【筱見四十八滝】

標高677m

月13日(土) 快晴

しろくまさん ・ チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 筱見四十八滝 

四十八滝キャンプ場845−滝めぐり−分岐1012−西の峰1137−八ヶ尾山1200(昼)1315−登山口1405−溜池−林道1515−キャンプ1520


今年こそは、ヒカゲツツジを見たいと丹波へ
でもきっと、人気スポットは大賑わい、、、となると、やっぱマイナーなとこが良い?

というわけで、なんちゃら四十八滝へGO!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

さすがに篠山まで来ると、未だ桜が満開だ!

浮かれながらもナビ任せ、四十八滝のキャンプ場に着いたけど
傍らには東屋がポツン、車もポツンと私らだけ。

どこで、キャンプするんでしょう?
ほんまにここ キャンプ場なんか?

半信半疑で絵地図を睨み、やっぱ、ここですよねえ、、登山口。(笑)



シャレ滝は聞いていたけど、ターキーブリッジは初耳で

なんで七面鳥?
いや、だから、タキですやんか。
そっか〜(>_<)ゞ

もう、アホらしいやら悔しいやらで、興奮冷めやらぬまま歩き出す。(笑)


すぐに手洗い滝
ネーミングもさることながら、それがあまりに 「すぐ」 だったのに、ビックリ!



そういう調子で次の弁天滝
祀ってあるのは弁天様か、祠の上に「白天王」と書いてある。
見上げればさらに滝、あれが肩ノ滝のよう、、

あっという間に三滝完了。(^O^)/



だって48滝もあるんだから。
いや、48個の滝ではなくて、八滝がしじゅう(四十)流れてるから、四十八滝なんちゃう?

(ホンマか、、しかし、これが当たってた! ヽ(^o^)丿)


次は長滝。

踏み跡も道標も、忘れた頃に現れる、、それを頼りに沢へと下れば長い滝
うーん、確かに「長滝」だ。




ふと、滝の斜面にクリーム色の点々、
ヒカゲツツジやん!

今季お初! まさしく日影に咲いてるツツジ、ただし暗すぎる!
満開だけど。

それ見たさに、よもや滝登りなどせぬように!(できんけど)
きっとまだ咲いてるだろう。

とりあえず、ズームで撮って先へ。




ルートに戻り、滝を周りこむように鎖場をクリアー

その辺にもヒカゲツツジがパラパラしてて
キョロキョロしながら、足元注意で、お次はシャレ滝。

あれ? ターキーブリッジはどこ?

しまった! 見落としたぁ、、なんという不覚! 
もう、戻りませんけど。(笑)

シャレ滝は、まさに一筋の滝で、これをシャレとは言い難い。
オシャレ ってことかも?
ふ〜ん。(笑)



シャレ滝を過ぎると、いよいよ尾根に出るぞ、って感じで
展望も開け
谷を隔てた岩壁に、ヒカゲツツジが纏わりつくように咲いている。

キャー スゲー!



眺めもよくて、もう、尾根に乗った気分で、滝のことなど半分忘れて、、(^^ゞ
まずこの景観を、心ゆくまで楽しもう!


ルートに戻って、まだ3つ残った滝を追っかけ急降下

お次は大滝、
さぞやデカい! と思いきや、他とさほど変わりない。

たまたま今日は、水が少ない?



何度もツツジに足止めながら、鎖やロープも連続してきて、
いよいよコースの核心部

でも、まだ滝が残ってました。
どこに?

みたいな尾根道になっているけど、右へ少し外れたところに、ちゃんとあった、ありました。

一の滝、二の滝が、二段になってる。

これで滝巡り、めでたく終了!



しかしルートは未だ続いてて
その先には、長い鎖場、、それの途中のツツジが満開
マイッタな。

足場が非常にキビシくて、人一人が立つのがやっと。

それをどうにか通過して
あっ そこのツツジ撮らなかった! とかなったら、必死のパッチで引き返し、狭い足場でひしめき合って、
ゴメンゴメン!(^^ゞ



岩場は決して危なくないけど、楽でもなくて
落ちたらまっさかさまだから、強風とか悪天だったら、ヤバいよね〜





岩場やツツジと格闘しながら、ついに川の源頭部。

ここから雰囲気は一転する。

緩い地形の雑木林に
タムシバ、クロモジ、シハイスミレがパラパラ咲いて、ちょっとした楽園。



浮かれていたら、うっかり道標を見落としそうに、、アブねぇ〜 (^^ゞ

左に行くと周回コースと多紀連山縦走と書いてある

最初はそっちに行くつもりだったけど、ちょっと変更して右へ
八ヶ尾山に行くことにした。



そっちに向かうと、トタンに踏み跡薄く、表示もなくなって
なんだか見放された感じ。

ナビを頼りに、とりあえず尾根に向かい、蛇行しながら高度を上げて、
正面が八ヶ尾山か?

と思ったところでガツンと下る。
もぉええ! ってほど。

この時点で、引き返す気力は失せている。(笑)



鞍部まで下れば当然、尾根への登り返し。

これがちょっとした岩場で、面白いけど、極めて危険なとこもあり、、

こういうのやってると、剱岳も怖くない?
とか掠めたりもするけど、意外と花とか撮ってない、(余裕なかったんかい?) かもね〜(^◇^)ゞ



登りきったら西ノ峰
そうか、ここって双耳峰なんだ。



すぐお隣の本峰へも、一旦、下って岩場をワシワシ登り返す。
あ〜しんど。

  小金ヶ岳(手前)・三嶽(奥) 


ツツジとアセビのトンネルを抜け、たまに景色にふり向きながら、登りきったらポカン

間の抜けたような広場に飛び出て、、どうやらここが八尾ヶ山。
ジャスト正午です!



ちょっと霞んでいるけれど、展望良好、まったりできそう。

風もなく穏やかで、暑くもなく寒くもなく、気分は最高って感じ。
とにかくお昼や。

剣尾山方面  雨石山〜櫃ヶ嶽 


私らを含め、ここまで来たのは、わずか4名だけ

そのうちのお一人が、南の谷へと下っていかれたので、
きっと、確かなルートがあるのだろうと、私らも、13時15分、下山開始。
ツゲのオブジェに見送られながら
確証のないままに、



すぐに雑木林になったけど、踏み跡ははっきりしていて
奇岩には札も掛かっているので、ジモティには馴染みのルートか?(笑)

私も一応、芸をする。(笑)



こっち側はコバノミツバツツジがワンサカ咲いてて、
しろくまさんは今年お初だそうで、まぁ、心ゆくまで見ていって!(笑)



眼下に溜池が見えだすと、やがて林道に下りきり
ここには登山口の道標も完備。




でも、問題はここから、、

しばらく進むと丸太階段、上りきったら溜池に出て
池の周囲をしばらく歩き、池から離れて東進、、ここで、忽然と道が消えた。

当初はあったのだろうけれど、(見失ったか?)
気がつけば、倒木エリア
それを、潜っては登り、登っては潜り、

ようよう尾根道に出合ってふと、左から道が来ていてビックリ。
もしやどこかでロストした?


予想以上に地形が入り組み、踏跡が寸断されてる所も多々
けっして、お勧めルートではない。

先行の人はこっちに来られたんじゃないかも?



最後、原っぱに飛び出て、それを突っ切り、キャンプ場への林道を上ると
どうにか車に戻ってきました。
15時20分



なかなかスリリングな花見でした。

せっかくなので、アフターハイクはのんびりと、神社にでも寄り、春の花でも愛でようか?