【大日ヶ岳】

標高1708m

10月27日(土) 曇り時々晴れ

しろくまさん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 大日ヶ岳 


東尾根登山口828−登山道出合1150−山頂1206(昼40)−鎌ヶ峰1330(13)
水後山1413(10)−リフト小屋1458(5)−まんてんの湯P1547−駐車地1641



久しぶりにしろくまさんと。

岐阜県、郡上八幡のまだ北を目指すので、いつもより30分早く、5時出発で
尼のインター5時17分

これだと、菩提寺はまだ夜明け前でしょう、、と案じて?下さってたけど
もうちゃんと、三上さまは、(^^)v



ネットで調べて3時間かかると覚悟したのに、しっかり飛ばしてくれたので、白鳥に7時36分
スゴイ、快挙!


良かったらこのコースにしません?
と、途中で見せてくれたマップは偶然、私も昨日見てた東尾根で、
その登山口は、一般の取りつき「檜峠」よりも下方。

前に檜峠に行った時、下見してるという話、、
それは用意周到な〜

でも?

可笑しいなぁ、もう檜峠に着きますねぇ、と、踵を返してUターン。
せっかく上がったのに、あれよあれよと下って下って
あら、ここだ!

それは想像してたよりも、ずっと麓で阿弥陀ヶ滝のちょい上くらい
おやまぁ、
もう、ほとんど下界じゃん。

まさかここから登るとは、、と、草ぼうぼうの空き地に停めていただきまして
とりあえず、ご苦労様。


一服するまもなく登山口へ
駐車地からヘアピンカーブを5分ほど上がったところが登山口。

標高700mから1708mまで、
標高差1000m!

やっぱり檜峠からにします?
と、しろくまさんがいつ言い出さないか、ヒヤヒヤしながらのスタートとなったのでした。(笑)



沢筋を辿って尾根に乗るまで、ちょっとした泥濘
あ、スパッツ忘れてきた!

とか思ってる間に、もう、しっかりした登山道、
それもほぼ遊歩道。

でも、大日ヶ岳の一般道を思っていたら、ちょっと勝手が違うかも?
と、しろくまさんは言っている。


半分くらいはヒノキ林だし、まだ標高も低く、木の葉の彩りも少ないが
木の間から見るリフト小屋辺りは、もうすでに色づいて
早く、あっちに行きたいにゃぁ。(笑)



傾斜は緩急を繰り返し、ダラダラと登っていく、
地形図で見ても長い尾根だとよく分かる、それもほとんど展望なし。

気の早いカエデやブナの幼木がちらほら色づき
今年の紅葉は気候のおかげで、茶色くならず黄色になって、日が当たるとそれが黄金!



あれは水後山?
檜峠から登ったことのあるしろくまさんに訊ねたいのに、どんどん先へ行ってしまう。
きっと、この尾根、停まるところがないんだわ。(笑)



いよいよ頭上が明るくなって、笹道になったけど、紅葉はまだまだ続く
いや、どんどん佳境に入っていく。

その紅葉の中に、吸い込まれていくようで、



そしてブナ林、それも凄い、若木も多いが、中に巨木や古木も目立つ。

いいですね〜
しろくまさんが、小さく思える。(笑)



だんだん雲が増えてきたようで、ちょっと光が足りない、
待てば日が射すのなら、休憩を兼ねて、いくらでも待っていたい。


標高差1000m
まだ、半分も来てないんだって?(−−;



太陽は気まぐれで、こっちは陰ってもあっちは黄金、
向こうにピントを合わせれば? って、そんなことできませんやん。(笑)



一度は休憩したものの、もうどこまでもブナ林が続くので、しろくまさんはどんどん行く、
さては、お腹が空いた?(笑)


左手に稜線が見え始め、その山腹も燃えている、
ああこのブナに、いつまでも浸ってたい。

キツイ登りも、ブナのおかげかホイホイ登れてしまう、不思議な尾根。



とか思っていると、正面に稜線が近づき、やがて笹原を漕ぐようになる。

ダイナランドから来てる道と、そろそろ合流するのかな
でも、わざわざピークを避けたトラバース道は、急斜面だし、めちゃ歩きにくい。

こんな道は、すぐ崩れそう、別にピーク直登ルートでもいいのにねぇ
とか言いつつ振り向くと、辿ってきた尾根、真っ赤!



何度も真っ赤に振り向きながら、ようよう登山道と合流した。
ゴメン、オマタ〜(^^ゞ



もう、ここからは大道ですわ。

なるほど、ここまで来ると、さすがに人とも出会う。
皆さんダイナランドへ下られるようで



山頂12時ぐらいかと思っていたら、「あと1`」とか、書いてあって、ビックリ! (*_*;



私が嘗て登ったのは、ひるがの高原からで、こっちからはお互い初めて。

だから?
山頂って、こんなとこだったっけ?
って感じの登頂になった。(^^ゞ



私が前に来た時は、
shonさんたちに遭遇しただけだったけど、今日はやたらと人が多い。

でも、長居すると寒いようなお天気なので、皆さん入れ代わり立ち代わり出発される。

私らも、お昼を食べたら早々に発とう。
まだ下山路も長いし。


ひるがの高原


12時45分、檜峠に向け下山開始。
危ない所はないですと、しろくまさんは言ったけど、これ、どうみても痩せ尾根
オマケに激下ってて、凸凹やし、(笑)



何度か笹をつかんだりロープに頼ったりしながら、ガツンと下って振り向けば
どれが山頂だっけ、
ここから見る大日ヶ岳は、ちょっと見分けがつきにくい。

だから、皆さん、えっ、もう着いたの? って顔をされるんだって。(笑)

山頂の正解は、画像にマウスを・・・


最低鞍部まで下って、鎌ヶ峰へ登り返す、
きついかなぁ、

とか思いながらも、朝に辿った東尾根の方に目が行く。(笑)



ワシワシと登りきったら、左に台形の鎌ヶ峰
その上に人がいっぱい!

振り向くと、越えてきた尾根が凄い迫力。



ちょっと手前の絶壁で、時間待ちして
谷のモミジを愛でていよう。



鎌ヶ峰13時半
ちょうど団体さんが発たれるところだ。



今になって俄かに晴れて、あっちこっち紅葉。
朝歩いた東尾根は、陽が斑(まだら)に当たって、紅葉も斑模様。

あの尾根、きっと陰りやすいんだ、何だか魚の背みたい、(笑)


鷲ヶ岳 高鷲方面


正面、水後山に向け下山。



向かう水後山の彩りも鮮やかだけど
振り向きざまに見る鎌ヶ峰も、なんだかとっても愛嬌ある。



今ごろパカーンと晴れてきて、下るのがもったいない。



水後山に14時13分
ここから見る鎌ヶ峰は、背後に大日ヶ岳を従えている、(笑)



水後山を越えると、いよいよ紅葉のトンネルになり
もう、片時もカメラを手放せない、tってか、さっきから握ったままっす。(^^ゞ



笹道になると眼下にリフト小屋が見えてきた。

あれこそは、檜峠からのコースで私が最も見たかった風景。
これよこれ! ヽ(^o^)丿

実を言うと、「えっ これだっけ?」 と、思ってしまった。(>_<)ゞ


せっかくなので展望台にも上がってみたけど、まぁ、大して同じか。(笑)



後はダラダラとゲレンデ歩き。
これが長い、とてつもなく、しかも結構、急で、足に来る。

これをピストンするのは正直、辛かったな。


とか思いながら30分ほど下ったら、左に逸れて植林に入り
表示に従い「まんてんの湯」を目指す。



「まんてんの湯」の駐車場に着いても、まだ私らは、車道歩きが残ってる。
まぁ、30分くらいですかねと、てくてく。

ようよう眼下にヘアピンカーブ
スノーシェッドを潜り抜け、朝の登山口も通過して、駐車場に16時40分
結局、小一時間かかったみたい。

ま、ずっと紅葉だし、退屈しなかったけど。(笑)



お疲れさまぁ〜