【比叡山】

標高848m

11月25日(日) 快晴

チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 比叡山 

修学院−雲母坂−展望地(休)−ケーブル終点−スキー場跡−駐車場−三角点
阿弥陀堂(昼)−亀堂−日吉大社−坂本駅



スルッと関西3dayチケットを駆使して比叡山に行く。

比叡山の紅葉は、過去に行ったことがあるけれど、その時、山頂三角点を踏まなかった。
それを口実?に、どうせなら王道の雲母坂を登ろうと、



叡電の修学院駅に8時半
通り道なので、鷺森神社や曼殊院門前にも立ち寄って
沿道の紅葉を愛でていく。

曼殊院は9時開山でも、塀横のモミジは朝と夕方にしか輝かないのだと誰かが呟く。
へ〜そうなんだ。



雲母坂は、曼殊院門前を直進し、音羽川に出合って右折
きらら橋を渡ったところが取りつき。



登山道に入り、しばらくは暗い植林の溝道を登る。
ずっと左に鉄条網が張ってあるのを、あぁそうか、お隣は修学院離宮なんだと合点しながら、、



その離宮の森が終わった辺りから、ぼちぼち紅葉を見るようになる。

ただ、道が深くえぐれてて、暗い谷からだと見上げる感じ。
それでも十分、綺麗なんだけど。



ゼエゼエ息を切らして40分ほど上がると水飲対陣跡に着いて、京都トレイルの【東山69】標識がある。

すぐ先の鉄塔の展望地から、京都市街が俯瞰でき、
とりわけ愛宕山が凛々しい。



ここまで来ればモミジの回廊、あっちこっちで足が止まる。

たまに南方がチラリと覗くが、はて?
どこの山やら。(笑)



【東山72】表示から左に登れば千種忠顕碑があるようだけど、パスしてそのまま直進し
トラバース道へと進む。


いつの間にか薄暗い植林に戻ってしまってて
そうなると俄かに疲れも覚えるが、こんなところでは休みたくないぞと意地でも前進、(笑)

【東山73−1】を過ごして、ヤケクソ気味に登っていると
ふと、左手が明るいのに目が留まった。


もっと光を〜

興味本位でそっちへ行ったら、眼前がパっと開けて、目を見張るような景色。
うわぁ〜 ヽ(^o^)丿

暖かい日だまりにはベンチも設置してあって、迷わずここで、みかん休憩、、
しばしここで寛ごう。

山科方面  ポンポン山方面 


ぶっちゃけた話、
比叡山でこんな景色が見れるとは、思ってなかった。(^^ゞ


さらにその先まで進んでいくと、ちょうどケーブルとロープウェイの乗り継ぎ駅に出て
ここからの展望もまた、モミジと絡めて素晴らしい。



この先にもまだ舗装路が続いているが、来た道を植林まで戻り、
喘ぎながら丸太階段を上がった。

何が楽しくて、こんな道をつけたんだろ? とか思いながら。(笑)



やがて、頭上のロープウェイと交差して、さっきの舗装路に出合い
その先はススキ原


あぁ、ここがスキー場跡なのかと、 「つつじヶ丘⇒」 の表示に従う。
今どき 「つつじ」もないけど、(笑)

ススキ原を越えると次第に展望が開けてきて、
あれは水井山だなと、嘗て踏んだ山を懐かしく思い出し、ってことは、その向こうは蓬莱山か?

皆子山も見えているかと、上機嫌で展望地の方まで進んでいくと



湖北の山の山影に、何やら白い塊、、、雲か?
いや、まるで白山。(笑)



いやぁ〜 あれ、ほんまに白山やー!\(^o^)/

と確信したのは、展望地まで上がり
右に琵琶湖、それの彼方が湖北の稜線、、ってことは、、と位置確認できてから。

あれ、やっぱ、白山ですよね!
真っ白ですよねぇ。
私と同じように、さっきからその白い山に見入っているオジサンと、感動を分かち合う。(笑)



ここからの展望は抜群で、立ち去り難いが、まだ三角点も踏まなアカンし。
名残りを惜しんで次へと進む。

愛宕山    清掃工場  京都北山 


展望地から杉林の階段を上がって車道に出たら左に取って、
ガーデンミュージアムの脇から駐車場に出た。

この辺りの眺望も素晴らしい。
いやはや、、



その先の車道からは琵琶湖がすこぶるいい感じ。
ただ木の陰になっている「野洲」辺りが、ちょうど見えない、、うーん、残念!
何が言いたい?(笑)



北に目を転じれば、、



思う存分、展望を楽しんで、駐車場の北の道を一番高いところまで上がり
待望の?三角点を踏みに行く。

途中、数人に出会う
こんな地味な藪だけど、比叡山の三角点なら人気もあるのか。(笑)



三角点からさらに進んで、NTTの中継所を過ごし、左折、
道なりに下っていくと阿弥陀堂の裏に出た。



やっぱりこの辺まで来ると観光地、人が多い。(笑)

隅のベンチが空いていたので、そこに座ってお昼にする。



時計を見ると、まだ12時過ぎか
日吉大社まで1時間程だと聞いたけど、こう人が多いと、ゆっくりする気になれない。

本堂を素通り
根本中堂も横から眺めるだけにして、もうとっとと日吉大社まで下ることに。



この「本道」は特にモミジの見どころもなく、人も疎らと聞いていたけれど
なーん!
次から次へと若いカップル、山ガール、ファミリーが現れる。



亀堂を過ぎると未舗装になり、気まぐれに景色が覗いて
なんと、白山がまだ見えている。

そんな景色など、私以外は誰も見向きしないけど。(笑)



もうかなり、琵琶湖が近くなったのに、白山の眺望、、未だに健在。
近江八幡の津田山も見えて、御嶽山がその背後。




でも、、なんでか見えない三上山、、
あぁ、
ちょっと焦っておりますが、



ふと、柵に出入口と書いてあり、何の出入口なの? と覗いてみれば、
急な石段、灯篭にモミジの回廊、
苔むした石に足を取られて滑りそうですけど。



これ、参道?
と思いながら下っていくと、ついについに、現れたぁ!

三上さまやぁ〜〜〜〜
\(^o^)/



もうこれで思い残すことはなし
樹林帯の石段を、ガンガン下って日吉大社の門前に出て、

ここのモミジがまたエゲツナイ!

今が盛りか。
もちろんこれを見るために、わざわざこっちに下ったんです。(ホンマかいな)



あら、三上山を見るためでは?(笑)




そうとも言います。(^^ゞ