【羽束山】

標高524m

月5日(土) 曇りのち晴れ

Leoさん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 羽束山 
地図上の 「」 が たかつこ山

香下寺925−甚五郎山−羽束山−宰相ヶ岳−香下寺1153
波豆管理事務所1213−たかつこ山(昼)−鉢伏山−六地蔵−駐車場1515
不動岩〜えぼし岩


朝8時、家の裏まで迎えに来てもらい
車内で朝ドラとかを見終えて、、で、山はどうするん?

チーさんメールに、羽束山って書いてあったけど、、
え、書いた?(^^ゞ

我が家から意外と近い北摂三田。
トンネルを抜けるとそこは山里、冬枯れの、如何ともしがたい風景が眼前に広がっている。



そうよ、これが見たくて昨年暮れも、この車道をてくてく歩いたんだな、
まぁ、そうまでしても、うまく撮れんが、(>_<)

       去年の暮 それを載せるのかと



ところでLeoさん、車替えたん?

遅いわバアサン!| ̄ω ̄メ   ゴメーン。(^^ゞ


などと言うている間に三田市に入り、表示に従い右折すれば間もなく登山口の香下(こうげ)寺
お寺の駐車場に停めさせていただく。
9時25分

畏れ多くも新車サイドでババタレ腰して、オメメを入れてるワタシ。


ホントはね
降車したくないくらい寒いんですけど、ま、歩いてたら温もるかな〜
と、スターするなり階段道。



傍らの丁目石が、登るにつれてカウントダウンしていって
一刻も早く温もらんと猛スピード!
ちょうど6丁目が峠
あ〜しんど。

傍らに、お地蔵さんの立つ分岐、ここを右折で、まずは甚五郎山へ向かう。


その甚五郎山
なーんだって感じで、すんなり登頂。(^^)v

藪山ながらも彼方には、六甲連山が朝もやの中にぽっかり浮かび、
意外と展望あるじゃん。

予報が最悪だったので、ほとんど期待してなかった。
やっぱメンツの勝利だわ。ほんまか(笑)



そうなりゃ早く、ちゃんとした展望も見たいので、急いで六丁峠まで下りてきて、
そのまま羽束山へ向かう。

道の途中からでも
これだけ見えてると、山の同定などを俄かにやりたくなってしまって、ピタリと足が停まるけど、、
ま、分からんもんは分からん。(笑)



そのわずか先に、観音堂のある山頂広場。

広場の手前をくの字に曲れば、羽束神社の祀ってある山頂。
10時15分



神社の先の岩場に出れば、第一級の展望が広がっていて
いや〜スゴイ、感動や! ヽ(^o^)丿


しばし岩場さんに遊んでもらう。
先っちょは立入禁止になってるから、くれぐれも慎重に〜(^O^)/

南には六甲、能勢、箕面連山、北には剣尾山、大野山、西には虚空蔵山、千丈寺山
眼下には有馬富士とまぁ、知っているだけ並べておく。

有馬富士でも富士は富士!
正月早々、富士山を見下ろしているなんて、、なんと贅沢!(笑)

雄岡山 雌岡山  有馬富士 


北摂の大峰山の彼方に浮かぶは、もしかしたら金剛山かも、
その背後には奈良の大峰なんかも見えてたりする?
スゲー!

六甲連山   彼方に大峰、、金剛か?


ひとしきり展望を楽しんだら
観音堂まで戻って木器(こうづき)バス停の表示に従い下山に入る。

目指すは、お隣の宰相ヶ岳。
そう、あそこには三角点があるんですよね、、たまには私も気を遣う。(笑)



ピラミダルな宰相ヶ岳を垣間見ながら鞍部に下ると、
ちょうどバス停の方から上がってきた人と鉢合せして、挨拶かたがた、「宰相」名の謂れを教えていただく。
聞きもせんのに。

何でもこの地に聖徳太子の乳母が住まわれていたのだと、宰相とは聖徳太子のこと、
へ〜そうなんだ。

見てのとおりピラミダルな山だとヒイヒイ登って、無事登頂。



まずは三角点にタッチして
記念撮影を済ませたら、さっきのオジサンも言っていた、南の尾根を下ってみよう。



ここからの展望がまた素晴らしく
正面に、六甲連山をずーっと眺めながらの下り、ただ、ここの下りもハンパじゃないけど、(笑)

眼下にはゴルフ場のオンパレード、よくもこれだけ造ったもんだと。



左手の羽束山がどんどん高くなっていき、下りきったところをため池沿いに進むと香下寺の墓地に出た。
傍らには六地蔵様



トイレを借りている間に、Leoさんはもう次の算段をしている。
私も急いで新車(もおええ?)に乗り込み出発!

来た道を戻って、橋を渡り、千刈ダム湖畔、
波豆神社手前の波豆(はず)管理所の駐車場に停めさせていただく。



次に目指すはダム湖の対岸、正面の「たかつこ山」

波豆富士とも呼ばれ、当然、ここにも三角点があるんですよね〜 モミモミ。
波豆だけに、当然、展望もあるはず。(ムリある)



山に向かってギリギリの道幅(実はさっき車でどこまで行けるか試しに上がってみてくれた)のを歩いて上がると、
間もなく山へと通じる道、
地形図どおりの溜池や、傍らには六地蔵さんも揃ってる。

六地蔵は、さっきの境内にもあったので、この辺りでは特別の意味があるのだろうか?
六道に迷って、苦しむ万人を救済する六体のお地蔵さまだと。
確かにこのエリア、よく迷う。(笑)

Leoさんは、その名も「千苅」って表札に感動している。


道は峠に向かって伸びていて、
多少、強引でも、どこぞで古道を見限って左に入らなきゃならんけど、

と思っていると、ピンクのテープがヒラヒラ〜してて、それを辿れば
高みに向かってどこまでもヒ〜ラヒラ
これかな?



なんとなく踏跡もあるので、たまに誰かが登るんでしょうと、想定外の激斜面と藪に手こずりながら
ついに傾斜が緩んで、
枯葉に覆われた山頂にたどり着いた。
あ、三角点あった!あらいでか。



だけど展望なし!
ごっめ〜〜〜ん! 外したかも。 m(__)m

ま、せっかく登ったし、お腹も空いた、ここでお昼にしましょうか。
へぇ、、(^^ゞ


お昼の楽しみはLeoザックから出るわ出るわの新兵器!
それを逐一拝ませていただき、、、一番のお気に入りはお箸、、(^^ゞ

なんだかすっかり寛いじゃって、コーヒーもお菓子もいただいて、もう、お腹パンパン!
すっかりご馳走さまぁ〜 冬だけど


木の間から、さっき登った羽束山、ハンサムな大船山が垣間見えてる
うーん、嘗ては展望あったのかなぁ、(^◇^)
まだこだわってる。



下山は別のところを下りましょう。
あの激斜面を登らせるなんて、Leoさんでさえ理不尽だと思ったみたい、、ですよね〜

この山は双耳峰だから、隣のピークも踏みたいし、、と南の尾根に向かって下り、、、
けど、こっちもエライ藪ですけど、

えっ、、チーさん藪、嫌いです?
いやスキ。(笑)


藪、藪、藪の連続で
トップをお任せしっぱなしなので、ただただ申し訳ないけど
Leoさんは、鎌を振り振り勇猛果敢!
まるで韓国ドラマのような、、←見過ぎやね。(^^ゞ

おかげで藪の渡り方とか、しっかり学ばせていただいて、、でも独りではようせんけど。(^^ゞ


不思議なことに、こんな藪でもかつては人が入ったようで、ふっと道が現れたりする。
でもすぐに倒木で消される、

鞍部のところで下山路を確認したら、目指すピークへ激登る。
ま、さっきほど急ではないか。(笑)



木の間に羽束山や背後の「たかつこ山」が垣間見るようになれば、間もなく山頂。
こっちはただのピークに過ぎんけど
傍らの枝に 「鉢伏山」のプレートがぶら下がってたのには驚き!

いるんやねぇ、こんな藪に来る人が。(笑)


何だかすっかりこの山にも親近感が湧いてしまって、

さっきの鞍部に戻って古道を辿る、、でも、やっぱり途中でチョンギレていて
そのつどLeoさんが軌道修正してくれて、



最後には顔が隠れるほどの笹ヤブになり、それバサバサ漕いで、ポンと林道に出た。
ジ・エンド!

Leoさんは二個の溜池の中間に下りたかったらしいけど、私はここで大満足。

だってここにもまた六地蔵さんが、おられる。
これも何かのご縁(六縁?)かな。



車に戻ると15時過ぎ
せっかくなので、Leoさんの修業場、、かの有名なロックガーデンに連れてっていただく。

不動岩、えぼし岩。

まぁ、見上げてる限りでは、似たようなもんですが、、(笑)


恐る恐るよじ登って振り向けば、
おぉ!
新名神の橋脚だよ、、、着々と工事が進んでおります、ガンバレー (^O^)/


というわけで、私が岩に目覚める日も近い、、ウソです。(^^ゞ