早朝に尼を出て、新幹線、静鉄ジャストライン、椹島ロッヂの送迎 (とは名ばかりの) バスを乗り継ぎ
一日がかりで前日のうちに椹島に入る。
椹島は、レストハウスや白籏史朗記念館まである、結構なリゾート施設で、
東海フォレストの本拠地だけあり、お風呂もお食事もなかなかのもの。
ただ、明日の辛い登りを思うと全くもって落ち着かず、こっちに来てからソワソワドキドキ。
そもそもここには
「男」 が多い。
バスのトイレ休憩だって、列になってるのは男の方だし、山ガールとかはまず見かけないし、最近の山には付き物の黄色い声も聞かれない
目を上げれば、むっさいオッサン!
あ、しろくまさんのことではないですよ、、でも、こういう
「男の園」 ってのに、ゼンゼン馴染めないウブな淑女、(あ、私か)
イテッ!
とかは、さっきから、目のやり場に困ってまして、、
イテテッ!
そんなこんなで一夜明け
5時朝食をとっとと済ませた人から、ロッジ奥の鳥居に向かって、さぁ、ここからがスタートしま〜す。
5時50分
まだ十分、眠いんですけど。
林を抜けたら林道に出て、それを右折でしばらく進めば滝見橋
その手前を左に入って、河原沿いをトラバース気味に進む。
奥西河内の吊橋を大騒ぎしつつ
(見たいお方はどうぞ↓) 渡り終えたら、いよいよ広葉樹林帯の登りに入っていく。
ここからはほぼ無展望、無味乾燥な登りが続く、これぞ南アルプス名物の樹林帯憂鬱坂(仮称)
足元にはイワカガミやちょこちょこシャクナゲ、、でも花芽などは無きに等しく、、いつの間にやら岩場の急登をワシワシ登ってるワシ、いや、ワタシ。
何が面白くて、こんな道を付けたんじゃ!
などと不平を言う人など一人もおらず、ただ黙々と登ってはる。
ナビに入れてきたルートから大きく外れ、目下、辿るはずのない鉄塔下を通過中、、この辺りは崩落とかで、しょっちゅう道が変わるらしい。
と、間もなく左からの道と合わさり、歩き出しから1時間半ほどで「岩頭の見晴し」と、札の掛かった所に着いた。
えっと、あれは奥聖でしたか?(もう忘れてる?)
その先で林道と出合い、後続の人に道を譲ってちょい休憩しませう、、傍らにはヒヨドリバナが満開だけど、撮りに行く気力などサラサラなくて、、
イケませんで、そんなことでは!
鉄梯子を上がれば再び鬱蒼とした山道になる。
次のターゲットは小石下の三角点、、ここも推して知るべしで、ただ「三角点」があるのみ、、(笑)
その先で、ちょっと下りになって、下らなくてもいいのにと思っていたらさっきの林道とまた出合い、、
林道と並行しているならそのまま林道を歩けば?
いや、暑いですよ、炎天下だし、
ですよね〜(笑)
その林道は、かつて皇太子さんが車で千枚小屋近くまで上がられたという曰くつきの道で
そんなんずっこい!
私も今度、生まれ変わったら、ゼッタイに皇太子と交代しぃ〜
バンザーイヽ(^o^)丿
アホなことを考えてる間に清水平の水場に着いた。
どこが平や? って感じのただの斜面!
文句を言わずにさっさと降ろしてお菓子を食べて、休まないと進めない!(笑)
恐る恐る、水場の水をボトルに汲んで飲んでみる、冷たくて美味しい、、やぁ、飲めたわ! \(^o^)/
もしも飲めなかったら、ここでアウト! もう引き返すしかなかった、、
まさに「運命の分かれ道」だったのでした。
次は蕨段だと言われても、わらび餅が段々になってるワケがなく、どうせ「三角点」があるだけでしょ!
大正解!(笑)
そういう軟弱モノを労うように、これでも読めと言わんばかりの目新しい説明板が、随所に設置されている。
2/7から5/7まで上がって来て 標高も2100mになり、広葉樹林も、いつしかダケカンバ、シラビソに変わって、、
そして、ついに待望の見晴台。ヽ(^o^)丿
見晴台いうても、単にさっきの林道と登山道が交差したとこ。
でも、ここが唯一の展望地、、、なので、せいぜいここで大休憩して、景色も楽しみ、、グゥ〜〜、、
腹も減ったぁ〜
そう、朝ごはん5時でしたから。(笑)
まだ10時台だけど、ここでランチ♪
いやはや、申し分ない青空に、申し訳程度の展望で、(笑)
とはいえ、ここからは千枚岳、悪沢岳、鞍部の荒川小屋、赤石岳など、
今回のコースのほぼ全てが、ずらりと並んで見えていて、ヽ(^o^)丿
もう、だいぶ来たねと、地図を広げてほくそ笑むけど、本当にキツカッタのはここからで
陽も高くなり、気温も上がって、空気も次第に薄くなり、
さらには、この如何ともしがたい「木馬道」
木馬道!
まるでメリーゴーランド!?
そもそも「木馬道」とは昔、伐採材木を木そり(木馬)に乗せて、人が引き降ろしていたという作業道で、
見上げれば確かにまっすぐで、イヤになるほど、どこまでもどこまでも、線路のごとく上に延びていっている、もう疑いようのない上り坂!
あぁ〜
私はシャリバテもあったのか、この登りがとにかくキツくて、あ〜きっと南アルプスに試されてるんだぁ、、
と、深い溜息をつくのでありました。
そうこうするうち駒鳥池が眼下に見えて、休憩がてら、ちょっとそこまで下りてみれば
針葉樹に囲まれた静かな池。
ナイス!
なぜか駒鳥池の案内板には、南アルプスに渡来する駒鳥のことが記されてて、駒鳥がほんまに来るの?
姉妹で?
駒鳥池を過ぎればゴールが近づき
トラバース気味に登っていけばやがて千枚小屋のエンジン音が聞こえてくる、、え、聞こえません?(笑)
人によっては聞こえなくても、ゴゼンタチバナ、セリバシオガマ、カニコウモリなどがパラパラと出てきたら、
そら始まったと言わんばかりにギャァギャァと喧しく、、(笑)
やがてネットを張りめぐらした弥山のような花畑になり、そして待ちに待った千枚小屋!
ようようのご到着でございます。
13時20分
あ〜しんど!
もうこれで、しばらくは下りへんでぇ〜 (^O^)/ (笑)
【出逢った花】 抜粋
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| イブキトラノオ |
ホソバトリカブト マルバタケブキ シシウド |
・・・これが、お花畑だす・・・
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