相も変わらず雨は止みそうにないけれど、ま、どうにかなるかのゲレンデ歩き
のっけから、ウツボグサに捉まる。
スパッツも着けずに、バッサバッサと草むら侵入したり、植栽のヤマボウシにこだわったり、(笑)
咲き始めてるノリウツギ、ブタクサが、雨の中で、あっけらかん。(笑)
ふと、ヤマオダマキに駆け寄って、心を込めて撮ったけど、
まさか、この先、ずっとオダマキが続く、、なんて、(笑)
ノアザミや、半眼?のコウゾリナ、ヨツバヒヨドリ、
こういうとこには、ササユリだってあるだろう、、すぐ見つかる。(笑)
でも、蕾ばかりで花がない、、やっぱ季節が遅れてるのかな?
ヒメジョオンにルリシジミ蝶が、いっぱい集って、なんか、平和そのものって感じ。
シャワシャワしているアカショウマ? とか、ヤグルマソウに見惚れていたら、
今、どこ歩いてるんだか分からなくなってきた。
ま、どこなと歩けばいいんだろうけど、、
スキー場は草むらで
露の滴ってるところに突入するのはイヤだから
とりあえず作業道を回り込んで、リフト終点まで行ってみて、
ガスにけぶる山並みを眺めて、、
はぁ〜
誰もいない。
雨は止んだが、
お腹は空いた。(笑)
道標の 「乗鞍青年の家⇒」に従う。
道は泥んこビチョビチョなので、施設のベンチでお昼にしよう。
「青年の家」の駐車場は、車がいっぱい、
マイクロバスまで数台きてて、俄か騒がしムードになる。
ちょうど昼時で学生さんの出入りも多く、見惚れていると写真を頼まれる。
聞けば、駅伝の練習らしい。
こんなとこで練習できるなんて、、、なぁ。
食後、林の中を散策。
いろんなものが目に留まる、、さすがや、、
まだ1時過ぎなので、日影平山を目指す。
実は最初に、そっちへ行くはずだった。(笑)
カラマツに、ツルアジサイが絡まっている。
足元には、終りかけてるズダヤクシュ。
この花の花期って、いったい、いつなん?(笑)
やっぱりここにもヤマオダマキ、
タニギキョウ、サワギクも清楚に咲いて、全く気を抜かせてくれない。
峠に着いて、
どうする? 山上まで10分だけど行く? 藪山らしいけど
うん、行く。
息絶え絶えのギンリョウソウに励まされながら、日影平山
13時45分
苔むした幹、ツバメオモトが実を付けていて
屋久島みたい、、ふと思う。
(誇大妄想)
峠に戻り、直進したら御嶽展望台だと。
どれが御嶽やねん、って?
晴れてたって、樹木の茂りで怪しいもんだわ、、(笑)
右折して下ればゲレンデに戻ってしまうので、直進で、展望の利いた「かぶと山」を目指す。
北アルプスなんて、見えるワケないんだけど、(笑)
さざめし春は賑やかだったでしょう樹林帯を、アップダウン、
やがてゲレンデからの道と合流し
浮石に気をつけながら、5分ほど急登に喘ぐと、リフト終点の原っぱ。
どうやらここが「かぶと山」
エライしんどいと思ったら、さっきから日が射してきてて直射がまとも!
真夏みたい。
休憩を兼ねて傍らの展望図に見入る。
ここに描いてある、どの山もガスだけど、
麓のホテルや高山市街なら、何とか見えてる、ま、こんなもんか。(笑)
ちょっと休憩して、さっきの分岐から戻ろうと下りかけたら
正面に日影平山。
あれの向こうが乗鞍岳か、、ふーむ、
ゲレンデには、相変わらずのシジミチョウ
花はアザミにウツボグサ
雨が止むと、ニガナの花も賑やかだ。
翌日、白木峰へ