【皆ヶ山】

標高1159m

11月04日(日) 晴れ

チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 皆ヶ山 

蒜山キャンプ場1130−小ピーク1200−二俣山1235−皆ヶ山1305(15)−登山口1430

三平山から下山したら11時ジャスト、
ここで帰阪するのはもったいない、、ってな中途半端な時間ですよね。

遠征三日目
ミツはもうモミジを満喫しきったようだけど、私はきっと高速に乗った頃に後悔すると思うねん。(^^ゞ



だったら行ってきたらいいよ、ボクはドライブとか道の駅で適当に時間つぶしてるし、
そうよね! 蒜山アイスとか、蒜山蕎麦とか。(そんなんあったか?)


で、お言葉に甘え、もう一座
なるだけ短期決戦できるとこ、じゃぁ、ここしかないぞの皆ヶ山。
地形図を覗き込むと等高線ツミツミ、(。。;
うーむ

というわけで、フィナーレは、3日間の集大成にピッタリの
それはそれは大変な山になりました。(笑)



蒜山キャンプ場まで送ってもらい、そこの絵地図と格闘する。

よく見れば、踏切ゲートにも 「皆ヶ山↑」と書いてあり、そこからも道標が完備されてて
登山口まで迷うことはない。



そしてその先も一本道。
樹林帯に続く広い遊歩道、、ま、これがずっと続くワケないが、、(笑)


標高600m辺り、さすがにこの辺りの紅葉は未だ。

上まで緑だったらどうしようと思うと、ついつい歩調が速まってしまう。
ここで息上げてどうするねん!って気になりながら。(笑)


パラパラ下山してきた人と、すれ違う。
「今からでっか、ご苦労さん」

ニンマリとそう思ってはるように見えるのは、単に私の思い過ごしか? (笑)

コナラ、ミズナラ、リョウブなど、
高度があがると徐々に色づいてきて、ワクワク感も増してくる。



小ピークに登りきったところに道標。

山頂まで1700mと書いてあり、距離的にはほぼ中間地点
標高800m
そしてここから、本格的な登りになる。



右に蒜山を垣間見ながら、モミジの中を進んでいくと徐々に傾斜がついてきて
見上げれる道が、まっすぐ真上へ伸びている。
マジ?

そういえば、さっきから一生懸命登ってるのに、全く前に進まない、、


それは、急こう配のセイ以上に
このもの凄い紅葉に、終始、捉まりまくってるからかも、、(^^ゞ

モミジまみれになりながら、溜息ついてはまた一歩。



次のピークの二俣山まで、もうどれだけ時間かかってもいい、って
開き直ってどうする?(笑)

ふと左、モミジの隙間に僅かな展望
もしかあれは朝の三平山?

そう、さっきまで居た三平山が、モミジの間に垣間見えてる。
キャー! ヽ(^o^)丿喜びすぎ!



見上げるブナの回廊を、喘ぎ喘ぎ登りきり、、


ついに、標高1083mの二俣山。
ここからは、さっき見ていた三平山や、朝鍋鷲ヶ山から毛無山への峰々も、申し分なく俯瞰できる。




一息入れたら正面の皆ヶ山まで、もうひと踏ん張りや!(^O^)/



一旦下って登り返す。
その途上で左手に白い大山、それを阻むかのように、黒々とした烏ヶ山。

よくまぁ、あの黒い山を、「烏ヶ山」と呼んだもんだ!(笑)



鞍部のところでオジサンとすれ違う。

今日は天気が良くていいですね、
ハーイ
このオジサンが、今日の皆ヶ山で最後に出会った人だった。



ブナのトンネルまだまだ続く、見上げればまさにブナの壁!

ちょっとくらいジグザグに切ってくれても良さそうなのに、
容赦なしのただただ壁!

行く手には、モミジの壁が覆いかぶさる。

かれこれ13時だろう、空腹を通り過ぎて、もう何も感じない。



ブナの壁がいよいよ老木、それが落葉した枯木になって、
眼下にさっきの二俣山を、見下ろすようになれば
ついに笹道。



その笹原を最後は左に回り込むように、山頂の小スペースにたどり着いた。
13時5分 皆ヶ山登頂
あ〜しんど。


しかし誰もおらん。
いや、もし誰かおられたら、寛げないほど狭いんですけど、、(笑)

三角点にタッチして、その場にしゃがみ込んで、おにぎりを頬張る。

上蒜山や、すぐ隣のアゼチのモミジが素晴らしい。
彼方には倉吉市街、一昨日行った岡山森林公園方面の山も、霞んでいるような、、



皆ヶ山から大山は見えない、と書いてあったけど
こんな近くにいるんだし、何とか見えんものだろうかと、食べながら辺りを徘徊、(^^ゞ
あ、見えた、大山!(^^)v


烏ヶ山・大山  矢筈山 


この山が大展望だったなら、もっと人気になるだろう
ま、このつれなさが心憎いけど?(笑)

往路を辿って、13時20分下山開始、
登りにも増し、もの凄い紅葉とスケール感をひしひしと味わいながら



稜線ブナの老木が、ようこそ、ここまで、と歓迎している気がして、(笑)



午後から曇ってくると覚悟したが、未だ青空、ますます青空。

申し分ない紅葉のシャワーを浴びながら
やっぱりえげつない傾斜やと辟易しながら、ただただ無心でガンガン下る。(笑)




陽が傾けば、眼下の紅葉も、一層、鮮やかに輝いて見え
もうこれで思い残すことない。



そう、思えるようになって、ヨカッタわ〜 本当に。(笑)


大山、皆ヶ山 いつまでも、お達者でぇ〜 (^.^)/~~~