【龍仙山】

標高402m

月07日(土) 曇り時々晴れ

ツーさん、Tさん、チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 龍仙山 

船越峠920〜平山1005〜龍仙山1105(昼50)〜神籠石〜梵天山1305〜天狗岩山1340〜デポ地1435


ツーさんから南伊勢のお誘いをいただき
もぉ〜連れてっていただけるのなら、ど〜こへなりとも、
と、ヨダレたらたら、

では、龍仙山にしましょう。
車一台だと、単に周回コースになるけど、、

と、ためらいがちに言われるが、
久々に4時半起きして遠路はるばる南伊勢まで、、やぁ、フツーでええっす、普通コースで、、(^_^;


前夜、寝るようになって急きょ、携帯が鳴った。
Tさんが参加できるって、、なので縦走できます、、チーさんのGPS頼りで!


GPS?
はぁ〜???  

みたいな、、(笑)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


龍仙山は南東側に農道、林道が交錯してて、それ利用のお手軽登山も可能だが
やっぱしここは南伊勢屈指の景勝地
ということで、できる限り見晴らし重視、、をご配慮いただく。


一台をサニーロード途上にデポし
もう一台を、船越集落を抜け、峠まで上がったところに駐車。

9:20スタート
予定より10分早い、、のだそうです、、(笑)


登山口から20分ほど激登れば、右手に目指す「「龍仙山」が顔を覗かせ、

 
さらに登れば海側の展望も、、ただし枝越し、、まだもうちょっと登らなね。



登るにつれて五ヶ所湾が開けてくる。
立ち止まって眺めれば、複雑に入り組んだ半島美に目線が吸い寄せられてしまいそう。



西側には鶴路山、、高山



反対側には昨年、ご一緒していただいた馬山、切原浅間山などの山々
懐かし〜い!



ヤブツバキがチラホラ咲く中、さらにロープ伝いに激登れば
バーンと気持ちよく開けた平山に着いた。



平山は別名「椿山」とも云われヤブツバキが多い
このところの天候不順で、咲き終わってたり、まだ固かったりするけれど、、



しばらく景色を楽しんで、さらなるビューポイントを求め高みへ、、



山の端に雪山が見えてきた、、あれは三峰山かもしれないと、、
言われるままに凝視する。



鉄塔の先から灌木帯に入り、中ノ谷の頭を経て、
お不動さん、行者さんの祀ってある展望地にたどり着いた。



眼前に五ヶ所湾がドカーン!
いやぁ〜、胸のすくような眺めです。



もう龍仙山の山頂はすぐそこ、、らしいので、勢いで行ってしまうことにする。



龍仙山到着 11時過ぎ
予定より20分以上も早いって、、なんでやねん!


スタートしてから、もの凄いスピードで登ってきた、
ので、お言葉に甘え? ここでたっぷりランチタイムを取っていただくことにする。(笑)


顔をあげれば大展望

モチロン、眼下には五ヶ所湾

画像にマウスを


その手前には、切原や志摩半島



反対側には道方山、高山方面の峰々が連なり


最奥で、さっきの雪山が光ってる。

 
右手には牛草山と、これから向かう梵天山も垣間見えて、、



デザートにポンカン、ラムチョコなど、美味しいものをいっぱいいただき

さて記念撮影、どっち向きにします?
迷いに迷って、
結局、両方撮りました。(笑)


名残を惜しみつつも、日だまりの山頂を後にする。



山頂の向こう側を尾根伝い、、その先から一気に激下る。

目線の先がストンと落ちてる。
なんやこれ、、ってもう、もの凄い激斜面ですやん!


そもそもこのエリア、激登り、激下りが多い、、ってか、そればっかり!

山は直登するもんや
と云わんばかりに、ジグを切るということをやらない、、知らない?
土地柄かいな。(笑)


勿体なくもどんどん下って、下りきった先で右から作業道が交差してきて
ついに先行者が止まった。

やれやれ


この辺だけ地形が平らになっていて
地元では 「ドビロ」 と呼ばれているようだ。

ドビロ周辺には大きな岩がゴロゴロ、
中に、それが意図的に並べられたようなところもある。
意図的といっても、かなりデカい岩なので、どうやってそれを運び並べたかは不明。
まるで神々の悪戯のよう。

こういう岩の配列を、考古学的検知から(ほんまか) 「神籠(こうご)石」と呼ぶらしい。

別に、白黒こうご、、というワケではない、
ま、そこまでやったら、間違いなく世界遺産に登録されていただろう。(笑)



神籠石から分岐まで登り返して、梵天山に向かう。

こちらはツーさんもTさんも未踏

ということで、
私のGPS 南勢テクテク会のオレンジプレートが、頼みの綱となる。



天狗岩分岐を経て尾根に乗るのかと思いきや、ずっと見通しのきかない山腹道が続く。
時折、獣道に踏み入ったり、倒木を跨いだり

なかなかほとんど歩かれてない感じである。

次第に林道みたくしっかりした道になり、
神籠石分岐から30分ほどで、梵天山↑の表示に従い、プラ階段を這い上がって鉄塔広場に出た。



真正面に牛草山がデーン、、ここはまさに、「牛草山展望台」 といって良い。(笑)


傍らのオレンジプレートには「ボンデン山」と記してあるが、
めざす三角点は、まだ少し先みたい。



尾根沿いに藪に分け入ると「中尾南峰」プレートが下がってて、
そこから5分ほどで、三角点に着いた。

表示には「中尾山」とある。



他に「中尾狼煙場跡」との表示もあるが、「梵天山」とはどこにも書いていない。
ツーさんは、それがちょっとご不満か?

おそらく次のお誕生日には、青銅製の梵天プレートを、掛けにこられることだろう。(笑)


梵天山は展望もなく、取り立てて見るものもないので
記念撮影だけして、さっきの鉄塔まで引き返し

いよいよ本日最後のピーク、天狗岩山へと向かう。
ここも教えてもらわんと分からんほど、地図に山名が書かれていない。

でもツーさんオススメ、、なので、
だいたいどういうところか、大よその見当はつく。(笑)


途中の岩場展望地から、目指す天狗岩山を見定めたら
尾根伝いに下っていく。


なるほど、大岩がゴツゴツしてきた、、

と、思っていたら、
眼前に巨大な岩壁が立ちはだかり
それを左から回り込むと、岩間にロープが一本、たら〜り。、

これかぁ〜

と思う間もなくお二人は、ロープ掴んで一息にワシワシ登っていかれる。


アタシ、ここで待っとこかしらん、、


大丈夫? 来れてますかぁ〜
へ〜い (^^ゞ

ロープ手繰って登りきり、着いた、、と思った先にもまだ激登り
必死でそこをよじ登り、

ついにてっぺん!

おぉぉ



そこには、この標高からは考えられんほどのナイスビューが広がっていた。

いやぁ、爽快!



絶景ポイントは、こっちにも、と言われ

岩という岩、突先という突先まで、恐る恐る覗きにいってみる。


ははは
怖いのとスゴイのとで、自然と笑けてしまう。(笑)

冷静沈着な? Tさんでさえ、おどけて足を、、や〜だ、危ないっ!



眼下に広がる五ヶ所湾、その右にはポッコリお腹の龍仙山



反対側には、さっきの梵天山が



梵天山からここまで、意外とすんなり来れたので、
30分ほど貯金ができた、、らしい。


景色と戯れ、ゆっくり寛ぎたいけれど、
ちょうど風の通り道になっていて、じっとしてると寒〜い寒い。

観念の下山となる。


西の岩場の左側から、テープ頼りにガンガン下る

が、こちらもまた、ほとんど歩かれていないトラバース道で
倒木、ゴロ石のオンパレード

シダが生い茂ってるところなど、ダニが潜んでいないかと

用心しながらと一足一足、ゆっくりと、、

あれぇ〜〜〜


気がつけば もうお二人は、どんどん小さくなっている、
おーい、待ってぇー




いやもう、速いのなんのって!

駐車地に14時35分

予定より1時間近くも早く着いたってさ。
マジか! 


だ〜から 速すぎるんだって。
きっとゼッタイ、前世は四足だったんだ。(笑)


最寄駅まで送っていただく道すがら
せっかくなんで、お買い物とかどうです? 玉城ブタにチーズパン、、
なかなか美味しいんですよ、
温泉もあるし、

ええもう、なんだって! (笑)



ご案内、感謝♪