名古屋は おいしい   チーの山行 番外編 》

チーとミツの 青春18きっぷの旅 05.3.13(日) 晴れ(←名古屋の場合)

行程(行き)

場所 JR塚口 尼崎 米原 大垣 名古屋
時間 7:20 7:37 7:41(乗換)7:54 9:21(乗換)9:34 10:05(乗換)10:10 10:40

福知山線
京都行き
普通
東海道山陽本線
長浜行き 
新快速
東海道線
大垣行き
普通
東海道本線
豊橋行き
快速

行程(帰り)

場所 名古屋 米原 尼崎 塚口
時間 19:30 20:37(乗換)20:39 22:04(乗換)22:07 22:10 22:30
東海道本線
米原行き
 新快速
東海道・山陽本線
網干行き
 新快速
福知山線
新三田行き
 普通



交通費(一人分) 青春きっぷ 2300円
            本来は    3570円×2=7140円

車窓から

近ごろ 山ばかりに 気を取られている チー
今日も走行中の車窓から デジカメ バチバチ
他人の目など そっちのけ・・・ 
遠望するは 比良山系の雪景色 こなた、懐かしき 繖山安土城。  この 美しき 日本の風景 よ〜
「おいおい! 今から そんなんじゃぁ オペラまで 持たへんで〜」

と、やがて車窓が 深海の難破船状態に ガラリ 変身する なんて〜



草津


近江八幡


能登川


彦根


醒ケ井


醒ケ井


関ケ原


名古屋に立つ

大垣乗換で乗り込んだ列車は、意外とラッシュ。
なんとか通路座席に 収まったものの、身動きとれず、ア〜車窓 撮れなーい!
諦めきれずに、名古屋まで広がる街並み 凝視 ・・・
窓際のおじさん だんだんケゲンな顔に ・・・ 

今日のメインは にある芸術劇場での オペラ 名場面 コンサート。
当初の計画は、近鉄の四日市〜御在所岳〜名古屋泊 翌日 オペラ・・・
だったが
「アンタが ミツさんを連れて 雪の御在所 なんて 絶対に 無理ムリ!!」
と、メル友の総攻撃を受け、それに最悪 天候予報も重なって、あえなく断念。
ついでに 宿もキャンセル。
で、遂に究極 「名古屋まで 青春きっぷ 日帰り旅行」に、大変更 してしまったのだった。

さて、ただ今 名古屋駅 11時前 と、お昼にも だいぶ早め 
で とりあえず 高島屋のデパ地下へ 行こう〜 とするミツを、うんずと引きとめ
2階に続く エスカレータに引っぱり上げる。

こちらは 真新しい セントラルタワーズへの 接続口
タワーズ という限りは むろん複数で
そのうちの一本は高級ホテル、そして あと一本はオフィスタワー (日曜のオフィスは閉鎖)
タワーズの51階にはパノラマハウス(有料)もあり 濃尾平野 伊勢湾、養老山地、はるか御在所までもが
一望の元 らしい。

今回は、時間も押してるし 2階フロアから15階行きの エレベーターに乗る。
こっちにも 一応 展望所があるもよう。
「ふ〜ん で、金 要るの?」
「いや 無料」
「ほんなら 行こか・・・」
と、上昇中のエレベーター内 関西人○出し  恥ずかしい〜

とにかく、なんとか 見晴らし台までこぎ着けて
眼下に広がる ビル群、駅前 桜通・・・
チーは以前 弟が名古屋に住んでいたこともあり、ちょっとだけ 名古屋に明るい。
しかし、当時は、その名も滑稽な 大名古屋ビルヂング くらいしか、目ぼしい建物がなかった・・・
「名古屋には披露宴できる ホテルも ないんやで〜」
と 当てもない算段をしていたあの頃が 懐かしい〜

「で、西側は、見えへんの〜?」
と、フロア一回り。
裏手は 仰々しいホテルラウンジ 窓際は予約制ランチブッフェ ただ今 受付中。
その奥にツカツカ・・・
「あのぉ〜 ちょっと窓の景色、見せてもらわれへん やろか〜?」
と かいがいしく働く メイドさんに 迫る。

「どうぞ、どうぞ」
意外にも、寛大なホテルは珍客を 準備中のレストランに通し、

「今度 結婚する時には、ゼッタイ ここで するからね〜」
と、西向き写真を 4枚ほど収めて 速やかに退散。

先ほどから嫁のする事を、遠巻きに見ていたミツ
「ねぇ〜 もうそろそろ、に向かわんと、レストラン街 混みよるし・・・」
と、地下鉄 東山線
「いやぁ〜 懐かしいわ〜 夏休みに エアコン取り付けに 来名して、肉じゃが作って帰ったら
夕方には カビるし〜 天ぷら油は 3日で酸化するし〜」 と 、まだまだ続きますが、ひとまず 割愛・・・



駅前 大名古屋ビルヂング
名古屋城 遠望


マリオットホテル
15階フロアー


15階 スカイストリート


屋内ガーデン
石楠花・アザレア


タワーズ プラザ

ガラス張りのキッチン


セントラルタワーズ
外観
 ← シャチホコ取り外し中のお城

 ← 15階 展望所から

ランチタイム 意外な展開

幸いな事に、チーには 名古屋方面に 山ツナガリの先輩 多勢。 で、、
今回、渡名するにあたって その方々より 貴重な情報を、コト細かに お知らせいただいた。
その中には 「我が家を探せ!」 など ウォーリー級のムリ難題も含まれていたが、
食べ物情報、美術館情報、山屋を装ったユニークな喫茶店情報 などなど・・・
おかげで 食いもんにかけては、論争の絶えないチー家も、迷わず標的に突撃する幸いを得
この場をお借りして、心より、お礼申し上げる。
ほんとに、ありがとうございました!!

みそかつの矢場とん
栄町の名古屋三越隣、ラシック7階


ノミのような字の、夫のメモ書きを頼りに、三越界隈を さまよう。
尋ねる度に、手渡される ティッシュ、飴、ラムネ・・・
何のことはない。ラシックは、三越と 地階・途中階で つながっていたのだった。

こちら 開業ホヤホヤのラシック
関西で言うなら、西梅田、ハービスエント・・・ の混雑ぶり。
案の定、昼前のレストラン街は、黒山の人だかり〜

3分ラーメンすら待つことのニガテな夫
「僕は、味噌煮込みうどんが 良かったなぁ〜」
と、すでにオヨビ腰。
「何を今さら!  たまには 女房の顔も 立てなさい!」
と、幾千万の親衛隊を 背負って 豪語するチー。

取り急ぎ、矢場とん 最後尾に付ける。
「30分の お待ちになりますが・・・」 と、手渡される お品書き。
中身 ほとんど トンカツメニュー ← あたり前

「少食チーさんには 定食系はムリですよ〜」
って 友だちのアドバイスに従い、
カツ丼 それも さらにヘルシーな ヒレカツ丼にする。
ミツは、シンプルに トンカツ定食。

明るく 活気のある店内。なかなかエエ感じや〜
と、まもなく 威勢良く運ばれて来た盆
タイミングもバッチリ!
この調子なら、なんとかオペラにも 間に合いそう〜 ♪
と、おもむろに、ヒレカツに箸をつける・・・

「ウッ! 何だ〜 これ、私 前に 食べた事 あったわ〜 これ。
えーっと 何所だっけ? 思い出せないぃぃー
で、あの時たしか、 そうそう 味噌カツって 口に合わない って 思ったんだ わ〜」
モグモグ・・・
「それに あれぇ〜? 普通 カツ丼って 下にキャベツ だよね〜」
と、一枚一枚 点検。
しかし 無情にも 味噌カツの下に、キャベツの痕跡なく、
ただ、極めて薄味の味噌ダレが、申し訳程度にご飯に浸みているだけ・・・

トンカツにはキャベツ。 赤飯にはゴマ塩 のチー
堪えきれずに ちょっと、拝借
と、ミツの皿のキャベツにまで グイっと 箸を伸ばす。

煮込みうどんに未練を残し、並んでは散々待たされ、今はただ、嫁の喜ぶ顔のみ 頼みの綱だった ミツ・・・
あまりの事のなりゆきに、あっ気に取られ  しばし 放心・・・

矢場とん ラシック店は、3月9日にオープンしたばかり、
今なら、オープン記念のマウスパット 二人分いただける (^o^)v
地元の方にも人気の高い 老舗トンカツ屋さんです。
辛子、すりゴマ 使い放題。
ただし、丼モノのキャベツは別注 だった のでした。



レトロな雰囲気
ラシック店 店前


ヘルシーな
味噌ヒレカツ丼


トンカツ定食


引き出しに入っている
お箸 ナプキン


テディベア専門店前
背後の男性 無関係

ガラ コンサート鑑賞

なんとかカンとか 昼食も終え、一路、愛知芸術文化センターへと向かう。
こちらは 駅の反対側。 オアシス21から 地下連絡通路、もしくは 2階連絡橋で結ばれてる。
文化センターというだけあって 美術館、劇場、文化情報コーナー、図書館を併設したジャンボ複合型施設だ。
洗練されたフロントロード、大胆なエントランスの吹き抜け・・・
「さぁー オペラを、楽しむぞ〜」
って雰囲気を どんどん 盛り上げてくれる。

一ケ月ほど前 偶然 「音楽の友」で、ゴージャス・ガラの案内を 目にし
出演者、曲目・・・と、入念なチェックをした。
「う〜ん なかなか 美味しいん と ちゃう?」
そこへ持ってきて、交通費を加算しても 疑いたくなるような破格値。
試しに アクセスすると、席 まだ空いてるぅ〜! と 
チケット入手まで、とんとん拍子。

どこかに オチがあるのでは?
「ゴージャス」なんて もう 死語とちゃうの?
と、企画を危ぶんだりも してみたが、
いざ フタを開けてみると、
なんと、会場はほんまに ゴージャス!

古代ギリシャのコロシアムを思わせる すり鉢型ホール。
その底から 最上階に向かって ゴーーっと沸きあがる 管弦楽の音色
これは イタリア人が愛して止まない ベルディサウンドそのもの。
          
  ※ イタリアを代表する 作曲家。 歌劇「椿姫」は、日本人好みの名オペラ

幕が上がれば、
照明、舞台装置、演出、衣装、合唱に至るまで すべてが オペラ背景と同じ設定。

今日の舞台は オペラではない。
あくまでも 個々のオペラの 名場面集なのだ。
それが、1曲 終わるたびに、 装置、照明、衣装、歌手のすべてが すり替わり
客は 大急ぎで 暗転中に頭を切り替え、次の場面に備える・・・

と、再び 照明が灯り 次の名場面が展開する・・・
といった趣向。
指揮者は 名だたるイタリアオペラの著名な作曲家サウンドを 忠実に、明確に 聴衆に提供する ← これは、凄い事なのです!!

そして プッチーニのオペラ「トスカ」で ヒーロー カヴァラドッシが歌うアリア 「星は光りぬ」が始まるやいなや
前奏の時点で すでに ウルウルのチー
クライマックスでは 遂に感極まって 号泣・・・ (大丈夫 無声音でした)
演奏後は いつ止むやも知れぬ ブラボー! の嵐〜

と、久々に 身も心も ゴージャスなひと時に浸れた 二人なのでございました〜

ただ、ある一曲の解釈をめぐって、 夫と珍しく対立。
今回は 双方 一歩も譲らず・・・
で、決着は 酒の席で 是非 ということになり、
今度も ネットで紹介いただいた 手羽先の山ちゃん へ、
いそいそと向かったので ありました。



芸術文化センター前で


展望台つき
名古屋テレビ塔


芸術劇場大ホール
エントランス

山ちゃん 万歳

 コンビニのお兄さんに道を聞き聞き 「山ちゃん 太閤店」へと急ぐ。
青春きっぷは 時間にうるさい 急がねば!!

広い道路を隔てた 警察署のむかえに、何とも 場違いな 看板 発見!!
若いカップルに続いて、ドドッと 押し入る。

「あぁ 申し訳ございません。たった今、席が埋まってしまいました〜」
と、お姐さん。
顔はカワイイのに、言う事 えげつない。

「そうですか〜」
と、店から去ろうとするミツの足を引っ掛け、
「えっ! まさか 予約が要るの? そんなアホな。 こっちは大阪から わざわざ来たんやで〜」 
と、詰め寄る。

いやぁ〜 何事も 言ってみるもん である。
「では、せっかくですので 他の店を あたってみましょう」
と、お姐さんは JRの高架越しの店に 電話で取り次ぎ

「あぁ〜 何とか いけそうでございました」
と、山ちゃん地図を示す。
心バラ色で 地図を覗き込む二人。 なんと 市内一円 山ちゃん ギッシリ!
この地図で判断する限り、名古屋は 山ちゃん だらけ・・・である。

穴場的ロケの 山ちゃん柳橋店
制限時間と相談しながらも、盛りだくさんなメニューに 散々ホンロウ、
とりあえずのビール、手羽先。

お待たせしない がモットーの山ちゃん
さすが〜 すぐに出てきた手羽先 思ったより小さい  の一切れに、恐々 手を伸ばす。
(何じゃ こりゃ〜!!)
これは↑ 声には出していない。

テキは、秘伝タレに漬けこまれ じっくりと揚げられ、コショウと自然塩で、いくぶん しょっぱい。
それが、ビールの苦味と こん然一体になり・・・
「うわぁ〜 たまらん!!」

手羽先といえば 今まで 根菜煮込みくらいしか芸のなかった 我が家の食卓
目下 えもいえぬ絶品の味に遭遇して もはや感嘆詞を、洩らすのも、はばかられるほど・・・
これは 凄い!!

ところで 他も やりますか と、時計を見い見い
「ドテ煮、とは 何でしょう〜?」
と、尊敬のまなざしを 店員に向ける。

「モツ煮込みでございます 豚の・・・」
豚 ですか〜 ちょっと 勇気いるかも。
でも、この際 命預けて オーダー!

と まばたきする間に 運ばれて来た ドロドロの物体。 やっぱり 早い!
を、こんにゃくと一緒に 目を瞑って・・・
旨い〜!
快挙だ!!
ご飯ちょうだい! 
もう 煮汁かけたら何倍でも お替わりできそう〜
と、未練を残しつ 店を後にする。

こうして、先ほどの「曲の解釈」の事など、すっかり忘れた二人は
ラストスパートよろしく 大いなる盛り上がりの中
めでたく 名古屋漫遊記の 幕を閉じたので ありました。

東京と大阪に挟まれた 中途半端な地理にある名古屋。
かつては それを 「置き去りにされた 地域」と噂された事も・・・
だが、新空港建設や 「愛  地球博」 の追い風に乗って、
生まれ変わった名古屋は、今や 元気 元気!!

JR ローカルラインの、エコノミー症候群と戦う自信さえあれば
青春きっぷ期間中に 物見遊山に 出かけてみるのも、一興。
もちろん こちらの二人も 再来名を誓って 帰阪した のであります。



山ちゃん太閤店
入口


山ちゃん 柳橋店
入口


手羽先と、ドテ煮


デパ地下で おいなりさん


ポンパドールの
デニッシュパン


 ← セントラルタワーズ 概要 

 ← 愛知芸術文化センター

 ← みそかつの矢場とん

 ← 手羽先の世界のやまちゃん

                                


たとえば 人を案内する U   チーの山行 番外編 》

5月11日(水)晴れ

地図・・・・ ← 神戸 三宮界隈

【大まかな行程】
   
家10:10→阪急塚口→阪急三宮→(地下鉄)→新神戸駅

新神戸→布引の滝→布引ハーブ園→(展望レスト)(グラスハウス)→加納町のうどん屋さん→三宮高架下商店街→元町→中華街→メリケンパーク→ハーバーランド・モザイク→
阪神西元町駅→(神戸高速鉄道)→西代駅→実家→西代駅

山陽電鉄 西代駅→阪急塚口→家18:40



《今日までの いきさつ》

2年ほど前だったか、イギリスに住む友人を頼みに ドイツに行った折、
D市の観光案内所()に飛び込み 宿泊交渉をしていたら
受付の兄さんの英語が 突然 日本語に変わり、
あっけにとられるチーたちを尻目に、
「ボクは日本が大好きです」
と のたまわった その日から、彼との付き合いは始まった。

トト君
Thro・・・ で始まる 彼の名を 私はフルネームで読めたことがない。
仕事は 街の観光案内 兼、イベント企画・・・
たまたま その日 その時間 その案内所に
在勤していた事がご縁で、メル友になった。

昨年の正月だったか
トト君、4度目の来日の際には 示し合わせて新幹線の新神戸で落ち合い
神戸観光へと繰り出した。

チーは終日ご案内 のつもりだったが、トト君から 2時間だけ と言い渡され、
徹夜で立てた(?)プランというプランをかなぐり捨てての 中華街 市役所展望台・・・
時間は 瞬く間に経過。
それでも 「楽しかった」 と、言ってもらって
それ以降も 度々 メールを交換する。(もちろん 日本語)

旅好きのトト君が メールに世界の訪問地の写真を付けてくるのに
こっちはネタがない しょうがない 
と 山の写真なんかを ペッタン ペッタン 貼っているうちに
山にも 行ってみたい 見てみたい と、言い出す始末・・・

調子に乗って 山は良いよ〜 日本は良いよ〜
と、やってるうちに、今回の5度目の来日で ついに2泊、うちにも泊まってもらう事になった。

《何かと大変  チーの一日》

よその人が家に泊まった経験のない我が家は、数日前から てんやわんや・・・
チーは山のお誘いを ドタキャンしての 入れ込みよう。
大丈夫かいな〜

外人の個人旅行者は 大抵 JR線フリーの「鉄道パス」を買ってくるので、
移動はJRが最も便利。
ただ、例の事故で 最寄の塚口駅は不通。
で JR尼崎まで送迎 という事に なってしまった。

やはり 事故の話は ドイツにも つつ抜け。
トト君も 列車○△装置の話さえ 知っていて
運転手が、時間に遅れて急ぎすぎた事、世界に冠たる日本のダイヤ信仰が崩れた事など
何から何まで よーく  見知っている。
なんか、驚きを通り越して 恥ずかしくさえある。

気を取り直し 1日だけの神戸観光のプランを 入念に練った。
布引の滝→港周辺(散策)→須磨(車窓)→明石大橋(車窓)→チーの実家
親が「寿司でも取ろか」 というお誘いは 丁重にお断りして・・・

観光前夜 ミツにアッシーを頼んで 尼崎駅で合流。
さっそく家に お連れする。

ウエルカムティー
桜餅は 葉っぱごと食べる
と、ご教授
トト君からのお土産
街のシンボル

一夜明け 朝シャン 普段は取らないという朝食を、無理やり食べてもらって 阪急電車に乗る。
時間節約は 観光には必須。
三宮から 地下鉄を使って 新神戸着11時。

日本の滝100選にもなった
布引ノ滝
← 雌滝    雄滝
 
←ウツギ
ヒラトツツジ→

 
 何れも満開
滝の茶店
きたんお(?)
と読んだ

どうだい!
あなたが今までに2回も降りた新神戸駅の裏手には 日本100選 布引ノ滝 が あるのだー!
と、バスのりば東から 山道に入る・・・
ホラ! 純白のウツギ 淡いピンクのモチツツジ・・ 満開だよー
ウハハ ついてるねぇ〜! 
もっとも喜んでるのは、チーの方 だけど・・・

展望所に登る。
むろん 初めて高台から神戸港を眺めるトト君は、
「凄ーい!」
の連発。
しかし、港の展望は こんなもんじゃ ない!
と 口惜しい。
右手の階段を駆け上がり
高々10mほど上、先ほどと いくらも変わらぬ地点に場を移す。

すぐ横を ハーブ園に上がる ロープウェイ ゆらゆら〜
「あれは どこに行きますか? どこから乗りますか?」
と、トト君
「残念ね! ずーーっと下の方から だから 遠いよ〜」
「じゃ〜 歩いて登れますか?」
ときた。

予定変更
ハーブ園追加。

展望所からの港
トイレあり
ハーブ園に続く車道の横に
ロープウェイが・・・
案外 近かった
ハーブ園 南ゲート(10分ほど)

自称 神戸っ子のチーだが、ハーブ園に歩いて登るのは 今回が初めて。
もっとも 車道の上 すぐが 南ゲートで、なーンだ と拍子抜け。
反対側から 道も来ている。
(よし 下りは これを行くかな)

ハーブ園のゲートには すぐに入れたものの、
各種ガーデン レストハウス、香りの資料館、グラスハウスなどなど
園内は結構な広さ。
てっぺんの資料館で、香りを嗅いでの性格診断
外人も嗅いでみぃ〜
と、悪乗り。
3種類の香りから 判断した トト君の性格は 
「静かで落ち着いた雰囲気、おっとりタイプ、人との言い争いを好まず・・・」
いやぁ 当たってるわ〜〜

園内をあっちこっち引っ張りまわして ちょっと、カステラでも・・・
の小休止。
暑いのが超ニガテなトト君には グラスハウス見学が、かなりキツそうだったけど
ガラス張りの特徴的な館は 下界からも確認できるので、
後々の目印になって お勧めだ。
1時間なんて あっという間に過ぎてしまった。

今度こそ ほんとに下りるよ!
と、ロープウェイで下ろうとする トト君を
「こっち こっち!」
と、さっきの下山路に引っ張る。
(もしかして ロープウェイ 乗りたかったんかなぁ)
なーんて、今ごろ気づいても 後の祭り・・・

グラスハウスを
バックに
ロープウェイ
駅前広場

ここからの展望
ドイツと
同じ風景
香りの資料館
ハーブ園からの
展望

まもなく、工事の終わったばかりの エメラルドグリーンの貯水池が眼下に見え始め
木立ちの中をジグザグに下りていく
なかなか コンパクトなハイキング気分。

新神戸に到着 2時前(!)
どおりで お腹が空いた。

神戸には 名だたるパン屋が たくさんあり
そこでパンを買って、港で海を見ながら食べる。
というのが チーの神戸での 楽しみの一つ。
で、トト君にもそれとなく勧めてみるのだが、パンは嫌だと、顔に似合わず(?)カタクナ。
まぁ、パンならいつも食べてるもんねぇー  しかたないな〜

何はともあれ、
空腹がすでに 極限状態に達しているので、
交差点のうどん屋へ 信号待ちついでに飛び込み
今日のお昼 「から揚げ定食、うどん付き」 
「これ どう?」

来日してから 3日間 京都にいたというトト君だが
さすがに 「本日の定食」 というのは 初めて らしく
「お皿が たくさんですね」
と、大喜び。
あちらでは ランチはワンプレート と お決まりらしい。

夜はネオンの東門筋 ごちゃごちゃした高架下、
元町のリッチな商店街なんかも 一応 目に収めてもらって
中華街からメリケンパークへと南下する。

阪神高速下の2号線は ちょっと渡るのに 手間取り
ただいま 3時10分・・・
ようやっと ポートタワーを見上げる位置にこぎ着け 
これに 実家を加えれば 須磨 明石は・・・
ムムム どう考えても 無理 だな〜

うどん屋さんの
定食
中華街に遊ぶ
トト君

以前 から揚げが
脂っぽいと言った

その後も 結構歩いた。
中突堤の突先まで行って、港の風に吹かれれば
対岸を指して ハーバーランドにも行こう と 
観光船乗り場わきを、小走り。

山の中腹には 先ほどの、ハーブ園。
海の向こうの関空 霞んで見えないけれど トト君の目には映るらしく
ようやっと モザイク(ハーバーランド)の端っこまで こぎ着けて
ベンチに倒れこみ
「あぁーしんど! もう これ以上は 歩けませんねぇ〜」

観念の阪神電車で、実家へ向かう。

「チーさん 歩くの とても早いですね〜」
って、よく言うよー!
こっちは あなたのコンパスに合わせるのに 必死だったのに・・・

震災の被害が大きかった長田の両親に 震災を語らせれば とどまる所なく 
神戸弁の早口を、逐一通訳しての どうにか会話。
トト君は甘いものがダメなので・・・
と 譲歩の赤穂 塩饅頭 ← これがまた 究極甘かった!
神戸名物 瓦せんべい
トト君 今度は おやつ攻め・・・

母の木目込み人形を紹介すれば
あまりの量に 固まるトト君。
パパの撮影の嵐にも ピースして (^_^)
なんとか、かんとか 面目を保つチーである。

メリケンパーク
チーくらいの年齢の
ポートタワー
ギャルであふれる
モザイク
木目込み人形
ボケ防止が高じて
目下 ケースいっぱい
お好みパーティ
ミツ君アッシー
ごくろうさん

「いやいや 楽しかったね!」
と、コープでビールを買って 我が家到着 7時前 (゚o゚)
もう 何をする気力も残っておらず
最後の晩餐(?)は、ささっとお好み焼きパーティーになってしまう。
意外にも マヨネーズは太るから と敬遠するトト君。

夜中にも飲む という事で
今日も近くのコンビニに 一人 買出しに出かけ
真夜中まで 一人静かにやっている。

ドイツでは大瓶一本50円
それを 毎日5本 夜中に空ける習慣とか・・・
食べ物には事欠かない日本人には とうてい 理解できない日常だ。

 ← 神戸布引 ハーブ園 公式HP

 ← 神戸港振興協会 公式HP