この前、龍仙山に行った帰り道、ツーさんにミツでも遊べるような所はないかと尋ねたら
「楯ヶ崎」なら海の方まで「遊歩道!」 で安全ですよ、と勧められ、
今回の遠征に踏み切った。
今日はその楯ヶ崎の「遊歩道!」に行く。(笑)
熊野尾鷲道路を賀田ICで下り、賀田市街へ向かう途上で道を尋ねる。
この先で右折して街に出たら後は一本道
ただ途中にトンネルとか、道の狭〜いところがある、、ま、行けるやろ。
と、懇切丁寧に教えていただく。m(__)m
大丈夫かいな、、(汗;
オジサンの話で腹をくくったのと
朝早かったからか、大して対向車に手こずることもなく、楯ヶ崎の駐車場に無事、到着。
ただいま9時
眼下には二木島湾が弧を描いている。
わ〜海だぁ〜
ところで目指す楯ヶ崎ってどこ?
傍の絵地図を覗き込む。
どうやら湾の左のこんもりした半島を辿り、岬の先端まで行くようだ。
ま、「遊歩道!」 だもんね、イケるイケる!(笑)
巨大な冬イチゴの葉っぱにおののきながら
階段道をどんどん下り、さらに進むと阿古師(あこし)神社の前に出た。
昔、二木島湾は熊野(牟婁)と伊勢(英虞)の境で、この地は伊勢側だったので、「阿古師」の名がつき
向かいの熊野側の岬の神社は「室古神社」と呼ばれているそうだ。
カモメの声に耳を傾けながら、再び山道、いや、遊歩道を進んでいく。(笑)
遊歩道と名乗る以上は潮風に吹かれるイメージだったけど
なんのなんの
さっきの神社で海辺に出た以外はずっと、鬱蒼とした樹林帯。
左の斜面から今にも落ちてきそうな巨岩とか、実際、木に挟まってる大岩とか、、
途中から周回路になっていて、そこを左にとって時計回り。
間もなく眼下に海が見えてきた。
あのデッパリは、楯ヶ崎に違いない!(笑)
恐る恐る覗き込んで、う〜ん、オモロ〜イ。
そのまま道なりに浜の方へと下りていくと、眼前に青い海が広がった!
しかしなんと穏やかで暖か〜い!
傍らにはモチツツジなども咲いている、、(*_*;
千畳敷は文字通り歩き放題、海に近づいたり離れたり、、
どっち側が遊歩道か分からん手すりが続いてたり、
おかげで、名勝、楯ヶ崎オブジェにも、近づいたり離れたりと、
目いっぱい楽しめる。
またここは、選りすぐりの釣場なのか、ひっきりなしに漁船が通り、
磯釣りをしている人もいる。
おっ、釣り糸も
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釣り糸× ワシ○ |
海底がエメラルドブルーに透けて見える。
楯だけでなく、衝立のような岩もあり、快晴の空に白亜の灯台が凛々しく映える。
まるで、時間が止まっているよう、、
ひとしきり遊んでいよいよ昼前になったので、車に戻り、次の鬼ヶ城を目指すことにした。
行きは道幅が狭かったから賀田には戻らず、次の新鹿ICに向かおうといたら、
まぁ、こっち側も狭い狭い!
幸い、抜かしてくれた先行車が対向車を引き止めてくれたんで
それに便乗して行けたけど、(大汗;
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楯ヶ崎の岬(車窓から) |
新鹿の次の熊野大泊ICで下りて、すぐのところに駐車。
車道をしばらく歩き、熊野古道に入る。
熊野古道伊勢路、、江戸時代には熊野詣でする人が、蟻の行列のように延々と続いていたと
ミツは熊野古道の石畳が初めてらしい。
よく滑るので下りは怖いが、登りはまず問題ない
まぁ、しっかり往時を偲びましょう。
20分ほどで、松本峠に着いた。
傍らにはお地蔵さん
足元に弾丸を受けた痕、、と記してある。
木本の方に少し下って梅林を見にいく。
これほど暖かいと梅もきっと満開だろう、、と期待したのに
なんと、もう散りかけておる!
日だまりで七里御浜を指呼しながらランチ。
こんなに穏やかな日和だと、何を食べても美味し〜い♪
トイレを借りて松本峠に戻り、鬼ヶ城の方に向かうと間もなく東屋のある展望台に着いた。
ちょうど先行のグループが発たれるところだったので
貸切の東屋で再び寛ぐ。
画像にマウスを
東屋からさらに進むと、鬼ヶ城跡の広場に出る。
光線の具合がジャストタイミングなのか、
眼下の湾がコバルトブルーで、めっちゃきれい!
城跡の先端が展望地になっているので、ここでも目いっぱい景色を楽しむ。
下山路は城跡の左手
真っ青な海に向かい、桜並木をジグザグ下る。
なんぼなんでも桜にはまだ早いわなぁ、、と思っていたら下界の方がピンク色。
川津桜の蕾が、今にもほころびそうで、
春はもう、そこまで来てる。
下りたところが、ちょうど鬼ヶ城センターの駐車地。
せっかくなので、鬼ヶ城の景勝地にも寄ってみることにした。
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キブシ |
さんまの干したん |
さすがにここは人が多い。
昔来たことがあったけど、例のよってほとんど記憶にない、、(^^ゞ
ミツが訥々と語り出すのが恐ろしい。(笑)
途中、修復中のため行き止まっているところまで行って引き返す。
最後は車道を15分ほど歩いて、車のところに戻った。
ジャスト15時、、
ちょうどいい時間になった。
うまくいけば19時台に尼に帰れそう。
ご拝読深謝♪