【青葉山】

標高693m

月1日(月) 晴れ

チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 青葉山 

松尾寺駅1115−松尾寺1215−西峰1350(昼)1400
東峰1420−東屋展望台1445−中山寺1535−青郷駅1610


青春キップで、ひとり気ままな旅に出る。

良いお天気だし、まぁ、のんびりと行きますか
と、ばかりも言ってられない。

近くて遠い青葉山
一番列車に乗ったとしても、最寄の松尾寺駅に着くのが11時過ぎ、山頂には13時をゆうにまわる、
そこから縦走して、ゴールの青郷駅まで。

下手をすれば最終電車に間に合わないかも、、ムムム
急がねば!

焦る気持ちとは裏腹に、野の花があっちこっちで呼んでいて、つい、ふらふらと、、(^^ゞ




前回来たのは4年も前だけど、不思議と花のことは覚えてて
その時と今を比べながら、花の栄枯盛衰を思いやる。




参道という名の車道を歩いて松尾寺まで、
松尾寺は西国三十三所二十九番札所、背後の青葉山を知らなくても、松尾寺を知っている人は多いとか。

駅から1時間ほどで来れたので、休憩なしに、そのまま境内裏の竹藪へと入る。
ここからが登山道。



薄暗い溝道にスミレの花が咲き競っている、、
ちょっとビックリ。

だって、前回も同じ時期だったのに、こんなに花とか咲いてなかった。
今年は季節の進行が速いんだ。



竹林が植林に変わり、今寺分岐を過ぎると間もなく、雑木林のジグザグ道、
日当たりがよくなって、気分もウキウキ。

 


下山してくる人と出会っては、今ごろ登っているのは私だけかと苦笑する。


木々の間に、春色の麓が霞んで見えて、
長い梯子が現れたが、それを越えても、まだまだ急登は続いていく。



祠の広場や二度目の今寺分岐を過ごし
喘ぎ喘ぎ登っていって、ようよう西峰にたどり着いた、14時前。

もう、お腹ペコペコだ。(笑)



でも食事の前に、裏の岩場によじ登り、あの景色を見なくては!

岩場からの光景

眼下に広がる、リアス式海岸の内浦湾。
記憶の中の景色と同じ

でも、今日の海が今までの中で、最も青いように思える。
それを独り占めしている私、

まぁ、なんと贅沢な、、(^^ゞ



ずっとここに居たい気持ちをグッと呑み込み、大急ぎでお昼を食べて、そそくさと出発。



東峰への稜線は、随所で鎖や梯子の難所になっていて
前回は雪があったので、かなりもたついた気がするが、今日はもう、ほとんど雪がなく
露岩がむき出し、、それはそれでリアルだが。

左手、木々の間に間に、内浦湾の景色が覗いてる。



足元注意で、景色に見惚れる余裕ないけど、梯子を上がって、岩場を伝って、
時々、眼下を覗き込んでは、
早春の稜線を、必死のパッチで駆け抜ける。



ダッシュで歩いたので、東峰まで20分で来れちゃって、ヽ(^o^)丿
でも、油断禁物、

ここも早々に出発せねば、あぁ、せっかくの独り占めなのに、(笑)。



後はもう、丸太階段をガンガン下って、どんどん高度を下げていく
間違えたって、こっちから登るのはイヤだと思う。(笑)


ちょっとだけよと呟きながら、展望岩にチラッと寄り道、越えてきた西峰を仰ぎ見て
眼下の眺めを一瞥、

お〜コワ!(。。;



45分ほどで、金毘羅大権現の祠、そのすぐ先が東屋のある展望台。

眼前には若狭湾が広がって、三方五湖の方まで見えているのか?
こう見ると福井県も広い。(笑)



5分も居ないでその場を離れ、まだまだ続く階段をガンガン下って

雑木がいよいよ植林帯になり、
さらに下ると高野分岐、、以前、そっちのコースは通行止めになっていた。
それを見送り中山寺まで下りきる。


中山寺
736年、神武天皇の勅願で、泰澄が建てたと記してある。


中山寺から先は車道歩き。
途中の分岐を右に折れ、そのままずんずん下っていって、関屋川の橋を渡ると間もなく国道に出た。



どうやら最短距離で下れたようで、今日の山容を眺めながら、おもむろに時計を取り出し、、
えっ まだ16時なん?

なんと、たった今、一台前の列車が出たとこ、次の列車まで1時間半も空いている。
あらぁ、、

仕方ない、
コンビニにでも寄ろうかと一瞬、掠めたが
日が傾くと途端に風が冷たくなるので、このままおとなしく待合室で待つことに。

そう、まだ帰りの道のりも長いから、、(^^ゞ





《その他、出逢った花 抜粋》


 スミレ コスミレ  ニオイタチツボスミレ 



 トキワイカリソウ ミヤマカタバミ  ヤマルリソウ 


 キクザキイチゲ ワサビ  ショウジョウバカマ 



ミスミソウ  ヤマアイ  ミスミソウ 


ヤマエンゴサク  ヒメウズ  ヤマネコノメソウ