今日は、寒波の中休み♪
久々に暖かく天気も良いので、昔行ったキネヅカで?天和山のリベンジだぜと、Mちゃんと、、(^O^)/
いつものように橿原で拾ってもらって、一路、登山口の和田発電所へ
天の川流域にさしかかると、景色は未だ一昨年の豪雨の痕を残したままで、あっちこっち地すべり状態、
それの修復やらで、あたり騒然。
あの時の被害は相当だったのだと振り返りつつ、まさかそれが我が身に降りかかろうとは、、(^_^;
前回、駐車した神社前の空地には柵が施されてて仕方なく、傍の路肩に停めまして、
前回同様、和田発電所の橋を渡り、右のモノレールに沿って登り始める。
かなりの急勾配だけど、それはすでに了解済み。
鉄塔34、33、32と、巡視路を忠実に高みへと登っていきながら、
次第に広がる展望に、何度も足を止めている。
鉄塔32まで登れば、象徴的な唐笠山が視界に飛び込み、ハッと気づいて、
あれはいい、めっちゃハンサム! (^O^)/
その先の植林で、尾根への矢印、それに従い、次の鉄塔31へと登る。
喘ぎ喘ぎ登っていたら、この私でさえ暑くなってきて、一枚剥ぎ、二枚剥ぎ、、
まさか、こんなに気温が上がろうとはねぇ、、
たぶん霧氷はダメだろう。
とその時、Mちゃんが、あっちほら、尾根が白いと指をさす。
ほんまや、急ごう!
ここでまた、ドッと汗をかく、、、予想外の展開ですわ。(笑)
鉄塔31を過ごし、そのまま尾根芯を行く手もあるが、あまりにキツそうなので、トラバース気味に周りこみ
でも、最後はやっぱり尾根道になって
それを忠実に登りきれば、ピーク1183にたどり着く。
あ〜着いた、やっぱりこの山、しんどいわ。
ふと、可愛い霧氷が桧の葉っぱに付いていて、それに飛びつき大喜び!ヽ(^o^)丿
けど、ここから先はもうずっと霧氷トンネルだった、、(笑)
雪がなくて暖かで、日差しがあって霧氷もあって、
こんなことはめったにないと
二人、興奮しまくりで、あっちこっちとよろめいては輝く霧氷に酔っている。(笑)
こんなに暖かいと、いつ霧氷が落ちてしまうか知れず、
夢中で霧氷と戯れる。
もうここで帰ってもいいとさえ、私は思ってる。(^^ゞ
霧氷に浮かれ、最後の坂を登りきったら天和山。
まずは展望、笹原まで下りて楽しもう。
目くるめく快晴の空の下
弥山、八経、稲村、七面山と、大峰の名だたる峰がずらりと並ぶ、、感無量!
前回はガスまみれで断念したけど
今日こそは栃尾山までゼッタイ行くぞ、って、意気揚々!(^O^)/
天和山の方に戻りかけてふと、山上に鉄板二枚!
下辻山だと気づく。
どこから見てもひょうきんな山だと二人大笑い。
いくらバカ声上げても、誰にも聞こえない、貸切っていいよね〜、(笑)
天和山の山頂までは戻らず、右にトラバースして尾根に乗り、そこから縦走路に入る。
しょっぱなは激下り。
足元注意で下っていくとやがて、踏み跡もくっきりしてきて
植林と雑木のボーダー沿いにアップダウン。
寛いでる間に、もうほとんど霧氷は落ちてしまったようだけど
木々の間にさっきの展望、振り向けば天和山。
あ〜ホントに良い天気♪
稲村がカッコいい!
いつの間にやらブナ林になり
それを登って、右下に紅白鉄塔が見えてくればP1287
ここが本日の最高点。
見晴らしは良くないけど、ちょうど昼時、ここでご飯にする。
食べ終わっても誰も来ない、今日はそういう日なんだね。
次の鉄塔まで進むと、天狗倉方面の稜線が見えてくる。
その背後にうっすら霞むのは金剛山か?
やがて、朽ちた獣除けフェンスに沿うようになり
足を引っ掛けないよう注意しながら、軽快な足取りのMちゃん。(笑)
それを必死で追っかけて
でも展望も凄いので、ほら唐笠山!
こっち金剛山、後ろはP1287と天和山!と、何度も足を引っぱってます。(^^ゞ
大展望の笹原を満喫しながら、栃尾山にたどり着く。
ここは記念撮影だけして、次のピークに向かう途中でも、まだ展望にキョロキョロしまくり。
気分は最高!
ピークを越えて下りだすと雪の吹き溜まりになって
踏み跡うっすら、、、でもフェンスに沿えば登山道に出合うはずだから、
ここは滑らないよう慎重に。
やがて弥山と坪内の分岐と出合い、そのすぐ先が鉄塔広場。
今日は、この辺りから谷へ下るつもりなので
展望に名残を惜しんで(^_^)/~
植林帯を激下れば作業道に出合うはず、、
その作業道らしき所に一応は出たものの、すぐに倒木、茂みに阻まれ、何度もロスト。(>_<)
この作業道、もう使われてないんでは?
勇敢なMちゃん頼りにとにかく下って、ガンガン下って、やがて沢音が聞こえ、
眼下に雪道が見えた。
やがて梯子やら木の橋やら、、ネットで見かけた人工物。
所々雪に覆われ、これは滑りそう、、この橋も危ないと
一個一個見定めながら慎重に、、、
そしてついに林道終点
出ましたな!
ここからは桑野谷林道を辿る。
さっき見た雪道はどこだったんだろうと、気になりながら、
歩き出してすぐ、雪道がカッキンコッキンに凍っているところにさしかかり
おっかなびっくり。
ここで転ぶと笑うよね〜(笑)
楽勝のはずの林道だったが途中から倒木、土石流のエリアになってきて
それを逐一、くぐりぬけ
これも、かの豪雨災害の爪痕か、だから作業道も廃道化してたんかぁ、、
と、その時、あぁぁ、、橋がない! \(@o@)/
橋が流され道がプツンとブチ切れている。
あららぁ、、
どうしよう、、たって、これを越えなきゃ帰れんのだし、あっちこっち下りれそうなとこを探しまくって
ここぞと見定め激下る。
やっぱザイルって要るんだねぇ、とか呟きながら、、
危険個所はまだまだ続き、そのつど川に下りて渡渉、、というのを強いられたけど
ここが我慢のしどころで
やがて、雪道に車のわだちを見るようになり、
ってことは車が来れてる?
簡易浄水場の現れて、、ここまで来れば、もう大丈夫かと、
眼前に看板
その看板、裏に回れば 「通行止 天川村」
知ってますって!
それを最初に出してよね〜、(^◇^;
まぁ、人生、楽ありゃ苦もあるさ〜♪
やっぱ天和山って、最高やね!
意外と相性いいかもよ、
ヤケっぱちー?(笑)