【国見岩〜網掛山】

標高734m

12月1日(土) 曇り時々晴れ

ツーさん ・ しろくまさん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 国見岩 

八重谷林道終点920−霧穴−八重谷山1015−国見山−国見岩1118(5)
林道(昼30)−八重谷山西峰−白石山−大内山東峰−大内の高1345−モミジ谷
採石跡−林道終点−幸の森−阿曽浅間山−林道出合−登山口1625



暖冬のはずが師走に入ったトタン、待ってましたとばかりに寒波襲来。

やっぱ、暖かい所がいいですよねぇ
とか、しろくまさんと話していたら、それなら南伊勢へ是非!
と、ツーさんから。

もしか、聞いてた?(笑)

5時台に尼を出て、寒波、事故渋滞などを、ビュンビュンかわしていただいて、
待ち合わせの嬉野PAに7時半。

おひさですぅ〜 (^_^)/
で、どうしましょうか? 行き先、、

いっぱい挙げて下さってる中から、ようやく網掛山をチョイスして、向かったのは良いけれど、天気悪っ!
途中からみぞれまで降ってきちゃった。(−−;

変更します?
それとも行っちゃう?
行っちゃお、行っちゃおー !(^◇^)!

網掛山麓の駐車場に一台デポし、奥河内川沿いの林道を遡ってたら、
途中から復旧工事で通行止めになっている。

やっぱり来るべきではなかったかと凹む間もなく
Uターンして、途中にあった八重谷林道の方を上がりだした。

これでもいいでしょう別に、、って感じに。
ホンマかいな。(笑)

案の定、林道は途中で未舗装になり、ついに行き止る。
ここが登山口ですって。
そうなの?


でも、テープも道標もない、、なのでまずは取りつき探し、、
登りやすいところから適当に取りつく。(^^ゞ

ご両名、谷を挟んで思い思いに進まれるので、
おーい、どっちが正解やね〜ん!
どっちでもいいです。

だってチーさん、こういうのお好きだから、、
まあな(^◇^)ゞ



右にトラバースすれば少しは傾斜が緩くなると、しろくまさんが言うので
それに従い
大岩を巻いて登っていくと、ロープの張られたでっかい落とし穴
おっと〜しあな!(?)

あ、これ! 霧穴だ。
はぁ〜



霧穴…日本屈指の巨大洞窟
真冬にはこの穴から霧が噴出するのだと。

底まで50m
覗きこんでも真っ暗で、何も見えんが
現在、地権者の許可を得て、関係団体が調査中と張り紙してある。
へ〜そうなんだ。


霧穴から先は、踏み跡くっきり、数分で縦走路と出合い、
そこを左折し、5分ほどで八重谷山、、

ま、ご覧のような藪山ですけど、、三谷山への分岐らしい、三谷山、、行きませんけど。(笑)



ここから国見岩まで尾根伝い、、尾根ったって、ずーっと灌木の中
あ、林道が下に通ってる、
海も見えてる、

というわけで、ヤブ尾根脱出、作りかけの林道に下りる、、だってこっちの方が楽しいし。(笑)


南伊勢の入り江が見えて、ええ感じだけど、やっぱ、ちょっと暗いかな、
姫越山は山影に隠れてるのかよく分からない。



そのまま工事中の林道を進み、国見山の取りつきまで。
ここはちょうど機材置場になっていて、南勢てくてく会のオレンジ看板を見落としやすい。



ここから入ってしばらく進むと風力観測計、ここからちょうど国見岩が見えている。

ズームで⇒


道なりに進むと採石場、
どんどん採石されていってて、来るたびに地形が変わっていると、、
こういうところは見晴らしもよい。


ピーク734が国見山で、「山の神」を過ごし、待望の国見岩に辿り着く。



岩陰からそっと覗くが、なんか、めっちゃ寒そう。

手袋帽子マフラー襟巻、完全防備で立ち向かう
けど、強風に吹き飛ばされるで、、よくそういうところに立ってられるわ。(^◇^)



そんなこと言うてんと私も突先まで行こうと、途中に突っ立てるポールがジャマ!
あ、それ、ヤマトタケルさんですわ。

え?
だってのっぺらぼうだよ
いやそっちは「裏」ね、表に回れば、あ〜なるほどと納得できるお顔立ち(ほんま?)

画像にマウスを



さ〜張りきって 突先まで行くで!
私だって、ヤルときゃぁ〜ヤルのだ ヽ(^◇^)丿

とばかりに前進したけど、まぁ、これで精いっぱいどす。(笑)



奇岩に纏ったモミジがステキ、、すでに枯木になっておりますが、、(/_;)


来た道を引き返して、日当たりいい林道で、ちょっと早めのお昼にする。
ここなら暖かいし、海も見えるし、

 局ヶ岳 採石場から 


さらに引き返して八重谷山から灌木帯の縦走路に入り、
小さなコブを二つほど越え、30分ほどで八重谷山西峰(648m)。

傍の岩場によじ登ると、尾鷲方面がチラリと見える
大河内山と有地山か?



鬱蒼としたアセビや植林に、やがて雑木が交じりだし、激下る手前の幹に白石山と書いてある。
ここの岩にもモチロン登る。
何か見えます?



マユミが真赤な実をぶら下げてるけど、それ以外は樹木が茂って、
あ、何でしょう、あの赤い山?


あれが、網掛山ですよ
あれですか!

早く行こうと勇んで下る、、まぁ、その手前にビューポイントもありますので。
あっそ、(^^ゞ


モミジを見ながらガンガン下り、登り返したところが
「大内の高 東峰」(560m)



さらに「大内の高」に向けて下れば、かの赤い山が、どんどん近づく。

たまに陽が射し、辺りをパッと照らすので、ドキッとなるけど。

やがて送電線が見えてきて、
鉄塔のところが、三角点のある「大内の高」


ここからの眺め最高!
正面がさっきの白石山、その左奥にアンテナ目印の「滝原浅間山」が、どっしりと構えてる。


彼方に聳えているのは局、栗の木、修験業、、
三峰山はガスの中かいな。




しばらく展望を楽しんで、トンネルからの道と出合い、網掛山の鞍部まで。

その途中に網掛山が真正面に見える展望地があり、
その山腹が今、真っ赤!
あっこに行きてぇ〜

大丈夫、ちゃんと行きますから。
はーい。(^^ゞ

鞍部のベンチで小休止。



ここからは山頂を巻くように遊歩道がつけられている。

左から回り込むように遊歩道を進むと、待望のモミジのトンネルになった。

これが驚き!
行けども行けどもモミジのトンネル。
約1qにわたり、自生モミジが赤々と彩る斜面、、素晴らし〜い。



たまに展望台とか作ってあるのも、あくまでもモミジを見るためのもの。
モミジの隙間から、さっき下った尾根が覗いてる。



30分以上もかかって、たっぷりモミジを観賞し
モミジ谷西口に着き、大理石の採石場跡を経て網掛山登山口へ。



だいぶ時間も押してるので、網掛山頂には寄らず、麓の景色を楽しみながら林道終点の登山口へと下る。
登山口と言っても、我らが駐車場は、まだずっと下でして、
まずは正面の「幸の森」を越えなければ。



ピークまでひと登りしたら、名残りのモミジを愛でつつ下って、阿曽浅間山 450m
そこから20分ほどで林道出合

 


さらに15分ほどで、登山口へと無事下山。
傍には漆塗りの立派なヘビ杖が置いてあり、これって来年の干支ですよね?
えっとぉ、、(笑)



いやぁ、がっぷりと盛りだくさん。
分岐や登山口がいっぱいあったけど、おかげで迷わず戻って来れた。

ありがとう、また誘ってね。 (^_^)/~