【雲洞谷(うとだに)山】

標高622m

11月19日(月) 晴れ

SIVAさん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 雲洞谷山 

道の駅805−登山口830−明護(みよう)坂登山口839−東山919
行者山1006−雲洞谷山1052・1212−鉄塔1248−大彦(おしこ)峠1305−林道1330−国道−道の駅1506



何年かぶりの紅葉に恵まれた年
その残り福に与ろうと、朽木の低山、雲洞谷山をめざす。

SIVAさんとの定期、まさかの快晴、イテッ!
 一体どうしたというのだろう、政権交代でもするのだろうか、イテッ! イテッ! (笑)



7時半に安曇川駅で拾ってもらって、くつき新本陣の道の駅まで。
向かう山肌が茶色く斑模様なのを、不安な面持ちで見上げ、まずは登山口探し。



道の駅から山に向かってしばらく進み、学校と学校の間を抜けて、突き当りを左折
そのまま道なりに進み
左手奥に柵が見えてる所を再び左折。

簡単そうに見えて
その間、表示もないし、ガイド本には「地元の人に聞け」とか記してある、それでもガイド本かい!(笑)
ボヤキつつも、何とかここまでこぎ着けた。
ヤッター。ヽ(^o^)丿

しかし、ここで油断した。(笑)



植林手前の 「近畿自然歩道」 に従い右へと折れると獣除けフェンス、、この扉がなかなか開けにくい。
隙間からねじり入って進むけど、道がどうも山に向かってない。
では、戻りましょう。


と、さっきの「近畿自然歩道」まで戻って、今度は植林の方に向かうとこちらにもフェンス
それ越しに覗けば欅の大樹と鳥居が見えると。
こっちが正解や。

、、だそうです。(笑)


こんなジメ〜ッとしたとこなら絶対ヒルがいるよね、とビクつきながら
しばらく植林を登るとやがて溝道、そして峠へと至る。
明護峠の看板が地面に落ちてる。

そのまま進めば地子原集落に下りるようだが、私らは左の尾根へ。



おっとチーさん、忘れもんや。
ほんま。(^^ゞ



峠道から離れると、植林が雑木に変わり
眩い日差しに照らされた木の葉が明るく輝いて、まるで舞台に立ったよう。(笑)


足元にはオオイワカガミがびっしりで、見上げる木立はマッキッキー
とりわけタカノツメの黄葉が際立つ。



たまに右手眼下に隣の芝生いや、山肌が覗いたり、
紅葉の隙間から、武奈と釣瓶が双耳峰のように見えたりするけど、総じて樹林帯、



紅葉がなかったら、ただの藪山トンネルだろう、まさに、この時期ならではの風情。
と思えば贅沢は言えない。(笑)

コブ二つを越え、左の枝尾根に迷い込まぬよう、踏跡を辿って、
登りきったところが東山

えっ まだ東山?
って感じだった、正直なところ。(^^ゞ



ピークの向こうに、タカノツメがゴールデンシャワーを浴びせかけ、
休憩も忘れて、それを浴びにいく。
素晴らしい。
みかんも美味しい。

そういえば、ここって熊の山だったと思い出し、今ごろ熊鈴を取り出して、(^^ゞ



紅葉は、まだまだ続く、、

どうやドンピシャなタイミングに来たようで、多少のアップダウンをモノともせずに
ずっと紅葉、めっちゃ黄葉。

前日の雨で、かなり散ったはずなのに。



紅葉を愛でて登りきり、ピークを越えて鞍部に至ると
「←雲洞谷山 行者山→」
と道標

ってことは、さっきのピークが行者山だったか?



合点がいかず登り返す、ので仕方なくついていくと
あら、看板が木の葉に埋もれてた。(笑)


地形図には行者山も雲洞谷山も載ってませんので(三角点が雲洞谷山)
あらためて地図を覗いて位置確認。

ここから先は、植林が多くなる、
先ほどまでの、ライトを浴びたステージとは一転し
暗〜いムード(幕間か)



でも、再び雑木に戻ったら、さっきにも増してモミジが沁みる
この明暗ギャップ、凄まじい。



モミジに浮かれ
いつの間にやら571のピークを過ごしてて
残るは正面に見え隠れしている、雲洞谷山へと登るのみ。

この辺りのブナの疎林がまたええ感じや。



雑木と植林のボーダーを進むと雲洞谷山に到着。
予想してたけど誰もいない。

まだ10時台だけど、もうここで昼にする。



今日はバーナーを新調したって、言われるまで全く気づかず、
ごめん。(^◇^)

画像にマウスを当てなくてもよい


暖かさにかまけ、1時間ほどマッタリしても誰も来ないし熊も出ない。
僅かに覗く蛇谷ヶ峰を一瞥し、12時ジャストに出発。

 蛇谷ヶ峰 釣瓶岳  武奈ヶ岳 


しばらくは雑木と植林のボーダー
それが雑木林になれば、振り向きざまの雲洞谷山が、ごらん、
まるでモミジの御殿だよ。(笑)



んじゃまぁここで、ヤレ! ってか。(笑)



一旦、下って、ピーク621まで登り返す、
この辺りの下りは結構急だが、そんなことはお構いなしに、素晴らしい紅葉に夢中になって
アカン、またまた立ち往生。(^^ゞ



眼下に送電線、そして、鉄塔広場に出た。
ここがコース随一の展望地。



送電線が鷹ヶ峰へと伸びていて、あれの向こうが白倉岳か、

反対側はバーンと開けて彼方の山、、あそこ三十三間やで、、とSIVAさんが指す。
三十三間って、そんなに近かった?(笑)



日だまりの鉄塔広場を満喫したら、再びモミジの中を下る。
左の山肌がモミジまみれで、私、あっちに行きたいねんけど、大彦(おしこ)峠まで行こうやと。(笑)



大彦峠からは、古道を大彦林道へと下る。
林道はすぐ下に見えているのに、そこへ下りるすべがない。

それにあの林道、どう見ても真っ暗で、こっちの方が良いよなぁ、、



とか思っていたら、突然、倒木地帯になって、崩落か所を恐る恐るトラバースして
再びモミジ三昧か、
でも、肝心の道が消えました。(>_<)



どうやらさっきの崩落沢を下るべきだったかと、思う間もなくSIVAさんはそこの崖を
ニュニュッ とグリセードして下りた。

良いよね、停まれる人は、

と、慌てて追従、、しかし、ギャーー
ズルッと足から滑って、合っという間に尻セードして、林道着地。\(^◇^)/
あらぁ〜



大彦林道はずっと谷沿い
雑木と植林を繰り返すけど、寒々としてて、とにかく全然、楽しくない。

手持ちの地図には上岩瀬まで1時間20分と書いてあり(自分で書いた)それを見るにつけ溜息が出る。
こんなところに花など咲くかい! とか思ったり、(笑)


雲洞谷山、好きだけど、何とかしてよの、この林道。
文句たらたら獣柵くぐって国道に出た。



国道367号線、
ここがまた車が多い、自分も使ってるし。

まぁ15分の辛抱だからと、今日の尾根を見上げ郷愁?に浸って。


道の駅に無事、戻る。

安曇川駅35分か、微妙やな
いや、ゆっくり帰るつもりだから、別にいいよ。
それ逃すと、40分ほど電車無いで、、言うたが最後、ビュンビュン飛ばす。

こっちはすでに諦めてるのに、、おい着いた! 1分、ホームまで走れるか? (^_^)/~