【飯盛山 & 志方城山】

標高216m 271m

月20日(日) 晴れ一時曇り

ミツ ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・  ・・・  地図上の  が 飯盛山 
・・・ 地図上の  が 志方城山 

駐車場910−黒岩山−升田山−飯盛山(昼)−相ノ山−駐車場1351

志方城山駐車場1425−毘沙門岩−城山山頂−展望地−新道出合−駐車場1542


以前、しろくまさんから聞いていた、平荘湖周辺の探検に繰り出した。

7時過ぎに家を出て、中国道〜山陽道と乗り継ぎ、SAで朝食休憩を挟みつつ
9時には目的地周辺。

やっぱ、加古川は近いよね〜

駐車場はウエルネスパークにもあるけれど、
登山に便利なのは平荘湖畔なので、そっちに停めさせていただく。



湖岸の周回路には、早朝ランや散歩を楽しむ人がパラパラおられ、
山姿は私らだけのような?(笑)

周回路をウエルネスパークの方に進んでいくと湖面に鴨がいっぱい!
傍に行ったら餌をねだって寄ってくる、、

カモ〜ん、なんちゃって。(^^ゞ


そんなことやってる場合かい!
そうでした、
と、ウエルネスパークの手前の表示に従い、まずは黒岩山を目指す。

すぐに鉄塔、そのままどんどん登っていくと
みるみる展望が広がって、俄かホクホク顔、、ふと、左手の播州平野の向こうには、
神々しい山のシルエット

もしやあれは、高御位?
高御位山を神々しいと思ったのはこれが初めて、かも。(笑)



眼下には眩しい平荘湖、
15分足らずで黒岩山山頂に、あっけなく着いてしまった。


西方には高御位、北には志方城山もよく見えて、
時間が余れば登りたいなぁ。



一息ついて
播州平野に向かって伸びる送電線に沿って下山。

せっかく登ったのに、ちょっともったいない気もするが、
今日はこういう事の繰り返しだから。(笑)



その岩盤を下り始めて間もなく、それがめっちゃスゴイ傾斜だと気づき
呆然!(+o+)

しかも傾斜は一向に緩むことなく、むしろどんどん険しくなっていくようで、
まさに、見下ろす景色がほぼ真下。

\(@_@)/



こっちかた登れば良かったの?
ビビりながらもこのゾクゾクするような高度感、、ス・テ・キー!  変態?(笑)

振り向くとミツはちょっとでも緩い方へと回避してるが、どの道、大差ない、と思う
むしろ真っ向から勝負した方が潔い?(笑)

高々15分ほどを、ぐっしょり汗などかきまして、もうほぼ地べたってとこまで岩盤オンパレードを伝って、
ついに鞍部、、毘沙門様への分岐に達した。
やれやれ。

ミツが来るまで、神吉山の方へチラッと偵察にいっておく。



どうやらこの一帯は、6.7世紀の古墳群で、あっちこっちに「神吉山古墳」の立看板。
5分ほどで行者山に着き、デンして戻る。

ミツと一緒に、毘沙門様への階段を何食わぬ顔でタンタンと下って湖畔に出た。
めでたく、一座完了。(^^)v



いやぁ〜それにしてもあの岩盤にはビビったぁ。(^^ゞ

平荘湖の向こうには今日、最後に登る飯盛山の岩盤が手招きして呼んでるの?

まさか、今日一日、岩盤だらけか、、ふっと恐怖心もよぎるけど、
ま、その時はその時や!

(^◇^)(゜_゜;



車道を渡って周回路を進む。
右のこんもり山にも踏み跡があるが、さっきの岩盤のショックが未だ冷めやらんので
パスや!



第三堰堤のアスファルトを、次の升田山へと向かっていたら
「どこ行くんや?」
散歩中のオジサンに呼び止められた。

どこって、湖の周回だけど、、

(この山姿で湖を周回するとは思えんが、笑)

升田山ならやめておけ、昔、行ったが、もの凄いヤブで迷いまくった。
枝道も多い、マジで藪山やで。

ありがとう、でも、今日はこの山に登るつもりで来たんだし、、ほんまか、(^^ゞ

丁重にお礼を述べて、踵を返して斜面に取りつく。

振り向けば、ミツも頑張って追従してくる、、あは。
だって、はぐれるとヤバいし。



升田山も、さっきの神吉山に勝るとも劣らぬ古墳群で、あちこち古墳だらけ。
でも盗掘に遭って、何も残ってないと記してある。

古墳群は、まさに藪の中でして、枝道の度にハタと足が停まるけど、
努めて尾根芯を、湖を見ながら進めばダイジョウブちゃうか? そうそう迷いそうにないような気も?
それはアンタが藪に慣れてるから!だって? (笑)



古墳群をしばらく進むとやがて岩盤エリアになって、それを登りきったら
正面に、採石場のクリフが見えた。
おぉ!

ワクワクするような岩壁だぜ。

かたや、右手には加古川が優雅に横たわっている。
まぁ、風景は100%、都会ですけれど。



一旦下って登り返せば升田山。
ここは展望抜群!

湖対岸の飯盛山、黒岩山、
越えてきた古墳群、、その向こうの高御位山などもよく見える。



お昼にはまだ少し早いので、湖に向かって岩盤を下り、、、いうても
さっきみたいな恐怖岩ではなくて穏やか。

そして、ここからがお楽しみ♪(^^)/


岩盤を下りきったところに、さっき見ていた断崖絶壁。

そう、あのクリフが、眼前に立ちはだかってデンと構える。
傍で見ると ど迫力!

スゲー!

\(@_@)/


あっちこっちクリフの激写に燃えてたら
ミツはなんと、スタコラ渡って行ってしまった、、お〜いおい!
ちゃんと見せ場を作ってよ!

     あっちに叫んで何気に覗く
お〜コワ〜 (。。; 人のことより自分の心配!



クリフを周りこむように下って、正面から再度見上げる、、あんたも好きねぇ〜

う〜ん。
どっから見てもクリフだわ、、あたり前だ!(笑)



ドライフラワー化してる菊の残骸を見ながら湖畔まで下りてきて、
次の飯盛山へと向かう。

ここからはチョイ長めの地べた歩き。

でもながめ良し

全長570mもある堰堤からは、さっきのクリフの全容が見え、
う〜ん なかなかなもんだぜー、(笑)



堰堤を越え右折、飯盛山の取りつきへ
ここも道標があって助かったけど、ちょっと藪っぽいな。

踏み跡辿れば尾根に出て、、それ以降、鉄塔を目印にひたすら登る。
振り向けば眼下に平荘湖

この景色に再会したら、グ〜とお腹も鳴ってきた。
正午のサイレンも、けたたましいし。(笑)



湖畔や反対の変電所の方から上がってきてる道もあって、枝道だらけ
それだけ地元の人に愛されてるんだ。


反射板の手前の岩場で一息入れて、相ノ山、中コース分岐を過ごし
ラスト、飯盛山まで一気に登りきった。
12時半。



山頂は展望が利かんので、ちょっと返して展望の岩場でお昼にする。
やけに暑いと思ったら、いつの間にか、まっ晴れ。

ポカポカした岩盤浴、最後はコーヒーで〆て、さぁ最後の岩盤
ガンバんべー! (^O^)/


さっきの相ノ山分岐を右に折れ
相ノ山まで一気に下る

岩盤にも慣れたのか、朝ほどの恐怖はない。(^^ゞ



相ノ山から先も岩盤下りがずっと続く。

真正面に黒岩山を見ながら、
長い長い岩盤を、どんどんどんどん下っていくと、ついに岩盤が終了し、ついでに道も無くなった。(>_<)
あらら。

すぐ上が鉄塔なので巡視路を探そう、、あ、ありましたわ。

思わぬとこから車道に飛び出て、そのすぐそばが駐車場。
これにて平荘湖一周の完結、、パチパチ



でもまだ14時だし

できたらもう一座、良いかなぁ、、モミモミ
いいよ、ボクは登らんけど。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


加古川北インターへの43号線を北上し、
志方東小東の交差点を右折。
バス道を進んで城山登山口BSを左に折れて山へと向かうと、城山の駐車場に行き当たる。

城山は「中道子山」とも呼ばれ、
16世紀頃の豪族、赤松氏の居城だったという。
その城跡めぐり。

周回一時間くらいかな。
ほな、行ってきま〜す (^O^)/


車止があるけれど、よく整備されたアスファルト道で、、ずっとアスファルトも辛いので、
強引に右に折れて笹薮を登り、ドンピシャで旧道登山口に飛び出した。



岩壁に毘沙門天が祀ってあって、その上が毘沙門岩。

直、この岩壁を登るのは畏れ多いと、右から巻いて
先端に突き出てる毘沙門岩に這い上がったら、おぉ、朝の飯盛山、高御位山も俯瞰できる。
最高!

コワいんですけど、、(笑)



傍らには 「小毘沙門岩」 の表示もあって、ちょっとそっちに行ってみる。
ロープや鎖が仰々しくて、積もった落葉の滑ること!

最後にはザックを降ろし這い上がって、うーん、眺めは?
ま、こんなもんか。(笑)



小毘沙門さんには落石防止のロープが巻きつけてある。

毘沙門岩に戻って、旧道を15分ほど登ると新道と出合い、ここからが城跡エリア。
階段道を上がって反射板のところが二の丸



三の丸へと通じる辺りは
石塔、弘法大師像、不動明王像、四国八十八箇所等のいっぱい並ぶ石仏モニュメント会場。
時間も押してるので、すんなり本丸を目指す。



本丸はだだっ広い原っぱで、正面に赤松氏の居城を示す立派な石碑
傍らに三角点。



広場をぐるりと一周して、景色を適当に楽しんだら下山。
そう、急がねば!

権現池  平荘湖 


旧道分岐まで下って 「展望地」 とある方へチラッと寄ってみたら
おぉ、マジ、展望地や!

なるほど、ここからの眺めが最高かな。(笑)



その傍らに伸びてる踏跡を、ガンガン下れば鞍部に達し、新道出合

そしてすぐ先から、例のアスファルト道になった。

しかも迂回してるし、旧道よりもだいぶ遠回りのような?
おかげでちょっとタイムオーバー

まぁ、高々、20分程度やけどさ。(^^ゞ



うららかな岩盤浴日和でありました。(^^)/