【比叡山】

標高848m

月8日(金) 晴れ

チー

マピオン地図・・・・・・・・ ・・・  地図上の  が 大比叡 

八瀬800〜西山峠〜四明駐車場〜大比叡〜坂本ケーブル山上駅(昼15)〜弁天堂〜穴太駅1538


スルッと関西3dayカードが余ったので、土曜に比良でも行くか、
と、思っていたのに予報がよくない。

急きょ、晴れてる金曜でも行ける所はないかと考え、、るのがジャマくさくなって、
もう、比叡山にする。(笑)



とりあえず、嘗て下ったことのあるケーブルカーの八瀬比叡山口から登りはじめる。
そんな人、私以外に誰もいない。(笑)



ケーブル横の林道を上がり、精華大のグランドを経て山道に入る。

しばらくツツジが彩りを添えていたが、
植林に入ってからは、ピタッと色が無くなった。



こうなると面白くない。
確か、良い道だったという記憶が、、、記憶違いか、、(^^ゞ


植林に憎悪すら覚えつつ1時間ほど登って、ようよう西山峠

トレイスは右の尾根へと延びているが、
直進して下ると林道に出た。



そうそう、これです!
これを辿ると展望が開け、、ヽ(^o^)丿

との期待に反し、樹木が伸びて景観を遮り、展望の欠片もない、、

悲嘆に暮れて登っていく、、それがあまりに哀れに思えたか
フェンス越しに西方向が見えだした。

愛宕山から桟敷ヶ岳、皆子山、水井山の方まで、、、なんとも申し分ない天気である。(笑)



鎮護国家の碑を右に折れ、遊歩道に入って四明岳の展望地を目指す、
あそこから、かの日には白山が見えていた。



予想通り、白山は見え、、ない。(笑)

その代り、真っ赤なツツジが出迎えてくれ、今までの憂鬱を一掃するかのよう。
しばしツツジと戯れる。



ツツジに浮かれてスキー場跡まで来てしまったので、草原を突っきり、車道を上がり
四明駐車場に出て、そこから大比叡を踏みにいく。

駐車場からは南の展望が広がっているが
ここも、嘗てほどの見晴しはない、、ま、これも記憶違いか。(笑)

琵琶湖 近江大橋   京都市街


大比叡山頂から東の尾根を辿って、車道に出る。
信号を渡ってさらに下ると坂本からのケーブルのりば(比叡山寺駅)

登録有形文化財 


このように
山頂に車道が通じていたり、ケーブルやロープウェイがある辺り、六甲と似ている。
気楽な山だ。

パンをかじりながら、琵琶湖を眺める。
見あげれば藤の花、、ホウの木も咲きそう、もうすっかり初夏である。



駅舎脇から東海自然歩道に入った。
この自然歩道がまた、グニャグニャと長ったらしいが、植林でないだけマシである。(笑)

それに、さすがは比叡山、、いくつか鳥居をくぐったり、、(ムリある)



弁天堂から右に折れ、



さらにグニャグニャと蛇行ながら1時間ほど歩くと桜茶屋跡、その先で修学院へのトンネルと出合うが
そっちには行かず左折、夢見ヶ丘の方に向かった。



この辺りからちらほら登山姿を見るようになり、
通りすがりの爺さまのお一人が、どこへ行くんだと訊いてくる。

彼らがいかに凄まじい階段道を上がってきたかを、まもなく体験し、
愕然とするのだけれども、、(笑)



その愕然階段を下りきると河原に出て、夢見ヶ丘へは対岸に渡りさらに登り返せと、、マジか!
近くの人に問うてみれば、今下った分だけ登るらしい
や〜めた。(笑)


もう結構、歩いてきたし、ここらでもう観念して林道を下ることに。

林道にはヤブデマリが今盛りで、今年当たりの藤も高らかに花をひけらかしている。



昨年の洪水で荒れた沢が痛々しい。



麓が近づくにつれてモチツツジ、タニウツギが咲いてきて、
ウツギの蕾もほころんで、、

今年は季節の移ろいが速い、、速すぎる。



と、文句の一つも垂れながら、やがて琵琶湖が見え出して、
穴太野添古墳を過ごすと墓地。

墓地からはぼちぼち(!)三上山が顔を覗かす。

このお墓に入ったらずっと三上山を見てられる



な〜んて、おバカなことを考えてる間に穴太駅。

凝りもせずに19km余
いやはや長いより何より、とにかく今日は暑かった、、今からまだ尼まで、電車乗り乗り帰るのに、、(/_;)




【その他、出会った花】

ミヤコアオイ タニギキョウ



チゴユリ ツルキンバイ 



ツルカノコソウ   ニリンソウ



クリンソウ 



ヤブデマリ  ウスギヨウラク 



 シャクナゲ  ウリハダカエデ