【座佐の高】

標高429m

月17日(日) 薄曇り

しろくまさん ・ Mちゃん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 座佐の高 


新桑竈830−唐人殺し峠940−座佐の高1020−昼−三角点1245−座佐浜1323〜1355
タマゴ浜1453〜1500−新桑竈1530


尼を6時前に出て、新名神〜伊勢道〜紀勢道と
順調に走っていただき、8時待ち合わの紀勢大内山インターに7時45分。
素晴らし〜い、拍手!!

ここまでずっと雪だったけど、Mちゃんは無事だろうか、、と、思う間もなく待ち合わせのコンビニに着き

え〜〜〜〜!
7時に着いたんだって、いったい何時に出てきたん?(笑)


「ロッジさらくわ」に移動して、
奥の空地に停めさせていただき、新桑竈の民家の間をしばらく進むと左に橋
それを渡って空地を進み、石垣の間から林道に入る。



林道はやがて新桑川に沿うようになり、テープに従い右折して、そのまま進むと
左手に、新桑竈不動滝が見えてくる。

不動とは、、幾分名前マケ? ってな感じだが、
ま、それは、よくある話。(笑)


沢から離れると急登になるが、それも次第に緩んできて、
峠に着いたら休憩しようと思ってるのに、これがなかなか着きません。(涙;



等高線を見ると、めちゃ詰んでる、なるほど、それだけジグザグ幅がデカいのね。(涙;笑)

そういえば、姫越の登りもキツかった、、と、3年前を快走、いや、回想しながら
右手にその姫越山の稜線が見えてくれば唐人殺し峠。



「唐人殺し」を証明する?表示はないけど、代わりに中電の物々しい看板。
そうそう、これだと思い出す。

しかし、疲れたねぇ、、
みんな、この寒空に顔が熱って真っ赤っか。


では、そこらで休憩しましょう、と、しろくまさんからみかんの差し入れ、えっ!2つも、
まぁ、重かったでしょう、感激やで!
残りは持っててほしかったけど



眼下、芦浜の三日月型した芦浜池を覗き込み、過去の記憶を呼び覚ます。
今回は左折して「座佐の高」へ。



穏やかだった登りが、いつの間にやらヒイヒイ登り、
さっきのみかんで胃が起きたのか、無性にお腹も空いてきて、(^^ゞ

ふと道端には雪が残り、姫越山で雪なんて、珍しいよね、とか話していたら背後には
大台の白い峰が覗いてる。



20分くらいで「座佐の高」

右手がスパッと切り開かれて、眼下に入り江、その向こうには果てしない大海原。
志摩半島も霞んでる。



ゲッ、いつの間にこんな展望が!
以前は藪ピークだったのにと、しろくまさんが一番、驚いている。(笑)


標高429m 本日の最高峰。
ちょっとでも遠くを見ようと、傍の切り株に登って、どうやぁ、、見えるかぁ、、
無駄な抵抗だけど、(笑)



今日は予報に反して薄曇り、
もう少し晴れてくれたら、海がもっと青いのに、残念。

でもそうなるとキツ過ぎる紫外線で、オメメがショボショボ、
今日の天気は有り難い。(^^ゞ

おにぎりやパンで一息入れて、これから始まる大レースに備えよう。(笑)




「座佐の高」から、しょっぱなが激下り

それを一気に駆け下りる。
それがまた、半端じゃない激々下りで、ウバメガシの落葉がツルツルだし、もう滑る滑る!
握った枝はポキポキ折れるわ、予想以上に難攻してます。(笑)



このまま絶壁までガンガンに下るのかと思いきや、逆に意外と辛い登り返しがあったり、、

たまに右手眼下に三日月、芦浜とか、白い大台がパッと覗いたりして
そういう意味でも気が抜けない。(笑)



芦浜への分岐をいくつか見送り、P323を越えると、いよいよ右手に断崖絶壁が見えてきた。

でも大概はウバメガシ越しに覗く程度
全然、怖くない。(笑)

崖っぷちをガーンと覗くためには、この強靭なウバメガシを掻い潜り、

あ〜、危ないですよ、もう、早まらないで!
真っ青な白くまさん。
スマン!(^^ゞ



この辺りの枝は潮風にさらされ、脆くなってたり立ち枯れしてたり
足場もザレてて滑落しやすい。
くれぐれも命を大切に!


下るにつれて潮騒の音が高くなり、目隠しだったウバメガシも次第に消えてきて
そうだよ、わざわざ木を潜らなくても、ちゃんと絶壁になってきた。(笑)


見下ろせば海、、まっさかさまの海である。
\(@o@)/

時折、釣舟やボートが白い波を立てて行き交い、岩礁には釣人の影。

Mちゃんと、こういうとこで愛を叫ぼうと決めていた、けど?
もしか、下の人にマル聞こえ?(笑)



左手には紀伊長島、海山町、熊野灘の多島美、尾鷲もうっすら見えてる。

この、果てしない海、
煙突も街もない、ただただ眼前に広がる海が、何よりのご馳走に思えてくる。



展望のいい絶壁で、海を見ながら昼にする。
風もなく穏やかでもう最高!

食後のデザートに、手作りチョコをご披露したら、なんとMちゃんのと同じフレークチョコ。
驚き!(笑)



それから、P143の三角点までザレた急登を登りきり、まだまだ続く絶壁にアタフタしながら
時間を忘れてわぁわぁと、
いつの間にやらテープを見落とし、かなり下まで来てしまっておりました。(汗;

あは〜ん、登り返しや〜。(^◇^)ゞ



分岐まで戻って右に折れると、トタンに藪っぽくなるけれど、テープがヒラヒラ、さほど迷うようなこともなく
13時20分、無事、座佐浜まで下りてきた。
はて、どこを渡渉する?

確か、渡渉点があると聞いていた、そのためわざわざ干潮時を選んだのだけど
座佐池から海に通じる水路が今や、ただの砂利河原になっている。(笑)
これも想定外(らしい)。



しろくまさんが、牡蠣を見つけた、凄い!




座佐池周辺で、しばし遊ぶ。
さすが南国、対岸にちょっとヤシっぽい植物が生えてたり、あれはシュロかな?



浜辺に戻るとカヌー教室の皆さんが、ワイワイと今や出航ってところ。

昨日からお泊りで来てるって、
昨日は山、今日は海と、盛り沢山なスケジュール、、いいなぁ、、(*^_^*)



座佐浜はしのペットボトル印から、山道に入ると鬱蒼とした林になって
「南海てくてく会」の赤看板を、ようやくここで見る。

以前はもっとあったはず。
危険を伴う絶壁コースなので、わざと外してあるのかも?




ここから次のタマゴ浜まではまた、ひと山越えねばならず、
標高差200m余、これがまた、しんどい。

座佐浜とタマゴ浜を結ぶトンネルを、誰か掘ってくれんかなぁ、(笑)

秋に行った国見の砕石場跡 


やっと登りきって、座佐の高の分岐に出て、少し下った見晴らしスポットで小休止。



Mちゃんからハート型のグミキャンディ
甘酸っぱいのがお口に広がる、うめぇ〜 戴きながら何気に木にぶら下がってるプラスチックの箱を開け、、

うわぁ!
\(@o@)/

またまたここで、腰抜かす。
画像にマウスを



ほんと、刺激満載なとこですよね。(笑)

最後のタマゴ浜ってどんなん?

ここにも大いなる期待を寄せて下ったんだけど
あれ、なにこれ?



だってここで生計立ててはるんですもん、、あぁ、牡蠣がいっぱい落ちている、
はぁ〜牡蠣って落ちてるもんなんだ。(笑)



タマゴ浜からもやっぱりひとつ峠越えして、新桑竈の駐車地の前にやっと出てきた
やれやれ着いたか。
あれ〜、水が流れてる、渡渉じゃん。

ええ、これは用水路なんで、潮の干満に関係なく年中流れてるんだって。
あら、そうなんだ、

納得してる間に、もうお二人はとっとと渡ってしまってて、
待ってぇ〜 (^O^)/



ザブザブ、(笑)