久々に、ミツがお休み♪
でも六甲は暑いので、どこか涼しくてお手軽な所をと考え、ちょっと頑張って福井まで遠征することにした。
6時前にインターに入り、途中、朝食休憩を挟んで武生に8時。
速い!
(普通や)
でも、そこからナビに翻弄されて、おもっくそ遠回りして、どうにかR417に出て
もうそうなったらココロを鬼に(?)ずんずん進んで、いつの間にやら冠山林道、、対向車などものともせずに、ガンガン上へ、、
高笑いするほど高度を上げていただいて、、ヽ(^o^)丿
沿道にはウツギ、クマノミズキ、ギボシなどが目に喧しいが、よもや、ここで停まってくれとはよう言えず、
ついに冠山峠まで上がりきったぁ〜
9時50分
ご苦労さん!
もうたくさんの車が駐車してるが、停まれる余地はまだある。
デカした!
準備してても、どんどん車が上がってくるが、ま、ここまで来れば、もう登頂したようなもんだ。(?)
ざまーみろって感じよ、、アハハ、(?)
こんなもんあったか? ってなトイレを借りて、虫対策も万全に、10時出発。
ようようガスが上がりつつ、薄日も差してきているが
肝心の冠山がガスの中。
はて、どんな形だったか思い出せず
すぐ横に類似形の石碑があるのに、山の形が描けない、、情けねぇ、(>_<)ゞ
ニガナ、アザミ、タニウツギが沿道を染めていて
いつ姿を現す気かとガスまみれの山頂に目をやれば、ポツポツと、白い花が咲いているのに目が留まる。
ちょうど端境期なのか、花の種類はさほど多くないけれど、
昨日の雨にしっとりと濡れた緑が麗しく、ついつい足が止まってしまう。
体調でも悪いん?
珍しくとっとと先へ行ってるミツは、何度も振り向きこっちを凝視、いやぁ〜ゴメンゴメン、(^^ゞ
そのミツが、見たいと言ってたイワカガミが見つかって、
それに続いてアカモノ、ツクバネソウ、ギンリョウソウ、
とりわけユキザサが多くて、今、ちょうど最盛期。
軽いアップダウンを繰り返していくと、たまにシンボリックな山頂が覗くようになってきた。
見れば見るほど登攀意欲をそそられる。(笑)
ウラジロヨウラク、コミネカエデ、タチシオデ、
今日は完ぺきに花モードだから、小さい花でも見逃せない。
イワナシ、サンカヨウ、カタクリなどの、結実株にも目が留まり、、
ブナの林を抜け、山腹のトラバースに入って
一段と、花が増えてきて
あぁ、、
パッと視界が開けたと思ったら、冠平の笹っぱらに出ていて、
一部、植生保護で立入禁止のロープが張ってあるものの、特に、鬱陶しいほどでもなくて、
予想以上に開けた笹原。
そしてそこにポコポコと、コバイケイソウが白い花穂を誇らしげに掲げている。
スゴイ!
やっぱ、今年は豊作だ。
あっちこっちのコバイケイソウに夢中になっていると
もう山頂へは行ったのか?
と、見知らぬ人に訊ねられ、、えっ 山頂って?
背後には、いつの間にやら山頂が、、
花に感けているうちに、分岐を見過ごし、冠平まで突進してしまったようで、、、(笑)
笹原にはキスゲもそろそろ咲きはじめてて、
ここで花と戯れてたらもう、山頂とか、もう、どうでもいいような気がしてくる。
とっくに正午をまわっているけど、食べて怯むとヤバいので、昼飯前の勢いで山頂を踏んでしまおうと、、
分岐に戻り直進し、ゴツゴツした岩場に取りつく。
見上げればなるほど難所だぁ、、ってな気もするが、ロープを手繰れば大丈夫そうだし
踏み跡が交錯してても、歩きやすいところを選べばいいし、
ただ問題なのは、人がここに集中するので、せっかく花とか見つけても、岩にぶら下がったままだとゆっくりご鑑賞、、とかできません。
こんな時に限って、お初の花に出逢ったり、
ふり向けば、手に汗握る高度感、、それが、ある種、快感で、
これはゼッタイ登って正解!
大きな難所は一ヵ所でそこさえ越えれば、尾根に出て、左に取って、笹を辿れば
三角点のある山頂広場にたどり着く。
着きましたぁ〜 (^O^)/
ここで、おもっくそ達成感を味わっておこう! (笑)
山頂は思ったより広く、360度の大展望も得られるが、
今日は生憎モヤがかかって、近場の山しか見えないし、同定もしにくい。
まぁ、この山が一番、派手だから、他の山が平凡に見えるのは当たり前だけど、、(笑)
一通り景色を見て、ここでお昼も可能だけれど
やっぱちょっと落ち着かないので、冠平まで下りてから食事、、とういことに。
下山は運よく、ちょうど人の切れ間になったので、あっという間に下りてしまった。
あ、ミツを置いてきた、、(^^ゞ
山頂もめでたく踏んだので、後は冠平でお昼を食べて、気の済むまでコバイケイソウを眺めて、
日干しにならん内に樹林帯に逃げ込もう。
行きは花とか見ながらチンタラで、2時間近くもかかったけれど
復路はサクサク戻ってきたので冠峠まで1時間。
朝のモヤなどウソみたいに、冠山がクッキリ見えている。
ま、一日中ピーカンでも、熱中症でくたばっただろうし、曖昧な天気で登れたのは、それはそれで、ついてたか。
アフターハイクにはソースかつ丼と、目論んでいたけれど
どっちかっていうと、カキ氷よなぁ、、
もう、真夏だねぇ、、