今冬最初の雪山は、明神平〜桧塚奥峰になった。
しかし、第一級の寒波襲来!
登山より何よりも、まずあの大又林道を上がりきれるかと、、それが心配、、でも
そこはMちゃんにお任せし、私はいつものように、ノ〜ノ〜。(^^ゞ
途中、トンネル内凍結迂回のハプニングもあったけど、大宇陀まわりで、
無事、大又林道にたどり着き
でも林道は随所で凍結、、ここは最徐行で上っていただく、
着きましたぁ〜 ご苦労様!
8時40分。
これでもう、最大の難所を越えたようなもんやね。(って、アンタ何もしてないが?)
さすがに今日は車の数も少ないと感じつつも、恐る恐る車外に出て、あれ? 意外と寒くないわ、
暖房車でしっかり温もってきたオカゲ。m(__)m
でも、ぐずぐずしてると冷えてくる、急いでスパッツ付けて、
そのうちアイゼンも着けなきゃね。
と話していたら、目の前のアスファルトから、もうカッキンコッキンで、5分と経たぬ間に装着。
それでも、しっかり怖いんですけど、、(^_^;
↓
岩壁にしみ出た水が、ことごとく凍ってて、、こっちまで凍りつきそう。(笑)
ふと正面の山肌が白い。
霧氷だ、ヽ(^o^)丿
ヤッタネ!
何としても、渡渉を乗りきり、あの霧氷さんにありつかねば!
勇気 100% (^O^)/
登山口のゲートを抜け
道崩落で、全面氷の凸凹を、おっかなびっくり通過して、
40分ほどで最初の渡渉点。
ちょうど、先行者がおられ、見よう見まねでそれに続く。
私はこの渡渉が一番難儀! と思ってるけど、幸い今日は水量が少ない、
ラッキー!
ま、この調子で頑張んなはれ。(笑)
ここから渡渉が連続するが、ロープもあるし、それが弛んでてあまり頼りにならんけど、(笑)
アイゼンも頑張ってくれてる、どうにかなりそう。
気を抜くとヤバいんですが、、
どっちやねん!
やがて正面に、明神滝が見えてきた。
豪快な水音がしてるが、さすがに周辺の岩場は凍ってます。
だからもう滝は、ここから見るので十分です、(^^ゞ
あ、そうか、、滝の展望地は、この先の登山道にあったんだ、と思い出した、ヨカッタです〜(笑)
その滝見地から、
滝を越えてからは渡渉から解放されるけど、もう一ヶ所、崩落している難所がある。
でも、ここもロープ完備で、慎重に渡れば問題なさそう、
雪が全てを覆い隠してるので、岩肌がむき出しになった時より気分的には楽チンだ。(笑)
ここからはジグザグに明神平まで高度を上げていく。
この辺りから霧氷が束になってきて
さぁ、いよいよ、どっちを向いても霧氷のトンネルだぜぇ、(^O^)/
水場を過ごし、繊細な霧氷と、広がっていく景色とのコラボを楽しみ、、
もう少し、光があれば、、などと贅沢は言えない。
薊岳、あぁ、なんと美形なのかぁ、
明神滝から1時間ほどで、あしび山荘にたどり着いた。
明神平10時50分
記憶の中に焼きついた、モノトーンの光景、
でも今日は、予想を超えている。
前回Mちゃんと、ここに来たのは無雪期だったが、
明神平に着くや否や、もの凄い暴風に吹き飛ばされて、山荘の陰で震えながらご飯を食べて
すっ飛んで下山した。
あの時に比べたら、今日はなんて穏やかなんでしょ。
東屋で寛ぐ人もいる
モノトーンだって寒くない、だから、ずっとここに居ても平気。(笑)
でも今日は、桧塚奥峰まで行く予定、、なので、休憩なしですぐ、三塚へ向かう。
たまに雪の吹き溜まりに足を取られて、
ちょっとくらい陽が射しても良さそうなもんだ、と、よろめきながら念じてる。
霧氷のオブジェを楽しみながら、
右手前方に前山が見え、そろそろ三塚、、という時点で、俄かに太陽が顔を覗かせ
うわぁ〜 \(-o-)/
なんだ、この眩しさは!
急いでグラサン、、それも要るけど、カメラやカメラ!
言うている間にまた曇る。(笑)
でもきっとあの青空が、またこっちに向かってやってくる! (^O^)/ (笑)
三塚から左の尾根へ、尾根伝いに明神岳を目指す。
霧氷の間に南台高山脈が覗き
もう、この場限りの展望かもしれず、思わず足を止めてうっとり見惚れて、
Mちゃんは時間を気にして、どんどん先へ行く。
ごめ〜ん、今行くぅ〜 (^^ゞ
明神岳のちょっと手前で、もう、戻って来られる人に会った。
早いなぁ、、どこまで行かれたのか?
明神岳までヒイヒイ登って、11時25分。
ここからは左斜面への激下り。
わ〜 楽し〜〜い ヽ(^o^)丿
Mちゃんが、雪を蹴散らしどんどん下る。
あはは、絵になる!
そこへパッと陽が射しかけて
わぁ〜
もう私、ここで終わってもいい。(笑)
判官平を過ごし、P1394へは上がらずに巻いて、
後はもう、右手正面に覗いてる桧塚奥峰まで登りきればいいだけ。
頑張ろう!
ここに来て、壺足のトレイスが忽然と消えてしまって、鞍部の吹き溜まりでゴボゴボごぼる。
歩きにく〜い。
それにつけても空の藍さよ。(笑)
ようよう疎林の尾根までこぎ着け、オブジェと化した木々の霧氷に惚れながら
ラストの斜面
雪が強風に飛ばされて、ほとんど地肌が見えている。
今日はまだ風が弱くて助かった。
喘ぎながら奥峰到着、12時25分。
2,3人が寛いでおられるだけで、当然だけど桧塚へのトレイスはない。
私らもここをゴールと定め、風を凌いでお昼にする。
ダイヤモンドダストが、ミニラーメンの中に飛び込んでくる。
見上げればキラキラが無数に飛び交い、いやぁ、めっちゃ綺麗やんかなぁ。
食べてる間にも、ガスが流れて景色が見え隠れ、、あれを撮らなきゃ!
ゆっくり食事もままならない。(笑)
団体さんが上がって来はって、山頂で景色に見入ってはるので
ツーショットをお願いし
彼らに山頂を譲って早々に発つ。
まだ帰路も長いから。
午後からさらに良い天気になったけど、その分、さっきの霧氷はもうほとんど落ちてしまって
枯木がむき出し。
さっきの人たちが掘り返してくれたトレイスの束、、それを辿ってガンガン戻る。
明神岳は巻こうよね。(^^ゞ
明神平に14時
薊岳に挨拶し、15時には下山できるかなぁ、とそのまま下り道へ。
明神滝の氷も解けて、滝が太ったみたいだとMちゃん。(笑)
やがて、雪がちらつきだして、その雪と戯れながら
まだ数台残ってる、駐車地に15時15分
無事下山。
この分だと、林道も凍ったままだろうから、とりあえず林道を下りてしまってから休憩しましょう。
うん、ありがとう。
この日は、ジオンさん、阿繍さん、和たんも、明神平に来られてたみたいと後で知る、
でも、完全、すれ違いだったようで、残念!
またお会いしましょう。(^_^)/~