今年こそは、ヒカゲツツジを見たいと丹波へ
でもきっと、人気スポットは大賑わい、、、となると、やっぱマイナーなとこが良い?
というわけで、なんちゃら四十八滝へGO!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さすがに篠山まで来ると、未だ桜が満開だ!
浮かれながらもナビ任せ、四十八滝のキャンプ場に着いたけど
傍らには東屋がポツン、車もポツンと私らだけ。
どこで、キャンプするんでしょう?
ほんまにここ キャンプ場なんか?
半信半疑で絵地図を睨み、やっぱ、ここですよねえ、、登山口。(笑)
シャレ滝は聞いていたけど、ターキーブリッジは初耳で
なんで七面鳥?
いや、だから、タキですやんか。
そっか〜(>_<)ゞ
もう、アホらしいやら悔しいやらで、興奮冷めやらぬまま歩き出す。(笑)
すぐに手洗い滝
ネーミングもさることながら、それがあまりに 「すぐ」 だったのに、ビックリ!
そういう調子で次の弁天滝
祀ってあるのは弁天様か、祠の上に「白天王」と書いてある。
見上げればさらに滝、あれが肩ノ滝のよう、、
あっという間に三滝完了。(^O^)/
だって48滝もあるんだから。
いや、48個の滝ではなくて、八滝がしじゅう(四十)流れてるから、四十八滝なんちゃう?
(ホンマか、、しかし、これが当たってた! ヽ(^o^)丿)
次は長滝。
踏み跡も道標も、忘れた頃に現れる、、それを頼りに沢へと下れば長い滝
うーん、確かに「長滝」だ。
ふと、滝の斜面にクリーム色の点々、
ヒカゲツツジやん!
今季お初! まさしく日影に咲いてるツツジ、ただし暗すぎる!
満開だけど。
それ見たさに、よもや滝登りなどせぬように!(できんけど)
きっとまだ咲いてるだろう。
とりあえず、ズームで撮って先へ。
ルートに戻り、滝を周りこむように鎖場をクリアー
その辺にもヒカゲツツジがパラパラしてて
キョロキョロしながら、足元注意で、お次はシャレ滝。
あれ? ターキーブリッジはどこ?
しまった! 見落としたぁ、、なんという不覚!
もう、戻りませんけど。(笑)
シャレ滝は、まさに一筋の滝で、これをシャレとは言い難い。
オシャレ ってことかも?
ふ〜ん。(笑)
シャレ滝を過ぎると、いよいよ尾根に出るぞ、って感じで
展望も開け
谷を隔てた岩壁に、ヒカゲツツジが纏わりつくように咲いている。
キャー スゲー!
眺めもよくて、もう、尾根に乗った気分で、滝のことなど半分忘れて、、(^^ゞ
まずこの景観を、心ゆくまで楽しもう!
ルートに戻って、まだ3つ残った滝を追っかけ急降下
お次は大滝、
さぞやデカい! と思いきや、他とさほど変わりない。
たまたま今日は、水が少ない?
何度もツツジに足止めながら、鎖やロープも連続してきて、
いよいよコースの核心部
でも、まだ滝が残ってました。
どこに?
みたいな尾根道になっているけど、右へ少し外れたところに、ちゃんとあった、ありました。
一の滝、二の滝が、二段になってる。
これで滝巡り、めでたく終了!
しかしルートは未だ続いてて
その先には、長い鎖場、、それの途中のツツジが満開
マイッタな。
足場が非常にキビシくて、人一人が立つのがやっと。
それをどうにか通過して
あっ そこのツツジ撮らなかった! とかなったら、必死のパッチで引き返し、狭い足場でひしめき合って、
ゴメンゴメン!(^^ゞ
岩場は決して危なくないけど、楽でもなくて
落ちたらまっさかさまだから、強風とか悪天だったら、ヤバいよね〜
岩場やツツジと格闘しながら、ついに川の源頭部。
ここから雰囲気は一転する。
緩い地形の雑木林に
タムシバ、クロモジ、シハイスミレがパラパラ咲いて、ちょっとした楽園。
浮かれていたら、うっかり道標を見落としそうに、、アブねぇ〜 (^^ゞ
左に行くと周回コースと多紀連山縦走と書いてある
最初はそっちに行くつもりだったけど、ちょっと変更して右へ
八ヶ尾山に行くことにした。
そっちに向かうと、トタンに踏み跡薄く、表示もなくなって
なんだか見放された感じ。
ナビを頼りに、とりあえず尾根に向かい、蛇行しながら高度を上げて、
正面が八ヶ尾山か?
と思ったところでガツンと下る。
もぉええ! ってほど。
この時点で、引き返す気力は失せている。(笑)
鞍部まで下れば当然、尾根への登り返し。
これがちょっとした岩場で、面白いけど、極めて危険なとこもあり、、
こういうのやってると、剱岳も怖くない?
とか掠めたりもするけど、意外と花とか撮ってない、(余裕なかったんかい?)
かもね〜(^◇^)ゞ
登りきったら西ノ峰
そうか、ここって双耳峰なんだ。
すぐお隣の本峰へも、一旦、下って岩場をワシワシ登り返す。
あ〜しんど。
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小金ヶ岳(手前)・三嶽(奥) |
ツツジとアセビのトンネルを抜け、たまに景色にふり向きながら、登りきったらポカン
間の抜けたような広場に飛び出て、、どうやらここが八尾ヶ山。
ジャスト正午です!
ちょっと霞んでいるけれど、展望良好、まったりできそう。
風もなく穏やかで、暑くもなく寒くもなく、気分は最高って感じ。
とにかくお昼や。
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剣尾山方面 |
雨石山〜櫃ヶ嶽 |
私らを含め、ここまで来たのは、わずか4名だけ
そのうちのお一人が、南の谷へと下っていかれたので、
きっと、確かなルートがあるのだろうと、私らも、13時15分、下山開始。
ツゲのオブジェに見送られながら
確証のないままに、
すぐに雑木林になったけど、踏み跡ははっきりしていて
奇岩には札も掛かっているので、ジモティには馴染みのルートか?(笑)
私も一応、芸をする。(笑)
こっち側はコバノミツバツツジがワンサカ咲いてて、
しろくまさんは今年お初だそうで、まぁ、心ゆくまで見ていって!(笑)
眼下に溜池が見えだすと、やがて林道に下りきり
ここには登山口の道標も完備。
でも、問題はここから、、
しばらく進むと丸太階段、上りきったら溜池に出て
池の周囲をしばらく歩き、池から離れて東進、、ここで、忽然と道が消えた。
当初はあったのだろうけれど、(見失ったか?)
気がつけば、倒木エリア
それを、潜っては登り、登っては潜り、
ようよう尾根道に出合ってふと、左から道が来ていてビックリ。
もしやどこかでロストした?
予想以上に地形が入り組み、踏跡が寸断されてる所も多々
けっして、お勧めルートではない。
先行の人はこっちに来られたんじゃないかも?
最後、原っぱに飛び出て、それを突っ切り、キャンプ場への林道を上ると
どうにか車に戻ってきました。
15時20分
なかなかスリリングな花見でした。
せっかくなので、アフターハイクはのんびりと、神社にでも寄り、春の花でも愛でようか?