1355



SIVAさんのご提案で、久々の定期はお互い未踏の皆子山になった。

日帰り定期で行くにはちょうど妥当な距離で
今まで未踏だったのが不思議なくらい、まぁ、それだけ難儀、ということか。

時期的に、ヒルが出るか出ないか微妙。
念のため、ヒル下がりのジョニーを抱えての気合の山行となる。

意地でも撮るねん。(笑)



和邇駅で拾ってもらって、途中峠から鯖街道を経て、平バス停、横の空き地に駐車いただく。
SIVAさんも、ヒルを回避するべく熟慮され、東尾根を登ることになった。



川沿いに少し戻って坂を下り、川を渡った先のお寺の奥のお墓の手前が取りつき。
貴女の好きなお地蔵さんだと指さすSIVAさんが、めっちゃ嬉しそう。(笑)



見上げれば、植林斜面に踏み跡が上へ上へと伸びている、それも結構、急角度。
意を決して取りつく。

250mほどを一気に登って、ちょっと傾斜が緩んだか。
後はこの植林が雑木に変わればもうそれで、
と思っているのに、なかなか雑木に変わらない。(笑)


たまに木々の間から武奈ヶ岳が覗いたり、
下界が垣間見えたり

いよいよ植林と雑木のボーダーになって、これで植林とオサラバか?
と期待を持たせて、また植林。(笑)

さっきから、そういうことの繰り返し。



1時間ほど登って、たまたま枯木のエリアになって、
北の展望がパッと開けた。
わっ!

やっぱり、枯木ってスゴイ。 ヽ(^o^)丿(笑)



そうこうするうち枝尾根に乗ったか、傾斜が緩み、石灰岩が点在している台地をしばし行くと
さらに展望の開けた所に出て
やっとやっと、って感じ。

じーっと見れば眼下に琵琶湖も広がっている、青くないので見逃してしまう。(^^ゞ



は〜、、ってことは、三上山もどこかに?
ハイ こちらに。



下りに使う寺谷分岐を右に見送り、その先が皆子谷との分岐

立札に 「←皆子山・ヒノコ→」 と書いてある。

「ヒノコ」とは浴びる「火の粉」 ではなくて地名 (←あたり前!(笑)
麓の百井川と大見川の合流する辺りのことらしい。



私たちは右折して皆子山の方へ、
といってもたった1,2分で、山頂に着くのだけれど。

皆子山 標高、971m
六甲山より40m高いだけなのに、ここが京都府の最高峰らしい。
表示がいっぱい掛けられている。



山頂は東側が伐採されてて、武奈ヶ岳や蓬莱山など、比良の山が連なっている。


北には、すぐお隣の峰床山、、
ま、展望といえば、そんなもんか。(笑)

梨をいただき小休止。



スタートが早くてまだ9時半過ぎなので、ちょっと山上散歩、、することに。

あてどなくブラブラしても仕方ないので、目標をピーク926とする。

で、西へ西へ。
これが、なかなか面白い。


ポコポコこぶのプチテーブルランドを彷徨うので
SIVAさんはGPS片手に慎重、
私はてきとー。(^^ゞ

所々で樹木が途切れてシダの海になってたり、
その海をバサバサ漕いで進んでみると、京都北山が雅に覗いたり

あ、あっこ、武奈だ!



とりわけ、皆子谷の源頭部の嫋やかな地形が美しく
時期を変えてもいいだろう。



3つ目くらいのコブを左折したら926のピークに着いて
ちゃんと札も掛けてある。



ここから西尾根への踏み跡もあり
行ってみたいが、きっとあっちも植林なんだよ。(笑)


踵を返して、皆子山に戻る、、これがなかなか難行苦行。(^^ゞ

お〜い こっちやぞ〜 (^。^)/~

というのを何度も背中で聞きながら、、ほどなく(笑) 山頂に戻ってきまして
お昼ですぅ〜



さすが北山、さっきより、だいぶ陰ってきた。

今日は天気も下り坂で、降りはしないだろうけれど、油断すると薄ら寒い。
もう、ラーメンが美味しい季節になったんや、、としみじみしてると
人がパラパラ登ってきた。

それもツボクリ谷の方から
え、ヒルは?大丈夫だった? と訝ってたら、寺谷の方からも、またツボクリ谷の方からも
続々と団体さんが登って来はって、、

山上は、あっという間に宴会場、、こうなりゃ少数民族はもう退散するしかない。(笑)


皆子谷の方に少し下ると、幸福のブナ、、みたいなんがあるので、
とりあえず、潜っておく、(笑)

お暇だった画像にマウスを、


朝の展望地から寺谷へと下っていく。
しょっぱなから激下り

実は、ずっと激下りだが、即、植林帯、というのが北山。(笑)



その眼下の植林から5、6名がヒイヒイと、登って来られた。

凄いですねこの激斜面。
ええ、沢まではね、と笑ってはったが、数分でその沢に出て、ここがまた荒れ放題。


倒木かわし、コケむす石を飛び越えて、
ここにはゼッタイ、「おる」なぁ、とか、身の毛のよだつ思いもしながら
出るなら出ろと
もう開き直りのやけくそで、川中を突っ切ったり、、(笑)



SIVAさんだって、おそらく頭の中はヒルでいっぱいのはず、
だって、さっきから全然、止まらず全速力で転がっていく。(笑)

転がれる人はこういう時にはイイよねと、悔し涙の一つもこぼしながら、
意地になって追従。

荒れた沢は、道ができては流されて、どんどんルートが変わっていってる
これはこれで十分、ハード

ツボクリ谷は、これ以上、ハードなのかな?



花くらいないのかよ、、と思っていたらSIVAさんが珍しく立ち止まって、
咲いとる。

ほんまや、ジンジソウだ。



立派なトチの老木を見上げ、廃屋の横を通り抜け、
ポンと林道に飛び出して



この橋が流されてなくてよかったと、ホッとしながら、
ゲーもしながら、(笑)



ここからは、たらたらと林道歩き。

時期が時期なら、花も咲いているだろうけど、今はマツカゼソウくらいか、、
と諦めてたら、草むらでフシグロセンノウを見つけとる。



SIVAさんが、こんなに花に執着するのも珍しい、もしかすると何か別に見たい花でもあったのかと思うけど
ま、それも、来年の話や、、(笑)