以前、しろくまさんから聞いていた、平荘湖周辺の探検に繰り出した。
7時過ぎに家を出て、中国道〜山陽道と乗り継ぎ、SAで朝食休憩を挟みつつ
9時には目的地周辺。
やっぱ、加古川は近いよね〜
駐車場はウエルネスパークにもあるけれど、
登山に便利なのは平荘湖畔なので、そっちに停めさせていただく。
湖岸の周回路には、早朝ランや散歩を楽しむ人がパラパラおられ、
山姿は私らだけのような?(笑)
周回路をウエルネスパークの方に進んでいくと湖面に鴨がいっぱい!
傍に行ったら餌をねだって寄ってくる、、
カモ〜ん、なんちゃって。(^^ゞ
そんなことやってる場合かい!
そうでした、
と、ウエルネスパークの手前の表示に従い、まずは黒岩山を目指す。
すぐに鉄塔、そのままどんどん登っていくと
みるみる展望が広がって、俄かホクホク顔、、ふと、左手の播州平野の向こうには、
神々しい山のシルエット
もしやあれは、高御位?
高御位山を神々しいと思ったのはこれが初めて、かも。(笑)
眼下には眩しい平荘湖、
15分足らずで黒岩山山頂に、あっけなく着いてしまった。
西方には高御位、北には志方城山もよく見えて、
時間が余れば登りたいなぁ。
一息ついて
播州平野に向かって伸びる送電線に沿って下山。
せっかく登ったのに、ちょっともったいない気もするが、
今日はこういう事の繰り返しだから。(笑)
その岩盤を下り始めて間もなく、それがめっちゃスゴイ傾斜だと気づき
呆然!(+o+)
しかも傾斜は一向に緩むことなく、むしろどんどん険しくなっていくようで、
まさに、見下ろす景色がほぼ真下。
\(@_@)/
こっちかた登れば良かったの?
ビビりながらもこのゾクゾクするような高度感、、ス・テ・キー! 変態?(笑)
振り向くとミツはちょっとでも緩い方へと回避してるが、どの道、大差ない、と思う
むしろ真っ向から勝負した方が潔い?(笑)
高々15分ほどを、ぐっしょり汗などかきまして、もうほぼ地べたってとこまで岩盤オンパレードを伝って、
ついに鞍部、、毘沙門様への分岐に達した。
やれやれ。
ミツが来るまで、神吉山の方へチラッと偵察にいっておく。
どうやらこの一帯は、6.7世紀の古墳群で、あっちこっちに「神吉山古墳」の立看板。
5分ほどで行者山に着き、デンして戻る。
ミツと一緒に、毘沙門様への階段を何食わぬ顔でタンタンと下って湖畔に出た。
めでたく、一座完了。(^^)v
いやぁ〜それにしてもあの岩盤にはビビったぁ。(^^ゞ
平荘湖の向こうには今日、最後に登る飯盛山の岩盤が手招きして呼んでるの?
まさか、今日一日、岩盤だらけか、、ふっと恐怖心もよぎるけど、
ま、その時はその時や!
(^◇^)(゜_゜;
車道を渡って周回路を進む。
右のこんもり山にも踏み跡があるが、さっきの岩盤のショックが未だ冷めやらんので
パスや!
第三堰堤のアスファルトを、次の升田山へと向かっていたら
「どこ行くんや?」
散歩中のオジサンに呼び止められた。
どこって、湖の周回だけど、、
(この山姿で湖を周回するとは思えんが、笑)
升田山ならやめておけ、昔、行ったが、もの凄いヤブで迷いまくった。
枝道も多い、マジで藪山やで。
ありがとう、でも、今日はこの山に登るつもりで来たんだし、、ほんまか、(^^ゞ
丁重にお礼を述べて、踵を返して斜面に取りつく。
振り向けば、ミツも頑張って追従してくる、、あは。
だって、はぐれるとヤバいし。
升田山も、さっきの神吉山に勝るとも劣らぬ古墳群で、あちこち古墳だらけ。
でも盗掘に遭って、何も残ってないと記してある。
古墳群は、まさに藪の中でして、枝道の度にハタと足が停まるけど、
努めて尾根芯を、湖を見ながら進めばダイジョウブちゃうか? そうそう迷いそうにないような気も?
それはアンタが藪に慣れてるから!だって? (笑)
古墳群をしばらく進むとやがて岩盤エリアになって、それを登りきったら
正面に、採石場のクリフが見えた。
おぉ!
ワクワクするような岩壁だぜ。
かたや、右手には加古川が優雅に横たわっている。
まぁ、風景は100%、都会ですけれど。
一旦下って登り返せば升田山。
ここは展望抜群!
湖対岸の飯盛山、黒岩山、
越えてきた古墳群、、その向こうの高御位山などもよく見える。
お昼にはまだ少し早いので、湖に向かって岩盤を下り、、、いうても
さっきみたいな恐怖岩ではなくて穏やか。
そして、ここからがお楽しみ♪(^^)/
岩盤を下りきったところに、さっき見ていた断崖絶壁。
そう、あのクリフが、眼前に立ちはだかってデンと構える。
傍で見ると ど迫力!
スゲー!
\(@_@)/
あっちこっちクリフの激写に燃えてたら
ミツはなんと、スタコラ渡って行ってしまった、、お〜いおい!
ちゃんと見せ場を作ってよ!
あっちに叫んで何気に覗く
お〜コワ〜 (。。;
人のことより自分の心配!
↓
クリフを周りこむように下って、正面から再度見上げる、、あんたも好きねぇ〜
う〜ん。
どっから見てもクリフだわ、、あたり前だ!(笑)
ドライフラワー化してる菊の残骸を見ながら湖畔まで下りてきて、
次の飯盛山へと向かう。
ここからはチョイ
長めの地べた歩き。
↓
でも
ながめ良し
全長570mもある堰堤からは、さっきのクリフの全容が見え、
う〜ん なかなかなもんだぜー、(笑)
堰堤を越え右折、飯盛山の取りつきへ
ここも道標があって助かったけど、ちょっと藪っぽいな。
踏み跡辿れば尾根に出て、、それ以降、鉄塔を目印にひたすら登る。
振り向けば眼下に平荘湖
この景色に再会したら、グ〜とお腹も鳴ってきた。
正午のサイレンも、けたたましいし。(笑)
湖畔や反対の変電所の方から上がってきてる道もあって、枝道だらけ
それだけ地元の人に愛されてるんだ。
反射板の手前の岩場で一息入れて、相ノ山、中コース分岐を過ごし
ラスト、飯盛山まで一気に登りきった。
12時半。
山頂は展望が利かんので、ちょっと返して展望の岩場でお昼にする。
やけに暑いと思ったら、いつの間にか、まっ晴れ。
ポカポカした岩盤浴、最後はコーヒーで〆て、さぁ最後の岩盤
ガンバんべー! (^O^)/
さっきの相ノ山分岐を右に折れ
相ノ山まで一気に下る
岩盤にも慣れたのか、朝ほどの恐怖はない。(^^ゞ
相ノ山から先も岩盤下りがずっと続く。
真正面に黒岩山を見ながら、
長い長い岩盤を、どんどんどんどん下っていくと、ついに岩盤が終了し、ついでに道も無くなった。(>_<)
あらら。
すぐ上が鉄塔なので巡視路を探そう、、あ、ありましたわ。
思わぬとこから車道に飛び出て、そのすぐそばが駐車場。
これにて平荘湖一周の完結、、
パチパチ。
でもまだ14時だし
できたらもう一座、良いかなぁ、、モミモミ
いいよ、ボクは登らんけど。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
加古川北インターへの43号線を北上し、
志方東小東の交差点を右折。
バス道を進んで城山登山口BSを左に折れて山へと向かうと、城山の駐車場に行き当たる。
城山は「中道子山」とも呼ばれ、
16世紀頃の豪族、赤松氏の居城だったという。
その城跡めぐり。
周回一時間くらいかな。
ほな、行ってきま〜す (^O^)/
車止があるけれど、よく整備されたアスファルト道で、、ずっとアスファルトも辛いので、
強引に右に折れて笹薮を登り、ドンピシャで旧道登山口に飛び出した。
岩壁に毘沙門天が祀ってあって、その上が毘沙門岩。
直、この岩壁を登るのは畏れ多いと、右から巻いて
先端に突き出てる毘沙門岩に這い上がったら、おぉ、朝の飯盛山、高御位山も俯瞰できる。
最高!
コワいんですけど、、(笑)
傍らには 「小毘沙門岩」 の表示もあって、ちょっとそっちに行ってみる。
ロープや鎖が仰々しくて、積もった落葉の滑ること!
最後にはザックを降ろし這い上がって、うーん、眺めは?
ま、こんなもんか。(笑)
小毘沙門さんには落石防止のロープが巻きつけてある。
毘沙門岩に戻って、旧道を15分ほど登ると新道と出合い、ここからが城跡エリア。
階段道を上がって反射板のところが二の丸
三の丸へと通じる辺りは
石塔、弘法大師像、不動明王像、四国八十八箇所等のいっぱい並ぶ石仏モニュメント会場。
時間も押してるので、すんなり本丸を目指す。
本丸はだだっ広い原っぱで、正面に赤松氏の居城を示す立派な石碑
傍らに三角点。
広場をぐるりと一周して、景色を適当に楽しんだら下山。
そう、急がねば!
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権現池 |
平荘湖 |
旧道分岐まで下って 「展望地」 とある方へチラッと寄ってみたら
おぉ、マジ、展望地や!
なるほど、ここからの眺めが最高かな。(笑)
その傍らに伸びてる踏跡を、ガンガン下れば鞍部に達し、新道出合
そしてすぐ先から、例のアスファルト道になった。
しかも迂回してるし、旧道よりもだいぶ遠回りのような?
おかげでちょっとタイムオーバー
まぁ、高々、20分程度やけどさ。(^^ゞ
うららかな岩盤浴日和でありました。(^^)/